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このように、フォニックスのルールを知っていれば、意味が分からない単語であっても推測で読めるようになります。 つなかん 推測で読めるようになれば、文構造の理解にもつながります。
2学年上の長女に続き、次女も小学校生活がスタート。初年度なので、ゆっくりフォニックスを一文字ずつ覚えている途中ですが、お姉ちゃんを真似して早くも正しい英単語をつづりたい気持ちになることも … phonics(フォニックス)とは。意味や解説、類語。音声学的解釈に基づいて、綴 (つづ) りと発音の関係を語学初心者に学ばせる指導法。 - goo国語辞書は30万2千件語以上を収録。政治・経済・医学・ITなど、最新用語の追加も定期的に行っています。 ・フォニックスのルールが当てはまるものは、単語全体の75%にすぎないので、万能ではない。 ・ルールを覚えることが目的になってしまう危険がある。 ・日本ではまともにフォニックスを指導できる教員がほとんどいない。 フォニックス/ Phonics フォニックスってご存知ですか?ここで知らないよ!って方はフォニックスを知る事でこの先の英語の勉強が大きく変わってきます。 実際に私はカナダに移り英語の勉強をする上で、 … ✖ 「旅行に行く」=Go to travel ではありません!!こちらのYOUTUBEをみて、「やっぱり皆さんに伝えないと!!」と思いました。本当に、このやり方に切り替えると英会話はグンと楽になります!!大体の方はこれをやろうとしてしまうのですが、実はこのやり方で英語を話そうとしている限り、と、日本語基準で考えず、英語の世界を見ながら英語を学んで行けるからです。自分の言いたい日本語を英語に翻訳して話そうとすると、この変な思い込みが沢山ありすぎてとっても苦労することになってしまうんです・・・先ほどご紹介したYumiさんの動画の中では 、英語で大切な「品詞」や「単語のニュアンスの違い」などもお話されていてとってもわかりやすいので、是非ご覧ください。今、とっても話題になっている、皆さんご存じの「Go To Travel」事業。今は「私」ではなく「私の母」=彼女について話しているので、herになる。日本語の単語を英単語に置き換えれば、同じように英文がきれいに出来上がるわけではありません。☆6時間で英語の発音が変わる!聞こえ方が変わる!フォニックスレッスン☆新型コロナウイルス感染症の影響により大打撃を受けた観光業や飲食業などの需要喚起、地域の活性化に向け計画されているものです。「Go To Travel」事業について賛成や反対はひとまず今回は置いておいて、 フォニックスってなに? という方は、まずはこちらの動画からご覧くださいませ。なので、今回の「Go To Travel」事業で、「Go To Travel」=「旅行に行く」となんとなーくインプットしちゃう方がすごく増えてしまいそうだったのでブログでも記事にしました。皆さんも「Go To Travel」という言葉を聞いたり、言ったりすることはとても増えたのではないかな、と思います。そして子どものように素直な皆さんもそのまま覚えてしまわないように・・・! こんな風に日本語と英語をごちゃまぜに考えると、英語を話すのがとっても大変になっちゃうんです!今回の「Go to travel」という言い方は、英語では言いませんが、英語を楽に、確実に話せるようにするためには、こんな風に日本語と英語をごちゃまぜに考えるのを止めて、「日本語を翻訳して、英文を組み立てようとしないで!」ということです。「彼女はすっごくハイテンションでー」⇒ She is very high tension. フォニックスとは音と文字のルールを学ぶ方法。簡単に言うとアルファベットには「名前読み」と「音読み」があって正しく音読みをする方法がフォニックスです。最近では子どもの英語教室で必ず聞くフォニックス、その意味やルール一覧表、オススメの教え方を紹介! 年齢やそれまでの英語への慣れを考慮して、効率的に学習のスピードを調節して、上手に取り入れてみてくださいね。フォニックスは、日本では、英語学習者のための発音トレーニングやリスニングの力などと、セットで紹介されることが多いのですが、もともとは、英語圏のネイティブの子どもたちの読み書きのための学習法です。現状、多くの小学校で、英語の授業時間を捻出するだけでも課題が指摘されており、尚且つ覚えてそのまま使える、定型表現の練習だけでも時間に対してのボリュームはかなりのものです。もう一つは、語学はやはり時間のかかることなので、一週間に1〜2回、数分だけ説明を聞いて練習しても、ネイティブスピーカーでない子どもたちは、毎日何かしら少しずつでもフォローがなければ、なかなか身につかないことがあげられるでしょう。フォニックスは、あくまで音声学習の強化の基盤であり、読み書きのブースターです例えば、”cat”は(スィー・エイ・ティ)ではありませんし、”hand”を(エイチ・エイ・エヌ・ディ)とも読みません。なお、英語に限らず、誰でも1歳くらいになるまでに、母語になかった音は急速に聞き取れなくなっていきますので、外国語としての英語の音に慣れるまでには長い時間を要します。(語学学習で早期教育が大事だと言われるのは、この音声への慣れの部分についてです。)子どもに「オンライン英会話」が人気な理由を知りたい保護者の皆さまへさらに細かく見てみると、フォニックスは、2つの種類に大別されます。4歳〜6歳頃の文字学習の導入期に、音のもっとも小さい単位である音素と文字の関係に着目して、その規則を覚え、正しいスペリングで書けるようになる基を築くために取り入れられているものです。ABC=(エー・ビー・スィー) は、単純に文字の名前であって、このままスペリング通りに読んでも、意味を成しませんね。資格の為の学習となると、さらに途中で論文提出なども含まれるため、学生で一日を勉強して過ごせる状態でみっちり三週間程度、社会人では平均的には2、3ヶ月以上見ておく必要があります。また、一通り文字と音の対応表を覚えた後は、セグメンテーションといって、単語をシラブルと呼ばれる音節に分けて、フォニックスを当てはめて読むようになる段階へと移ります。英語の文字と聞くと、私たち日本人はすぐに26文字のABCを(エー・ビー・スィー) という音とともに思い浮かべますが、実は、英語を構成している’音’は、42音あります。先に①でご紹介したシンセティック・フォニックスと比較すると、単語を見て推測していく視覚優位の学習が中心なので、苦手な音声面へのアプローチとしてフォニックスを捉えている学習者には、やや不向きかもしれません。フォニックスを身につけ、学習の初期段階から自分の発音を英語にチューニングした形で覚えていく、もしくはしばらく経ってからでも矯正する、ということがリスニングの基礎へと繋がります。読めるようになったからといって、ネイティブスピーカーのように意味まで理解できているわけではないので、このあたりも注意が必要です。読み書きは得意、文法もほぼ間違いなくできる、というような英語上級者であっても、中学生以降から英語学習を始め、未だに発音が問題で「同じ文章を紙に書けば伝わるけれど、しゃべると聞き返される」という人は意外に多いものです。この時期を逃して3~4歳を過ぎて初めて英語を聞き始める場合、どうしても発音に母語のアクセントが残ること自体は避けられませんが、フォニックスを真剣にやれば、十分に伝わる英語を話すのには問題ないレベルの発音を身に付けることが可能です。どちらかといえばネイティブスピーカー、もしくは年長者向けで、英語固有の音もある程度聞き慣れていて、少しは文章も読める状態であれば、読み書きに役立つでしょう。二つ目は、アナリティック・フォニックスといって、名前の通り、既に綴りを知っているたくさんの単語の中から、音と文字の関係性を「分析」し、ルールを探っていくタイプのフォニックスです。子どもの言語学習では、学習の習慣化ができるよう、家庭でも工夫して英語時間・環境を作り出す手助けが不可欠です。様々なフォニックス指導者の養成講座が提供されていますが、最低でも準1級に近い2級くらいの実力がある(更にすでにピーキング能力にたけている)英語の先生にほとんど限られている状態、といって差し支えなさそうです。フォニックスは、もともとが読み書きに結び付けるために使われる実践的な手法ですから、フォニックスと並行して多聴多読も取り入れられるケースが多いものです。ネイティブスピーカーの子どもたちで毎日英語を読み書き、聞き、話していても、フォニックスでカバーできるのは、普段使用している語彙の7〜8割程度だといわれています。義務教育では、先生方は自分がフォニックスをマスターすることに加え、不平等が生じないように配慮しつつ、子どもたち一人一人のアセスメント作業が必要になります。舌の位置をネイティブスピーカーやニアネイティブスピーカーの先生にみてもらいながら進めたり、家庭ではyoutubeなどの動画とともに確認したりしながら、丁寧に音と文字を結びつけていく指導が不可欠です。日本語でも、「づつ」や「ちじむ」、「話しをする」など間違い表記はよく見られるので、フォニックスでは「ある程度のルールで正しく読み書きができる」・「発音が格段に上達する」、「継続学習によりリスニングが聞き取りやすくなる第一歩」といった認識でいることが大事です。京都府出身で高校から英語を専攻。大学の英文科を卒業後、都内で食品メーカーの営業職として就職。英語からは離れた生活を送っていました。食べること、料理をすることが大好き!海外旅行をするたびにご当地グルメを食べつくし、帰国後自宅で再現する事が趣味です。人と話すことも大好きなので不自由なく世界中の人をコミュニケーションをとりたいと思い、しばらく離れていた英語学習を再開し、オンライン英会話を活用しながら猛勉強。不自由なくコミュニケーションをとれるようになってからは、色んな情報を吸収できるようになり、得た情報をシェアしたいと思いブログを始めました。なんでも楽しむことをモットーに生きています!先ほど、フォニックスは、言ってみれば「英語の“音”のあいうえお表」といった位置付けのものだとご説明しましたが、日本人の学習者にとっては、読み書きというより、26文字のアルファベットを単体、もしくは二つ以上組み合わせて、英語に固有の音を一つずつ表記したものがフォニックスです。英語を専攻していたり、留学の経験があったりするような先生が、さらにスキルアップのために学びを深めるというイメージです。よって、音の出し方や口の格好の細かい説明などは必要ありません。大人の場合は、フォニックスとは言わず、単に「発音矯正」のような呼び方がされているケースが多いようです。やはり、日常生活のなかでは必要のない言語を空いている時間を活用して、使えるレベルまで習得するというのは、大人でも難しいことです。今回、フォニックスについて色々な角度からご紹介してきましたが、いかがでしたか?しかし、日本の子どもたちの場合は、生まれた時から1日英語に最低でも1時間程度、毎日継続して触れていないと、英語の音を聞いても「スィ」も「シ」も区別がつきません。日本語は子音と母音が必ずセットになって発音されますが、フォニックスでは子音と母音を一つずつ練習ところから始めるので、日本語と英語の違いをしっかり意識しながら、英語らしい発音を身につけていくことができるのです。一応は、「英語育児に興味のあるお母様」も対象に含まれている講座が多いですが、やはり言語学の基礎は勉強したことがあったり、英語か他言語であっても語学を学んだ経験があったり、という方が多いでしょう。この方法だと、アルファベットさえ判別できれば、まだあまりたくさんの語彙を持っていない+全くスペリングを覚えていないほどの幼い時期からでも、導入することができますね。に必須のスキルなので、「音声の入門期に必ずやっておくべきこと」という認識を持っているほうがいいくらいだろうと感じています。というわけで、私の個人的な意見としては年齢にかかわらず、フォニックスを音声面の強化トレーニングのベースに学びたい場合は、①のシンセティックフォニックスをしっかりマスターした後、適宜②のアナリティックフォニックスで復習していく、といった付き合い方が好ましいのではないかと思います。これは、ネイティブスピーカーでも大切な学習内容となっています。一般の小中学校では、すでに英会話をあまり不自由なくこなせるという先生でない限り、このような講座を履修する時間も取れず、義務教育の範囲内では必須にしたくてもできない、という実情があるのです。さて、ここで、よくお受けする質問にお答えしていきたいと思います。そうすることで、“lush”/“rush”/“lash”/“rash”などの細かな違いがきちんと聞き取れるようになり、言葉の意味がセンテンスの中で理解できます。シンセティック・フォニックスは、英国はもちろん、ドイツなど外国語として英語を学んでいる国々でも、音にフォーカスするという視点を、第二言語学習に応用した形で、とても効果が高いフォニックス指導法として、広く普及しています。セグメンテーション自体は、フォニックスを一通りマスターしたあとなら決して難しいことではありませんが、聞いて音節を正しく数えられ、手を叩くなどして語の持つリズムを体感し、ストレス(強く読む部分)もきちんと確認の上、フォニックスと照らし合わせていく地道な作業も大切です。ネイティブスピーカーの子どもたちやバイリンガル家庭で育っている子どもたちの場合は、生まれた時から日常的に英語の音を聞いて、耳が英語にチューニングされているので、音を聞けばどの単語の、どの音のことかわかります。次に、EFL環境〔=日常的には全く使う必要のない中、英語を外国語として勉強する環境〕である日本の学習者がフォニックスを習得することで期待できる効果について、お話していきます。
このように、フォニックスのルールを知っていれば、意味が分からない単語であっても推測で読めるようになります。 つなかん 推測で読めるようになれば、文構造の理解にもつながります。
2学年上の長女に続き、次女も小学校生活がスタート。初年度なので、ゆっくりフォニックスを一文字ずつ覚えている途中ですが、お姉ちゃんを真似して早くも正しい英単語をつづりたい気持ちになることも … phonics(フォニックス)とは。意味や解説、類語。音声学的解釈に基づいて、綴 (つづ) りと発音の関係を語学初心者に学ばせる指導法。 - goo国語辞書は30万2千件語以上を収録。政治・経済・医学・ITなど、最新用語の追加も定期的に行っています。 ・フォニックスのルールが当てはまるものは、単語全体の75%にすぎないので、万能ではない。 ・ルールを覚えることが目的になってしまう危険がある。 ・日本ではまともにフォニックスを指導できる教員がほとんどいない。 フォニックス/ Phonics フォニックスってご存知ですか?ここで知らないよ!って方はフォニックスを知る事でこの先の英語の勉強が大きく変わってきます。 実際に私はカナダに移り英語の勉強をする上で、 … ✖ 「旅行に行く」=Go to travel ではありません!!こちらのYOUTUBEをみて、「やっぱり皆さんに伝えないと!!」と思いました。本当に、このやり方に切り替えると英会話はグンと楽になります!!大体の方はこれをやろうとしてしまうのですが、実はこのやり方で英語を話そうとしている限り、と、日本語基準で考えず、英語の世界を見ながら英語を学んで行けるからです。自分の言いたい日本語を英語に翻訳して話そうとすると、この変な思い込みが沢山ありすぎてとっても苦労することになってしまうんです・・・先ほどご紹介したYumiさんの動画の中では 、英語で大切な「品詞」や「単語のニュアンスの違い」などもお話されていてとってもわかりやすいので、是非ご覧ください。今、とっても話題になっている、皆さんご存じの「Go To Travel」事業。今は「私」ではなく「私の母」=彼女について話しているので、herになる。日本語の単語を英単語に置き換えれば、同じように英文がきれいに出来上がるわけではありません。☆6時間で英語の発音が変わる!聞こえ方が変わる!フォニックスレッスン☆新型コロナウイルス感染症の影響により大打撃を受けた観光業や飲食業などの需要喚起、地域の活性化に向け計画されているものです。「Go To Travel」事業について賛成や反対はひとまず今回は置いておいて、 フォニックスってなに? という方は、まずはこちらの動画からご覧くださいませ。なので、今回の「Go To Travel」事業で、「Go To Travel」=「旅行に行く」となんとなーくインプットしちゃう方がすごく増えてしまいそうだったのでブログでも記事にしました。皆さんも「Go To Travel」という言葉を聞いたり、言ったりすることはとても増えたのではないかな、と思います。そして子どものように素直な皆さんもそのまま覚えてしまわないように・・・! こんな風に日本語と英語をごちゃまぜに考えると、英語を話すのがとっても大変になっちゃうんです!今回の「Go to travel」という言い方は、英語では言いませんが、英語を楽に、確実に話せるようにするためには、こんな風に日本語と英語をごちゃまぜに考えるのを止めて、「日本語を翻訳して、英文を組み立てようとしないで!」ということです。「彼女はすっごくハイテンションでー」⇒ She is very high tension. フォニックスとは音と文字のルールを学ぶ方法。簡単に言うとアルファベットには「名前読み」と「音読み」があって正しく音読みをする方法がフォニックスです。最近では子どもの英語教室で必ず聞くフォニックス、その意味やルール一覧表、オススメの教え方を紹介! 年齢やそれまでの英語への慣れを考慮して、効率的に学習のスピードを調節して、上手に取り入れてみてくださいね。フォニックスは、日本では、英語学習者のための発音トレーニングやリスニングの力などと、セットで紹介されることが多いのですが、もともとは、英語圏のネイティブの子どもたちの読み書きのための学習法です。現状、多くの小学校で、英語の授業時間を捻出するだけでも課題が指摘されており、尚且つ覚えてそのまま使える、定型表現の練習だけでも時間に対してのボリュームはかなりのものです。もう一つは、語学はやはり時間のかかることなので、一週間に1〜2回、数分だけ説明を聞いて練習しても、ネイティブスピーカーでない子どもたちは、毎日何かしら少しずつでもフォローがなければ、なかなか身につかないことがあげられるでしょう。フォニックスは、あくまで音声学習の強化の基盤であり、読み書きのブースターです例えば、”cat”は(スィー・エイ・ティ)ではありませんし、”hand”を(エイチ・エイ・エヌ・ディ)とも読みません。なお、英語に限らず、誰でも1歳くらいになるまでに、母語になかった音は急速に聞き取れなくなっていきますので、外国語としての英語の音に慣れるまでには長い時間を要します。(語学学習で早期教育が大事だと言われるのは、この音声への慣れの部分についてです。)子どもに「オンライン英会話」が人気な理由を知りたい保護者の皆さまへさらに細かく見てみると、フォニックスは、2つの種類に大別されます。4歳〜6歳頃の文字学習の導入期に、音のもっとも小さい単位である音素と文字の関係に着目して、その規則を覚え、正しいスペリングで書けるようになる基を築くために取り入れられているものです。ABC=(エー・ビー・スィー) は、単純に文字の名前であって、このままスペリング通りに読んでも、意味を成しませんね。資格の為の学習となると、さらに途中で論文提出なども含まれるため、学生で一日を勉強して過ごせる状態でみっちり三週間程度、社会人では平均的には2、3ヶ月以上見ておく必要があります。また、一通り文字と音の対応表を覚えた後は、セグメンテーションといって、単語をシラブルと呼ばれる音節に分けて、フォニックスを当てはめて読むようになる段階へと移ります。英語の文字と聞くと、私たち日本人はすぐに26文字のABCを(エー・ビー・スィー) という音とともに思い浮かべますが、実は、英語を構成している’音’は、42音あります。先に①でご紹介したシンセティック・フォニックスと比較すると、単語を見て推測していく視覚優位の学習が中心なので、苦手な音声面へのアプローチとしてフォニックスを捉えている学習者には、やや不向きかもしれません。フォニックスを身につけ、学習の初期段階から自分の発音を英語にチューニングした形で覚えていく、もしくはしばらく経ってからでも矯正する、ということがリスニングの基礎へと繋がります。読めるようになったからといって、ネイティブスピーカーのように意味まで理解できているわけではないので、このあたりも注意が必要です。読み書きは得意、文法もほぼ間違いなくできる、というような英語上級者であっても、中学生以降から英語学習を始め、未だに発音が問題で「同じ文章を紙に書けば伝わるけれど、しゃべると聞き返される」という人は意外に多いものです。この時期を逃して3~4歳を過ぎて初めて英語を聞き始める場合、どうしても発音に母語のアクセントが残ること自体は避けられませんが、フォニックスを真剣にやれば、十分に伝わる英語を話すのには問題ないレベルの発音を身に付けることが可能です。どちらかといえばネイティブスピーカー、もしくは年長者向けで、英語固有の音もある程度聞き慣れていて、少しは文章も読める状態であれば、読み書きに役立つでしょう。二つ目は、アナリティック・フォニックスといって、名前の通り、既に綴りを知っているたくさんの単語の中から、音と文字の関係性を「分析」し、ルールを探っていくタイプのフォニックスです。子どもの言語学習では、学習の習慣化ができるよう、家庭でも工夫して英語時間・環境を作り出す手助けが不可欠です。様々なフォニックス指導者の養成講座が提供されていますが、最低でも準1級に近い2級くらいの実力がある(更にすでにピーキング能力にたけている)英語の先生にほとんど限られている状態、といって差し支えなさそうです。フォニックスは、もともとが読み書きに結び付けるために使われる実践的な手法ですから、フォニックスと並行して多聴多読も取り入れられるケースが多いものです。ネイティブスピーカーの子どもたちで毎日英語を読み書き、聞き、話していても、フォニックスでカバーできるのは、普段使用している語彙の7〜8割程度だといわれています。義務教育では、先生方は自分がフォニックスをマスターすることに加え、不平等が生じないように配慮しつつ、子どもたち一人一人のアセスメント作業が必要になります。舌の位置をネイティブスピーカーやニアネイティブスピーカーの先生にみてもらいながら進めたり、家庭ではyoutubeなどの動画とともに確認したりしながら、丁寧に音と文字を結びつけていく指導が不可欠です。日本語でも、「づつ」や「ちじむ」、「話しをする」など間違い表記はよく見られるので、フォニックスでは「ある程度のルールで正しく読み書きができる」・「発音が格段に上達する」、「継続学習によりリスニングが聞き取りやすくなる第一歩」といった認識でいることが大事です。京都府出身で高校から英語を専攻。大学の英文科を卒業後、都内で食品メーカーの営業職として就職。英語からは離れた生活を送っていました。食べること、料理をすることが大好き!海外旅行をするたびにご当地グルメを食べつくし、帰国後自宅で再現する事が趣味です。人と話すことも大好きなので不自由なく世界中の人をコミュニケーションをとりたいと思い、しばらく離れていた英語学習を再開し、オンライン英会話を活用しながら猛勉強。不自由なくコミュニケーションをとれるようになってからは、色んな情報を吸収できるようになり、得た情報をシェアしたいと思いブログを始めました。なんでも楽しむことをモットーに生きています!先ほど、フォニックスは、言ってみれば「英語の“音”のあいうえお表」といった位置付けのものだとご説明しましたが、日本人の学習者にとっては、読み書きというより、26文字のアルファベットを単体、もしくは二つ以上組み合わせて、英語に固有の音を一つずつ表記したものがフォニックスです。英語を専攻していたり、留学の経験があったりするような先生が、さらにスキルアップのために学びを深めるというイメージです。よって、音の出し方や口の格好の細かい説明などは必要ありません。大人の場合は、フォニックスとは言わず、単に「発音矯正」のような呼び方がされているケースが多いようです。やはり、日常生活のなかでは必要のない言語を空いている時間を活用して、使えるレベルまで習得するというのは、大人でも難しいことです。今回、フォニックスについて色々な角度からご紹介してきましたが、いかがでしたか?しかし、日本の子どもたちの場合は、生まれた時から1日英語に最低でも1時間程度、毎日継続して触れていないと、英語の音を聞いても「スィ」も「シ」も区別がつきません。日本語は子音と母音が必ずセットになって発音されますが、フォニックスでは子音と母音を一つずつ練習ところから始めるので、日本語と英語の違いをしっかり意識しながら、英語らしい発音を身につけていくことができるのです。一応は、「英語育児に興味のあるお母様」も対象に含まれている講座が多いですが、やはり言語学の基礎は勉強したことがあったり、英語か他言語であっても語学を学んだ経験があったり、という方が多いでしょう。この方法だと、アルファベットさえ判別できれば、まだあまりたくさんの語彙を持っていない+全くスペリングを覚えていないほどの幼い時期からでも、導入することができますね。に必須のスキルなので、「音声の入門期に必ずやっておくべきこと」という認識を持っているほうがいいくらいだろうと感じています。というわけで、私の個人的な意見としては年齢にかかわらず、フォニックスを音声面の強化トレーニングのベースに学びたい場合は、①のシンセティックフォニックスをしっかりマスターした後、適宜②のアナリティックフォニックスで復習していく、といった付き合い方が好ましいのではないかと思います。これは、ネイティブスピーカーでも大切な学習内容となっています。一般の小中学校では、すでに英会話をあまり不自由なくこなせるという先生でない限り、このような講座を履修する時間も取れず、義務教育の範囲内では必須にしたくてもできない、という実情があるのです。さて、ここで、よくお受けする質問にお答えしていきたいと思います。そうすることで、“lush”/“rush”/“lash”/“rash”などの細かな違いがきちんと聞き取れるようになり、言葉の意味がセンテンスの中で理解できます。シンセティック・フォニックスは、英国はもちろん、ドイツなど外国語として英語を学んでいる国々でも、音にフォーカスするという視点を、第二言語学習に応用した形で、とても効果が高いフォニックス指導法として、広く普及しています。セグメンテーション自体は、フォニックスを一通りマスターしたあとなら決して難しいことではありませんが、聞いて音節を正しく数えられ、手を叩くなどして語の持つリズムを体感し、ストレス(強く読む部分)もきちんと確認の上、フォニックスと照らし合わせていく地道な作業も大切です。ネイティブスピーカーの子どもたちやバイリンガル家庭で育っている子どもたちの場合は、生まれた時から日常的に英語の音を聞いて、耳が英語にチューニングされているので、音を聞けばどの単語の、どの音のことかわかります。次に、EFL環境〔=日常的には全く使う必要のない中、英語を外国語として勉強する環境〕である日本の学習者がフォニックスを習得することで期待できる効果について、お話していきます。