『来る』(くる) のタイトルで、小説を原作とした実写映画が2018年12月7日に公開。監督は中島哲也。 主演は岡田准一 。. 制作. 澤村伊智「ぼぎわんが、来る」(角川ホラー文庫)【公開】2018年(日本映画)【企画・プロデュース】川村元気【原作】澤村伊智「ぼぎわんが、来る」(角川ホラー文庫)【脚本・監督】中島哲也【キャスト】岡田准一、黒木華、小松菜奈、松たか子、妻夫木聡、青木崇高、柴田理恵、太賀、志田愛珠、蜷川みほ、伊集院光、石田えり、西川晃啓、松本康太、小澤慎一朗【作品概要】代表作『嫌われ松子の一生』『告白』『渇 … 津田梅子が新五千円札の肖像画起用を検討された理由 . 澤村伊智「ぼぎわんが、来る」(角川ホラー文庫)【公開】2018年(日本映画)【企画・プロデュース】川村元気【原作】澤村伊智「ぼぎわんが、来る」(角川ホラー文庫)【脚本・監督】中島哲也【キャスト】岡田准一、黒木華、小松菜奈、松たか子、妻夫木聡、青木崇高、柴田理恵、太賀、志田愛珠、蜷川みほ、伊集院光、石田えり、西川晃啓、松本康太、小澤慎一朗【作品概要】代表作『嫌われ松子の一生』『告白』『渇 … 2024年度から新たな5千円札のデザインとして、津田塾大学の創始者である津田梅子が描かれることとなった。このことは、現代の日本に大きな意味を持つことになるかもしれない。 映画「来る 」ネタバレあらすじとラストまでの結末・動画やみんなの感想を掲載。起承転結でわかりやすく徹底解説しています。来る のストーリーの結末・感想や感想を含んでいるので、観ていない方はご注意ください。この映画のカテゴリーは ホラー映画 です。 物語は、妻夫木聡演じる田原秀樹が、親族の13回忌の法要に恋人の加奈を連れて行く場面から始まります。ラストシーンでベンチに座った真琴の腕の中で知紗が見ていた夢の中。ありきたりのホラー映画のオチを作らない、鬼才・中島哲也監督らしい遊びに満ちたラストシーンではないでしょうか。ジョージ・A・ロメロ監督を偲び、緊急放送が決定! ロメロ監督作品『ゾンビ』の2バージョンを8月4日(金)深夜0:00~ほか放送されるようです! スポンサーリンク CONTENTS1.追悼ジョージ・A・ …知紗とは妊娠して身ごもった加奈のお腹の子に名づけた名前でした。映画『来る』の結末で、クリスマス・イブの夜にベンチで過ごした岡田准一演じる野崎と、小松菜奈演じる比嘉真琴。「お山」というように「御(お)」を付ける場合は、一般的な「山」のことではなく、「お宮」や「お日さま」のように畏敬の念を持たれてきたものになります。ここまで言うと出来過ぎで、コジツケ感がありますが、偶然にしては少しできすぎかなと思います。その真琴の腕のなかには、大好きなオムライスの夢を見て眠っている知紗がいました。ホラーエンタテイメントである本作『来る』。娯楽や楽しみ(遊び)であるエンタメ作品ならではの、シネフィル的な「遊び」を期待していたから、そのように見えたのかもしれません。岡田准一に限らず、今回の作品はそれぞれのキャストが持っている過去作のイメージを観客に想起させることで、エンタメ作品として成立させていたような気がします。野崎と真琴の2人は、知紗の生みの親である田原秀樹と香奈に代わって、父親や母親になるのか、否か。結局、来訪者が誰かわからぬまま、取り次いだ後輩の高梨が大怪我を負い、まるで呪いをかけられたのような謎の死を遂げます。やがて、琴子は“アレ”を調伏するために全国から霊能の猛者たちを召集するのですが、その半数を失ってしまい……。独特の作風で高い人気を誇る中島哲也監督が、2010年公開の『告白』から8年ぶりに、松たか子に依頼した役柄は、国内随一の霊能力者比嘉琴子。訳ありなルポライター野崎役を、日本エンタメ映画に欠かせない存在である岡田准一が演じています。そして琴子の妹である真琴を演じた小松菜奈は『渇き。』(2014)に続き、再び中島組み参戦!映画『ペット・セメタリ―』は2020年1月17日(金)より全国ロードショー! 先住民によって語り伝えられてきた秘密の森、そこに死体を埋めれば生き返ってくる。そう信じた父は娘を森に運びました。それが惨劇 …取り次いだ後輩の高梨に「知紗さんの件で」との伝言を残していきます。“サイテー映画”としてカルト的人気を集めるエロティックホラー『死霊の盆踊り』 「史上最低の映画監督」エド・ウッドが原作・脚本を務め、死霊役の女性たちが延々と踊るだけという内容で、映画史に残るサイテー映 …子供の頃、ケチャップを血に見立てて遊んだ経験があるのではないでしょうか。そもそも映画『来る』のなかで、オムライスとはどのような意味があるのでしょう。それから、約2年の月日が経ち、秀樹の周囲で不可思議な出来事が次々と起こります。中村義洋監督×作家小野不由美 身近でおこる怪奇現象を鮮烈に描くJホラー映画 映画『残穢【ざんえ】-住んではいけない部屋-』は、作家・小野不由美の第26回山本周五郎賞受賞の同名同名ホラー小説を、『予告犯 …Copyright © 2020 Cinemarche実力演技派の岡田准一を主演に迎え、黒木華、小松菜奈、松たか子、妻夫木聡ら注目のキャストで魅せる必見のホラー・エンターテイメント作品。真琴は出会ったばかりの秀樹に、妻の加奈と娘の知紗を大切にしてあげて欲しいと告げると、秀樹は憤慨してその場を立ち去ります。この記事では映画『来る』のラスト結末についての解説と、次回作への思いを紹介していきます。子どもであろうと人間であることで心の闇の深さを持ち、逆に無邪気な明るさは、いっそう恐ろしさを掻き立てるものです。スタンリー・キューブリック監督が唯一撮ったホラー映画『シャイニング』。 原作者は『キャリー』や『IT』『ミスト』などで知られるモダンホラー小説家、スティーヴン・キング。 「シャイニング」と呼ばれる超能 …怯える秀樹と加奈、そして知紗を前に真琴が手に負えずにいると、謎の“アレ”の存在を察知した国内一の霊媒師で、真琴の姉琴子から連絡が来ました。オムライスの特徴といえば色彩でしょう。黄色い卵の上にかかったケチャップの赤さが「血」を彷彿させるのはいうまでもありません。不安にかられた秀樹は、親友で民俗学の准教授の津田を通じて、野崎というルポライターと霊能力者真琴を紹介してもらいました。心配を募らせた真琴は、独自に身につけた霊能力で“アレ”と対峙しますが、そのことが却って“アレ”を刺激して、力を与えてしまいます。本作のような終わり方に、ホラー映画ファンの中には、「面白くない」「怖くないギャグ落ちで苦手だ」「“アレ”の存在がオチに出ないのか?」など、不満に思うこともあるかもしれません。
たった二文字、「来る」というタイトルがとても印象的な今作。「告白」「渇き」の中島哲也が送る「最恐エンターテイメント」は一体何がやって「来る」のか。香奈と結婚し、イクメンパパとして家族を支える。ブロガーとしてイケ◯ヤの座を狙っているかもしれない。オハラです。93年世代で埼玉県に生息しています。映画を中心に・本・音楽・ゲームなどのエンタメについて書いています。あんまりにも消化不良だったので鑑賞後に原作をパラパラ読んでみたらこちらがまぁ面白そうで。映画では冒頭の不穏な雰囲気を醸し出す法事から、その後の結婚式で同僚に疎まれていたりブログに傾倒する秀樹の姿から崩壊の足音が聞こえていますが、小説ではそうではないみたいです。二人とわりとタガが外れてしまっているのですが、それでも最後は親としての顔を見せるところも痺れました。人間的でいいなぁって。小松菜奈扮するサトコ?はいい人だったけどキャバ嬢である意味はわからず。絶対注目度高めるために適当につけたでしょ……。しきりにオムライスと絡みをもたせていたのはわかりましたが、最後に持ってくる意味はあったのか。最後にもってくるのであればもう少し重要な役割をもたせてもよかったような。最後はよくわかりませんでした。もしかしてオムライスが妖怪の正体で仲良くなれてめでたしということだったのでしょうか。あるいは妖怪で埋められていた心の隙間が空き、オムライスのことを考えられるくらいにハッピーになりましたという暗喩か。よくわからん。香菜が死に、琴子が本格的に存在感を出すシーンまではガチガチのホラーで最恐の名に違わなかったです。夫婦の両者が妖怪の手にかけられるシーンはトリック的な面もビジュアル的な面も抜群に巧かった。恋人の香奈との結婚式を終え、幸せな新婚生活を送る田原秀樹の会社に謎の来訪者が現れ、取り次いだ後輩に「知紗さんの件で」との伝言を残していく。知紗とは妊娠した香奈が名づけたばかりの娘の名前で、来訪者がその名を知っていたことに、秀樹は戦慄を覚える。そして来訪者が誰かわからぬまま、取り次いだ後輩が謎の死を遂げる。それから2年、秀樹の周囲で不可解な出来事が次々と起こり、不安になった秀樹は知人から強い霊感を持つ真琴を紹介してもらう。得体の知れぬ強大な力を感じた真琴は、迫り来る謎の存在にカタをつけるため、国内一の霊媒師で真琴の姉・琴子をはじめ、全国から猛者たちを次々と召集するが……。小説は3章立てでそれぞれ別々の人物の視点から物語が描かれ、一章がぼぎわんから家族を守るために奔走する秀樹、二章が秀樹を失った香奈、三章がオカルトライター野崎の視点から描かれます。最後は妖怪をお祓いすることに成功して、ハッピーエンド。オムライスの国でごきげんな知沙の夢の中を描き、エンドロールへ。原色をベースにカラフルに彩られたオムライスの国。知沙ちゃんが幸せそうでなによりでしたがなぜこれをラストにもっていったのか……。対して秀樹はごく一般的な人間が根源的に求める矛盾した欲求をベースにストレートな行動をしていたために気持ち悪さやタチの悪さがよく出ていましたね。妻夫木はまり役だったなぁ……。黒木華も最高。後半の役回りが原作とだいぶ異なっていたのですが、アレはアレでとてもよかった。なんなら妖怪よりも黒木華の方が怖かった。野崎からもらった塩を踏み潰してニヤッと笑うシーンがマ〜〜〜〜ジで怖かった(やっぱり人が一番こわい)。視点の切り替えを用いて叙述することで、完璧な”イクメンパパ”として描かれていた秀樹が妻の視点から描かれる二章でただのSNS、ブログでいい姿をしたいだけのモラハラ夫ということがやっと判明します。いわゆる叙述トリックというやつですね。もうこの展開だけでお腹いっぱいになりそう。その後琴子の登場で物語は急転、超常現象霊能力バトルに発展するということで話の振り幅が異常に広い。映画との相違点も割とあったのでその点でも楽しめそうです。年末のお供は「ぼぎわんが、来る」にしようかしら。Like:ホラー・サスペンス・ミステリー・マーベル・大森靖子・狐火登場直後は得体の知れない魅力があってこの人がどうなるか/どんな人なのかが気になってしょうがなかったのですが、そこまで深掘りされることもなく、彼が主役になる後半は割とダレてしまった印象。登場時にマコトをぶしつけに蹴りつけるぶっきらぼうなキャラでいてほしかった。琴子に殴られてぶっ倒れるシーンが最大の見せ場。秀樹の妻。秀樹のモラハラ、と多忙を抱え育児ノイローゼ気味になる。驚いた。冗談抜きに今作で一番怖かった。「リップヴァンウィンクルの花嫁」の印象がとても強かったので、彼女の新境地を(勝手に)みた気がしました。素晴らしい!最後まで妖怪がどのような存在かは明かされませんでした。最終的に知沙ちゃんの心のスキマに入り込んで友達みたいな感じで仲良くやっていたという認識でよかったのでしょうか。秀樹が亡くなるシーンで妖怪が電話で知り合いの声に扮するという見事な手口を披露(携帯にかけてきたのが妖怪だった)。あのシーンはほんとにゾクゾクが止まりませんでした。 対して香奈のシーンは物理的に恐怖を醸成。あのビジュアルは誰が見ても恐い。なお小説版はもっと恐ろしい登場の仕方をしてくるようです。キャラ紹介で気を引くだろうという理由だけで職業をキャバ嬢にさせられてしまった不遇の人物(原作ではキャバ嬢ではない)。作中でキャバ嬢らしい場面は一度もない。もはや小松菜奈にも見えない。ここまで変われるのはすごい。どことなく消化不良な印象になりました。全然来なかったし、正体はわからないし。田原一家の話はモラハラ夫、育児の難しさという普遍性のあるテーマで見ていてとても面白かった(気持ち悪かった)のですが、野崎とマコトのコンビに話が移ってからはテーマを話を進めていったのかがよくわからなくなって「結局なんだったんだろう?」という思いを抱いて終わってしまいました。全体的に映像はスタイリッシュさを意識していたのか「オッ」と感じられるシーンは割とありましたけどね。琴子が現れてからはバトルものに急転換。名だたる霊能力者が各地から埼玉県に集い、「お祓いバトル」が始まります。なんだそれ。これはこれで面白かったけどどうせ展開を変えるなら映画「コクソン」くらいネタに振り切った感じでやればよかったのにな〜と思ったり。そうだったとしても行動規範がばらばらで大味すぎる印象は否めず。子供の幻覚を映しだすのも意味がわからないし。原作はしっかりと描かれているようですが、映画を見るだけではよくわかりませんでした。原作は第22回日本ホラー小説大賞を受賞した「ぼぎわんが、来る」(澤村伊智・著)。原作は民俗学をベースに「ぼぎわん」という妖怪の正体に焦点が当てられていましたが、今作は人間の心の闇に迫る構成になっています。とくに野崎についての人間性の掘り下げが浅かったと言うか、それなりに時間を割いて「失うことへの恐怖」を描いていたにも関わらず「じゃあどうしてそうなったのか?」という部分がわからず、なかなか感情移入できなかったです。そもそもオカルトライターなんて、なにか特殊な動機がないとそれで生計を立てようなんて思いませんよね。登場時はめちゃくちゃイケててキャラとしての魅力が半端なく感じただけに残念な部分ではありました。オカルトライター。秀樹の親友の津田から紹介をうけ、「あれ」の正体にせまる。原作ではころっと死んだ模様ですが、映画ではなんとびっくり大活躍。よく生きてたな。お祓いライブでも最後まで生き残り、天命を全うした。シャンクスか。 たった二文字、「来る」というタイトルがとても印象的な今作。「告白」「渇き」の中島哲也が送る「最恐エンターテイメント」は一体何がやって「来る」のか。 映画「来る」の基本情報監督:中島哲也配給:東宝上映時間:134時間原作は第22回日本ホラ