まず基本的な設定を確認します。「リモートコンピューターと最初にネゴシエートするときに、セキュリティ層で処理エラーが検出されたため、L2TP接続に失敗しました」は事前共有キーが間違っている場合も考えられます。
一部のインターネット接続環境(例えば「auひかり」など)は、ユーザーに割り当てられるWAN側のグローバルIPアドレスが固定されており、変更されることはほとんどありません。VPNで外部からWi-Fiルーターへと接続すると、そのクライアントはオフィスのLANに接続されているときと同等の状態となります。Windows 10からVPNサーバーに接続する場合は、VPN接続のプロパティの設定が必要です。名前解決の問題があるためIPアドレスで接続先を指定する必要はありますが、オフィスのLANに接続されているファイルサーバーへアクセスしたり、オフィスのサーバーで動作している業務アプリケーションに接続することなどができます。ただし、家庭向けのインターネット接続環境は、いつグローバルIPアドレスが変更されるか分かりません。変更されるたびにフィルターを更新する必要があり、さらに変更されたことを知らずに放置しておくと、許可したIPアドレスが割り当てられた別のユーザーに対して接続を許可してしまうことになります。VPN接続に接続するための事前共有キー、ユーザーのIDとパスワードは、できるだけ長く、複雑なものにしておきましょう。また、VPNサーバーに接続する際、環境によってはWindows 10のレジストリの追加が必要になる場合があります。無差別な接続試行を排除することはできますが、弊害があることも理解して設定するといいでしょう。また、本当に必要なユーザーのみに接続を許可し、使わないユーザーが登録されている場合は、設定画面から削除しておくことも大切です。接続するWi-Fi子機(つまり在宅勤務の環境)側がWANに固定的なIPアドレスを利用できる場合は、オフィス側のWi-Fiルーターのフィルター機能を使って、VPN接続するユーザーを限定できます。標準では証明書を使った認証が選択されていますので、プロパティの[セキュリティ]タブにある[VPNの種類]の[詳細設定]ボタンから[認証に事前共有キーを使う]を選択し、設定した事前共有キーをWi-Fiルーターに登録しましょう。明日からテレワーク! 最低限チェックしたいNAS&ルーター安心・便利設定このため、便利な一方で、第三者に接続されてしまうと、情報漏えいなどの被害につながる危険性もあります。さて、ここまでにWi-FiルーターのVPNサーバー機能の使い方を紹介しましたが、肝心なのはここからです。法人向けのWi-Fiルーターであれば、認証に証明書を利用したり、発信元のIPアドレスを固定することなどで、接続できるWi-Fi子機を制限することができますが、家庭用のWi-Fiルーターには、こうした機能がない製品が多いため、事前共有キーとユーザーとをしっかり管理することが重要です。ネット接続に特化することで、個人向けサービスよりも安い月額料金小規模なオフィスや個人事務所などでは、家庭用として販売されているWi-Fiルーターを使っているケースも珍しくありません。具体的には、L2TP/IPsecで利用するポートのいずれか(例では「1701」を利用)を遮断するフィルターと、特定の送信元アドレスからの「1701」を通過させるフィルターを併用します(上に許可するフィルターを配置)。ルーターをVPNサーバーに設定する場合は該当しませんが、オフィス側のネットワーク構成によっては必要になる場合もあります(別のルーターが存在しNATがかかっている場合)。もし、接続できないときは、Microsoftサポートにある以下のウェブページを参考に、レジストリの項目を追加しましょう。機種によっては、同時に[次のプロトコルを許可する]で[MS-CHAP v2]を有効にしないと接続できない場合もあります。「ボトムアップ文化」でワークスペースが1000以上、異なるルール・文化の調整で苦戦も? ついでに「詳細設定」をみて、事前共有キーなどが入力されているかも確認しましょう。上記をやっても繋がらないとお問い合わせいただいたので追記します。Windows10のVPN設定だけでは不十分なことがあり、コントロールパネルからも内容を確認しましょう。ドットワンの代表です。1979年生まれ。3女の父。ゴルフと筋トレが趣味。立川にあるキヤノン代理店に就職後、1万件以上飛び込み営業したのち独立。たくさんの企業を見てきた経験と自分自身も零細企業の経営者ということを活かし、相手の立場に立ったITコンサルを行っております。他のサイトにも記載されていますが、Dellの「Killer Control Center」が邪魔をしてつながらないことも有るようです。というエラーメッセージ。ネットはつながっているとのことなので、リモートサポートさせていただきました。その他、hpやLenovoなども固有のセキュリティ対策ソフトやネットワーク制御ソフトがインストールされていることが有るので、どうしてもつながらない場合はそのあたりも疑って見ましょう。設定時、テザリングなどで接続確認を取ってもらい、簡易マニュアルを配布して現場では問題なかったのですが、デスクトップを持ち帰られた方からVPNがつながらないとご連絡をいただきました。Killer Control Centerを起動して、「設定」より「Advanced Stream Detect」という機能を無効にしてみてください。既につながっているユーザーなども試してみたが駄目だったので次に進みます。WindowsでVPN接続する際には、下記2つのWindowsのサービスが動いているほうが望ましいようです。これでレジストリの変更は反映されますが、今回は繋がりませんでした。他の場所では繋がって、当該の場所のみつながらないのでルーターの設定確認をしてみました。昨日お客様先にVPNの設定をしてきて、早速本日接続できないとご相談いただき解決できたので忘備録とさせていただきます。 VPNプロバイダー: Windows(ビルトイン) 接続名: 好きな名前を入力 例)VPN: サーバー名またはアドレス: 発行されたVPNサーバー名: VPNの種類: 事前共有キーを使ったL2TP/IPsec: 事前共有キー: 123と入力: サインイン情報の種類: ユーザー名とパスワード: ユーザー名 事前共有キー シークレット(事前共有鍵)を入力します。l2tpサービスの提供元の指示に従います。 自宅のwi-fiルータやnasのvpnサーバー機能を使うときは、wi-fiルータやnasの設定画面より読み出します。 7.事前共有キーの方式を変更 また、VPNサーバーに接続する際、環境によってはWindows 10のレジストリの追加が必要になる場合があります。