ネット通販って、利用者も企業も幸せにするの? (09/01/27) いま表示している記事 ネット通販って、利用者も企業も幸せにするの?(後編) ネット時代に成功する会社とは? 担当者がするべきこと … 実店舗の場合は、契約時に敷金が掛かりますし、商品やサービスが売れても売れなくても月々の賃貸料も掛かります。ネットの方がいろんな商品を比較しやすいですし、お店に出向くという時間を使わなくても商品を自宅に運んできてくれるから消費者にとっては手軽ですよね。売れるためには売れる文言を考えたり、写真を準備したりするとかなりの労力になります。場合によってはプロのカメラマンに写真を依頼したりすると、費用もかさみます。ただ、インターネット販売でも商品やサービスを気に入ってくれて、リピートしてくれる人も結構います。そうすると段々利幅が減っていき、自分を苦しめることにも繋がりかねません。商圏が違うと全然ニーズが違うので、もし日本の市場で頭打ちだと感じている人がおられたら、海外に目を向けてみるのもいいと思います。インターネット販売では商品を『発送』するので、基本的には手渡しはできません。梱包の手間を考えると、商品を手渡して持って帰って頂く方が効率は良いです。もし同じ商品を売る同業他社がいれば、賢い消費者に商品の価格をすぐに比較されてしまいます。地域で小さなお店を一人でひっそりやっていますが、何かあった時にやはり「あそこにあんな店があった」という風に覚えてもらうだけでも全然違うように思うですよね。そのため、店主が寝ている間に商品が売れていることもあり、時間的制約がないというのは大きなメリットです。自社ECサイトを運営するのもいいですが、手間がかかるし、集客に時間が掛かるのが難点です。ただし、余力があれば自社ECサイトの運営の方が利益は上がりやすいと思います。オンラインショップではこのようなサービスを気軽に受けることはできません。またインターネットショップで売れた場合、商品の発送は実は重労働です。反対に質のよくない商品を写真などでよく見せすぎると、クレームの対象になることもあります。インターネット通販の場合でも、出店料や販売手数料などの費用は掛かりますが、無料から始められるものもありますし、リアル店舗に比べると費用が安く抑えられます。例えば、メガネ店なら眼鏡のフレームの調整やヨゴレ落としなどができます。私はネット販売をしていますが、人の顔を見て商売はしたいなという思いもありました。裏を返せば、人件費が出るくらいの利益を生む体質を作る必要があります。ちょいビズこんにちは!『ちょいビズ』です。 今回のテーマは、 『天候に左右される仕事・ビジネスはつらい 対策は?』です。 私もたまにイベントなどで屋外で仕事をすることがありました。 その時に困るったこ ...一度購入してくれた方がファンになり、リピーターになってもらえるのは実店舗の強みだと思います。私の知り合いでも国内と国外のニーズの差を利用して上手に稼いでいる人もいます。実店舗の場合は、必ず店舗に人がいて接客やレジを担当する人が必要です。オンラインショップなら、インターネット上に商品を掲載・販売・オンライン決済しているので接客やレジ打ちなどをする必要はありません。よく「今日は雨だから人が来なくて・・・」という悩みを聞きますが、ネットならそのリスクが極端に減ります。ネットショップは賃貸契約の審査もありません。敷金みたいに数十万円を払わずにスタートできるので、参入に関してはリアル店舗よりも敷居が低いように思います。インターネットショップでは、商品説明や口コミが頼りになりますが、対面販売は実際に会話することで商品の魅力を十分に伝えることが可能です。ネット販売なら全国・全世界をターゲットにできますが、実店舗は基本的に地域のお客さんがターゲットになるので、商圏的には狭くなります。顔なじみになれば、売り買いという関係以外にいろんな会話に花が咲くのが良いなと思います。インターネットの場合は、実際に試してみることや、触ってみることができないため、消費者が簡単に購入に踏み切れない場合もあります。しかし、インターネットでは写真でしか商品を判断できないので、後でイメージと違ったというようなことも起きがちです。ちょいビズこんにちは!『ちょいビズ』です。 今回のテーマは、『個人は利益率が高い商売をやらないと苦しくなる』です。 私も自営業をしていますが、正直、個人で商売するなら利益率が高いものでないと厳しいと思 ...それに個人で細々としているので何とかなっているというのもあります。ちょいビズこんにちは!ちょいビズです。 今回のテーマは『お店の開店と経費』についてです。 自分のお店を持ちたいと思ったことはありませんか? 私自身、個人で小売業(主にネット販売)を始めて10数年になる ...インターネットでは商品を試すことができませんが、実店舗なら肌触りや香り、サイズなどを手に取って細かく確認することが可能なので、購入後失敗したということが少なくなります。ネット販売の場合、雨や風、雪などの気象の影響を受けにくいです。私は昔、海外に商品を発送していましたが、未着や破損などは月に数度発生していました。日本とは根本的に輸送事業の質が違う場合が多いですね。インターネットでの商品の販売は簡単のように見えて、実はそう簡単でもありません。実際に私もそのようなサービスを受けるために実店舗で眼鏡を購入しました。海外販売ならebayですね。ebayアメリカは日本の商品が飽和状態なので、アメリカ以外の方がいいかもしれないです。実際に私も以前ネットで海外に商品を売っていましたが、日本では売れないもの・売れにくいものがよく売れていました。また、本当は良い商品なのに、文面ではなかなか伝わらないというもどかしい気持ちになることもあります。具体的に言うと、マニア向けなら、ヤフオクでオークションに出品すること。Copyright© ちょいビズ , 2020 All Rights Reserved.小売業の実店舗とネット通販にはそれぞれ長短があるように思います。インターネット上に商品が掲載されているので、開店時間の制約なく商品を販売できます。対面販売なら顔見知りになり、会話をすることでリピーターになって頂けることも多いですが、インターネット通販ではそのようなことはなかなか期待できませんね。今回のテーマは、『管理番号(連番・ナンバリング)や商品発送元のラベルシールを作る方法! ラベル屋さん10』です。 今回の情報は以下のような方におすすめです。 メモ インターネットで商品を販売している人 ...私の場合、実店舗は「販売店」という感覚よりもむしろ、「事務所」に近い立ち位置です。もちろん商品は置いていますが、あんまり売る気がないし、大して宣伝もしてません(笑) ネットショップ運営において最大のリスクは何か知ってますか?それは「在庫」です。ネットショップを運営してみれば分かることですが、資金のほとんどは在庫に消えていきます。人件費、販促費なども確かに大きいのですが、それ以上に桁外れにお金が掛かるのが”仕入れ”です。
通販/ネットショップで売上をアップさせるにはどうすればいいのか?ec業界では欠かすことのできないリピート対策の基礎知識をご紹介します。なぜリピート化が重要なのか?をはじめ、リピーター作りのやり方、まず取り掛かるべきことがわかります。 テレビcmなどでもネット自動車保険の広告をよく見かけるようになってきました。ネット自動車保険は保険料が安いことが特徴ですが、どうして保険料を安くできるのでしょうか?そのからくりと、デメリットの有無について紹介します。
店舗受け取りのメリットとして、利用者は自宅ではなく好きな場所で商品を受け取るということを大きな利点として考えていますが、コンビニ受け取りやロッカー配送はそのメリットが生きた状態で個人ecや小規模小売店が導入できるサービスとなっています。 また、これまでは、店頭で購入したデータは店頭のみ。ネットで購入したデータはネットのみ。というデータ管理が、当たり前でしたが、オムニチャネルでは、お客様が店頭で『以前サイトからネットで購入したものと同じもの』と要求されても、お客様にお応えできるデータの統合が実現できているため、サービスの向上にもつながります。米国では、ネット店舗の売上構成比が10%になろうとしていますので、日本においてもこのネットの売上が上昇していく傾向は、止められないと思います。上記3の行為、いわゆるショールーミングは、リアル店舗にとって店舗を”ショールーム”として利用されるだけで、実際の売上には全くつながらないので、たまったものではありません。一方リアル店舗の強みは、ショッピングを楽しめることや、店員さんの気持のよいサービスをうけられること、そして、何より直接商品に触れて実際に見ることができる点です。では急進してきているネット店舗にリアル店舗はどう対抗すれば良いのでしょうか?まずは、消費者目線で各々の強みを右の図のように整理してみました。やはりネットの強みは、いつでもどこででも買物ができることや、価格が簡単に比較できるため、より安価に購入ができる点、圧倒的な品揃えや、先に購入した人の意見や評価を参考にできる点です。例えば、お客様が欲する商品が店頭在庫にない場合、その場で自社サイトにアクセスし、在庫と商品イメージ・納期等を確認して販売できる。そして、商品は自宅配送や店頭受取りも可能な上、これまでネットオーダー商品の煩わしい返品も、店頭で返品対応できるといった、お客様の都合でチャネルを連携・融合したサービスを提供します。最短・低コストでのしくみで最大の効果を上げたい私としては(このメルマガを読んでくださる読者の方も同じと思います)このオムニチャネルやO2Oは、大手の企業に任せておいて、もっと低コストで効果の上がる方法を考えて実践する方がいいと思っています。 詳細は、後述・・上記のような、消費者の変化や時流の変化に、リアル店舗は様々な対応をしはじめました。今回は生き残りをかけ、大手や地域のリアル店舗がどう対抗し、どう勝ち抜いていくか?を考えていきたいと思います。そのためには、お客様を知ることが重要なのは当然ですが、ターゲットとするお客様を明確にして、特化していかなければ難しいと思います。ターゲットは広げれば広げるほど、お客様との関係を深めることは難しくなっていきます。大手の量販店小売業は、店舗規模や立地から、なかなかターゲットを絞り込むことが難しいと思いますので、オムニチャネルやO2Oという方法で多くの集客をする方にシフトしていくのでしょう。他社との競争に勝つこととは、勝つまで仮説→検証→実行いわゆるPDCAをくり返すことだと思っています。このようなO2Oのサービスは注目されながら、現在では大手小売業を中心に広がりつつあります。リアル店舗がネット店舗に対抗するというよりも、ネットを活用、融合してうまく来店を促すという試みです。一方地域密着型のローカル小売業などの中堅小売業は、ターゲットのお客様に対して、そのお客様が何を考え、何を求め、何に感動するかを徹底的に考え、お客様が納得する価格・品質・品揃えでの商品構成・売場を提供することが勝つための基本行動(戦略)です。当たり前だと言われそうですが、この当たり前ができていない売場や商品構成をよく見かけます。言い換えれば誰をターゲットに商品展開しているんだろうと思う売場の方がむしろ多い気がします。このオムニチャネルは、サービスの向上・集客という面での効果を狙っているのですが、比較的大きなコストと大きなしくみの構築が必要となります。そこまで効果があるかどうか?この考え方が長続きするか?という懸念も大きいので、大手の企業にしかなかなか踏み込めないでしょう。今回は、『ネットに負けない実店舗の戦略を考える』というテーマで書かせていただきました。例えば、ネットやメールで割引クーポンを消費者に発行してリアル店舗に誘導するとか、ネット上のSNSビッグデータから消費者動向分析を実施して、対応する顧客情報を抽出し、リアル店舗への集客やよりサービスのよい接客につなげるといったようなアクションです。“手ぶら”というサービスは、スマホ利用者がアプリで気に入った商品の”取り置き”を指定しておいて、スマホを持って来店すると、無線で来店を検知し、もともと登録してある情報(クレジット等)を使って自動決済します。そして店員から取り置き商品を受け取ってお買いものが完了するという、まさに手ぶら(スマホは持ってないといけないが・・)で購買が完了するという新しいサービスです。O2Oとは、ネットとリアル店舗を融合して、マーケティングを実施することをいいます。オンライン(O)と(TO)オフライン(O)を効果的に融合して消費者の購買につなげるといった概念です。ここ数年で小売業をとりまく環境はスマートデバイスの普及により激変しました。これまでの店舗へ行ってショッピングを楽しみながら購入するというスタイルから、いつでもどこからでも(24時間、会社からでも、電車からでも、自宅からでも・・)買い物ができる便利を通り越したなくてはならない時代になりました。その時流が示す通り、ネット通販(以降ネット店舗)市場規模は毎年2ケタ成長を続け、調査会社の調べでは2014年度は15.9兆円規模になるという報告があります。それに対して、百貨店をはじめとする実店舗(以降リアル店舗)の売上は年々減少傾向にあり、巻き返しをはかるべく、リアル店舗は様々な対応をし始めました。本年のネット通販の売上が16兆円に迫ると前述しましたが、実際のところリアル店舗の売上に比べ、ネット店舗の売上はまだ1/10以下です。どうこう言ってもリアル店舗の方が圧倒しています。楽天には、スマホ利用者がリアル店舗に行くだけでポイントがもらえるというサービスがあります。消費者は提携している店舗でアプリを起動するだけで、何も買わなくてもポイントがもらえるというしくみです。このしくみは、”楽天チェック”というサービスで、スマホ利用者は店舗周辺でポイントがもらえる提携店をスマホの画面上で確認して入店。店内の指定の場所へ行くと自動的に「楽天ポイント」がもらえるといった具合です。ターゲットとするお客様のセグメントは、年代や性別・家族構成、半径何kmの方等・・企業によって違うと思いますが、これからの時代、時間帯や平日・休日でもターゲット層を意識する必要があると思います。すなわち、曜日や時間帯によって、売場や商品構成、そしてサービス・接遇を変えていくということです。オムニチャネルの意味は、Omuni(全て、全・・、総・・)とChannel(経路、道筋)と、全ての経路とか、全道筋という意味をもっています。ですから、リアル店舗、ネット店舗(モール、自社サイト、通販サイト等)をはじめ、DMやテレビ・ラジオ通販、カタログ通販等々、全ての消費者と小売業の販売経路・流通経路といった接点を連携・統合して、どこからでも商品を購入できる環境を実現することがオムニチャネルの考え方です。しかし、この流れはネット社会の現実です。受け止める他ありません。また、販売側が心を込めておすすめしている内容よりも、嘘か本当か分からないネット上の口コミを信用して、購入を決定していることがほとんどであることも同様に受け止めなければなりません。ネットで買い物する人のほとんどは、商品レビューや口コミ、商品評価(5つ星の5段階評価)を参考にしています。”顔パス”というサービスは、スマホ利用者が専用アプリであらかじめ顔写真やクレジットカード情報を登録しておくと、店舗を訪れた際にアプリを起動することで、無線で来店を店員のタブレットに通知するというしくみです。直接接客することで、決済が売場で行えるので、レジに並ぶ必要もなくなるし、配送依頼の記入等もなくなるといったサービスです。やはり実店舗は、直接お客様と接することができるので、ネットにはできない、「お客様との関係を深める」ことができることが大きな強みです。そのためには、お客様を知ることがとても重要です。現在、ID付POSレシートデータの登場で、お客様をセグメントして分析していこうとする小売業が増えてきました。お客様を刺激しないと売れない時代ですので、商品管理だけでは時流に乗れず、取り残される可能性があることを危惧しての流れでしょう。ID付POSデータ分析やビッグデータの分析は、おそらく多くの小売業がこれから実施していくと思います。しかし、それらを実施しただけでは他と同じになってしまいます。ゆえに3~5倍のパワーを惜しみなくお客様に降り注ぐ事が必要であると私は考えます。また、他者との競争に勝つまでPDCAをくり返すことのできる企業は少ないと思いますので、その事を愚直に実行することでネット店舗にも大手企業にも圧勝できると確信しています。リアル店舗の強み(ネット店舗にはない)は、直接店員がお客様にできる接遇やサービスです。いかにお客様との関係を深めるかが、ネット店舗に勝つための必須条件であると私は考えます。その関係を深めるために、独自のサービスや独自の商品を展開し、本当にお客様の役に立つことができれば、その価値を求めお客様は必ず来店すると思います。もはやこれからの時代は、完全に”店で売る”という発想から、”ターゲットのお客様にどう来店いただき、どう買っていただくか” ”ターゲットのお客様にどう喜んでいただくか” という発想に切り替えなくては、取り残されてしまう時代がきてしまったと言えるのではないでしょうか?このオムニチャネルという考え方は、リアル店舗にとっAmazonや楽天への対抗手段として大きな注目を集めています。勝つためには、相当な努力とパワーが必要です。今までと同じことをしていて何とかなる時代はとうの昔に終わりました。私はリアル店舗がお客様との関係を深め、ネット店舗や大手企業に勝つためには、ターゲットを意識した売場改善や集客活動をこれまでの3~5倍のヒト、モノ、カネを投入しないといけないと思っています。