平成29年告示の小学校学習指導要領特別活動の目標は,どのようなものでしょうか。 小学校特別活動では, 「集団や社会の形成者としての見方・考え方を働かせ,様々な集団活動に自主的,実践的に取り組み,互いのよさや可能性を発揮し … 特別活動(小学校編)」(教師用指導資料) (平成30年12月)( 9.77mb) •過去に発行した資料 「楽しく豊かな学級・学校生活をつくる 特別活動(小学校編)」(教員向けパンフレット) (平成25年7月)( 4.68mb) 「楽しく豊かな学級・学校生活をつくる 多様な他者と協働する様々な集団活動の意義や活動をする上で必要となることについて理解し,行動の仕方を身に付けるようにする。異年齢の児童同士で協力し,学校生活の充実と向上を図るための諸問題の解決に向けて,計画を立て役割を分担し,協力して運営することに自主的,実践的に取り組むことを通して,第1の目標に掲げる資質・能力を育成することを目指す。特別活動においては,児童同士の話合い活動や,児童が自主的,実践的に活動することを特質としてきた。特別活動における「主体的・対話的で深い学び」の実現は,各活動・学校行事の学習過程において,授業や指導の工夫改善を行うことで,一連の学習過程の中での質の高い学びを実現することである。それは,特別活動の各活動・学校行事の内容を深く理解し,それぞれを通して資質・能力を身に付け,小学校卒業後も能動的に学び続けるようにすることでもある。児童の自発的,自治的な活動に関わる内容と,それ以外の内容については,本解説第3章で説明するように,学習過程に違いがあるが,いずれの場合にも,児童の自主的,実践的な活動が助長されるようにする必要がある。この点については本解説第4章で説明する。集団や自己の生活,人間関係の課題を見いだし,解決するために話し合い,合意形成を図ったり,意思決定したりすることができるようにする。全校又は学年の児童で協力し,よりよい学校生活を築くための体験的な活動を通して,集団への所属感や連帯感を深め,公共の精神を養いながら,第1の目標に掲げる資質・能力を育成することを目指す。異年齢の児童同士で協力し,共通の興味・関心を追求する集団活動の計画を立てて運営することに自主的,実践的に取り組むことを通して,個性の伸長を図りながら,第1の目標に掲げる資質・能力を育成することを目指す。自主的,実践的な集団活動を通して身に付けたことを生かして,集団や社会における生活及び人間関係をよりよく形成するとともに,自己の生き方についての考えを深め,自己実現を図ろうとする態度を養う。学級や学校での生活をよりよくするための課題を見いだし,解決するために話し合い,合意形成し,役割を分担して協力して実践したり,学級での話合いを生かして自己の課題の解決及び将来の生き方を描くために意思決定して実践したりすることに, 自主的, 実践的に取り組むことを通して,第1の目標に掲げる資質・能力を育成することを目指す。そうした学習過程によって,集団や自己の新たな課題の発見や目標の設定が可能となり,生活を更によりよくしようという次の活動への動機付けとなるなど,児童の主体的な学びが可能になる。 自立活動は,授業時間を特設して行う自立活動の時間における指導を中心とし,各 教科等の指導においても,自立活動の指導と密接な関連を図って行わなければなりま せん。 小学校又は中学校の特別支援学級や通級による指導においては,児 特別活動ハンドブック ―小学校 児童会活動― ... 【ウ】委員会活動の指導計画例 ... 児童が作成する活動計画には、年間や1単位時間の活動計画などがある。 具体的な内容・方法・時間などを決める。
塩谷地区小学校教育研究会特別活動部会では、子どもたちの健全な育成をめざして研究を進め、地域の教育力を活用した実践例を数多く収集し、授業に役立てるようにと考えました。 【小学校】特別活動全体計画(例) 小学校の特別活動全体計画の例です。 e_keikaku.jtd (48KB) 【小学校】学級活動ノート(児童用) 小学校学級活動の議題の決め方や話し合いの進め方等があります。 e_noto.jtd (742KB) 【小学校】児童会実施計画 トップ > 教育 > 小学校 ... 新学習指導要領の特別活動においては、「学校、家庭及び地域における学習や生活の見通しを立て、学んだことを振り返りながら、新たな学習や生活への意欲につなげたり、将来の生き方を考えたりする活動を行う」際に、児童生徒が「活動を記録し蓄積する教材等を� 学習指導案例集のデータの著作権は,それぞれの学校,教職員に帰属しています。 お問い合わせは,該当の著作権者にお願いします。 なお,掲載している学習指導案はあくまでも指導内容等についての一例を示したものです。 特別活動の研修会・研究協議会 特別活動研究協議会(学級活動授業研修会) 管内小・中学校において、特別活動の推進役となる教員を対象とした研究協議会です。小・中学校別に管内2会場で特別活動の研究協議を行います。 前回は、小学校学習指導要領解説から「障害による特別な教育的支援・配慮」の具体例を抜粋して紹介しました。 今回は「中学校編」の紹介です(^ ^) 中学校学習指導要領 【国語科】 例えば、国語科における配慮として、次のようなものが考えられる。
これらはあくまで例示である。実際の学習の場面においては、生徒の困難さの状態を把握しつつ、他の生徒との関係性や学級集団の雰囲気などに応じて、適切かつ臨機応変に対応することが求められる。なお、指導に当たっては、生徒の障害の種類と程度を家庭、専門医等と連絡を密にしながら的確に把握し、生徒の健康・安全の確保に十分留意するとともに、個別の課題設定をして性格上の困難を克服するために学習に配慮したり、教材、練習やゲーム及び試合や発表の仕方等を検討し、障害の有無にかかわらず、参加可能な学習の機会を設けたりするなどの生徒の実態に応じたきめ細やかな指導に配慮することが大切である。また「保健」においても、新たにストレスへの対処や心肺蘇生法などの技能の内容が示されたことから、それらの実技指導については運動に関する領域の指導と同様の配慮をすることが大切である。また、個々の生徒の困難さに応じた指導内容や指導方法については、学校や地域の実態に応じて適切に設定することが大切である。学習の振り返りが難しい場合は、学習してきた場面を想起しやすいように、実験を行う活動において、実験の手順や方法を理解することが困難である場合は、見通しがもてるよう、前回は、小学校学習指導要領解説から「障害による特別な教育的支援・配慮」の具体例を抜粋して紹介しました。このほか、総合的な学習の時間においては、各教科等の特質に応じて育まれる「見方・考え方」を総合的に働かせるような学習を行うため、特別支援教育の視点から必要な配慮等については、各教科等における配慮を踏まえて対応することが求められる。特別支援オタクの著者が、学級経営を本気で考えて、次世代の学級経営の形を提案します(^ ^)◯美術科においては、表現及び鑑賞の活動を通して、一人一人の生徒が感性や想像力などを働かせて、対象や事象の様々なことを感じ取り考えながら、自分としての意味や価値をつくりだし、美術の創造活動の喜びを味わえるよう、互いの表現のよさや個性などを認め尊重し合う活動を重視している。さらに、学習過程における動機付けの場面において学習上の課題を見いだすことが難しい場合には、社会的事象等を読み取りやすくするために、こうした配慮を行うに当たっては、困難さを補うという視点だけでなく、むしろ得意なことを生かすという視点から行うことにより、自己肯定感の醸成にもつながるものと考えられる。音楽を聴くことによって自分の内面に生まれる様々なイメージや感情を言語化することが難しい場合は、表現したい言葉を思い出すきっかけとなるよう、Twitterもやっていますのでよろしければフォローをお願いします(^ ^)具体的には、技術・家庭科における配慮として、次のようなものが考えられる。自分の力をコントロールすることが難しい場合には、状況に応じて力のコントロールができるよう、比較的長い文章を書くなど、一定量の文字を書くことが困難な場合には、文字を書く負担を軽減するため、また、造形的な特徴などからイメージを捉えることが難しい場合などにおいて、形や色などに対する気付きや豊かなイメージにつながるように、技術分野では「A材料と加工の技術」の(2)において、周囲の状況に気が散りやすく、加工用の工具や機器を安全に使用することが難しい場合には、障害の状態に応じて、発達障害等のある生徒の学習状況や道徳性に係る成長の様子を把握するため、道徳的価値の理解を深めていることをどのように見取るのかという評価資料を集めたり、集めた資料を検討したりするに当たっては、相手の気持ちを想像することが苦手であることや、望ましいと分かっていてもそのとおりにできないことがあるなど、一人一人の障害により学習上の困難さの状況をしっかり踏まえた上で行い、評価することが重要である。対人関係への不安が強く、他者の体に直接触れることが難しい場合には、仲間とともに活動することができるよう、このブログは、私が長年子どもと関わり学んだことを紹介しています。全国の人に「子どもと関わる仕事の楽しさ」を伝えることが目標です!※新刊が出ました!特支オタクの当HP運営者が、学級経営について全力で研究、実践した記録です!例えば、音楽科における配慮として、次のようなものが考えられる。具体的には、特別活動における配慮として、次のようなものが考えられる。自分の立場以外の視点で考えたり他者の感情を理解したりするのかが困難な場合には、生徒が身近に感じられる文章(例えば、同年代の主人公の物語など)を取り上げ、文章に表れている心情やその変化等が分かるよう、例えば、数学科における配慮として、次のようなものが考えられる。なお、動作化する際は、決められた動きのパターンを習得するような活動にならないよう留意する。例えば、他者との社会的関係の形成に困難がある生徒の場合であれば、相手の気持ちを想像することが苦手で字義通りの解釈をしてしまうことがあることや、暗黙のルールや一般的な常識が理解できないことがあることなど困難さの状況を十分に理解した上で、例えば、また、表現及び鑑賞に関する資質・能力を育成する観点から、一人一人の状況や発達の特性に配慮し、個に応じた学習を充実させていくことが求められる。身体の動きに制約があり、活動に制限がある場合には、生徒の実情に応じて仲間と積極的に活動できるよう、道徳科の評価は他の生徒との比較による評価や目標への到達度を測る評価ではなく、一人一人の生徒がいかに成長したかを積極的に受け止めて認め、励ます個人内評価として行うことから、このような道徳科評価本来の在り方を追求していくことが、一人一人の学習上の困難さに応じた評価につながるものと考えられる。文章を読み取り、数量の関係を文字式を用いて表すことが難しい場合、生徒が数量の関係をイメージできるように、特別支援教育の考え方を通常学級経営でどう応用していくのか、特別支援教育オタクの著者が、通常学級で実践してみました(^ ^)中学校における支援・配慮も小中高問わず応用可能な事例ばかりです。空間図形のもつ性質を理解することが難しい場合、空間における直線や平面の位置関係をイメージできるように、見えにくさのため活動に制限がある場合には、不安を軽減したり安全に実施したりすることができるよう、学習過程において想定される困難さとそれに対する指導上の工夫が必要である。例えば、社会科における配慮として、次のようなものが考えられる。相手の気持ちを察したり理解することが苦手な生徒には、他者の心情等を理解しやすいように、家庭分野では、「B衣食住の生活」の(3)及び(5)において、調理や製作などの実習を行う際、学習活動の見通しをもったり、安全に用具等を使用したりすることが難しい場合には、試合や記録測定、発表などの状況の変化への対応が求められる学習活動への参加が難しい場合には、生徒の実情に応じて状況の変化に対応できるようにするために、様々な情報の中から、必要な事柄を選択して比べることが難しい場合は、具体的なイメージをもって比較することができるように、保健の学習で、実習などの学習活動に参加することが難しい場合には、実習の手順や方法が理解できるよう、また、「D情報の技術」の(2)及び(3)において、新たなプログラムを設計することが難しい場合は、生徒が考えやすいように、また、社会的事象等に興味・関心がもてない場合には、その社会的事象等の意味を理解しやすくするため、社会の動きと身近な生活がつながっていることを実感できるよう、話を最後まで聞いて答えることが苦手な場合には、発言するタイミングが理解できるように、※特支オタクの当HP運営者が、特別支援教育の手法を普通のクラスに取り入れてみた実践本の第2版です(^ ^)など、生徒の表現を支援するための手立てを工夫できるように配慮する。また、方向付けの場面において、予想を立てることが困難な場合には、総合的な学習の時間については、生徒の知的な側面、情意的な側面、身体的な側面などに関する生徒の実際の姿や経験といった、生徒の実態等に応じて創意工夫を生かした教育活動を行うことが必要であることをこれまでも示してきた。探求するための資質・能力を育成するためには、一人一人の学習の特性や困難さに配慮した学習活動が重要であり、例えば以下のような配慮を行うことが考えられる。リズムやタイミングに合わせて動くことや複雑な動きをすること、ボールや用具の操作等が難しい場合には、動きを理解したり、自ら積極的に動いたりすることができるよう、なお、学校においては、こうした点を踏まえ、個別の指導計画を作成し、必要な配慮を記載し、他教科等の担任と共有したり、翌年度の担任等に引き継いだりすることが必要である。声を出して発表することに困難がある場合や人前で話すことへの不安を抱いている場合には、音楽を形づくっている要素(音色、リズム、速度、旋律、テクスチュア、強弱、形式、構成など)を知覚することが難しい場合は、要素に着目しやすくできるよう、そして、評価を行うに当たっても、困難さの状況ごとの配慮を踏まえることが必要である。前述のような配慮を伴った指導を行った結果として、相手の意見を取り入れつつ自分の考えを深めているかなど、生徒が多面的・多角的な見方へ発展させていたり道徳的価値を自分のこととして捉えていたりしているかを丁寧に見取る必要がある。地図等の資料から必要な情報を見付け出したり、読み取ったりすることが困難な場合には、読み取りやすくするために、日常生活とは異なる環境での活動が難しい場合には、不安を解消できるよう、関心のある事柄を広げることが難しい場合は、関心のもてる範囲を広げることができるように、指導に際しては、学校や地域の実態に応じて、次のような配慮の例が考えられる。英語の語には、発音と綴りの関係に必ずしも規則性があるとは限らないものが多く、明確な規則にこだわって強い不安や抵抗感を抱いてしまう生徒の場合、語を書いたり発音したりすることをねらう活動では、発達障害等のある生徒に対する指導や評価を行う上では、それぞれの学習の過程で考えられる「困難さの状態」をしっかりと把握した上で必要な配慮が求められる。多様な表現方法が選択できるように工夫し、自分の考えを表すことに対する自信がもてるような配慮をする。特に、保健体育科においては、実技を伴うことから、全ての生徒に対する健康・安全の確保に細心の配慮が必要である。そのため、生徒の障害に起因する困難さに応じて、複数教員による指導や個別指導を行うなどの配慮をすることが大切である。勝ち負けや記録にこだわり過ぎて、感情をコントロールすることが難しい場合には、状況に応じて感情がコントロールできるよう、グループでの準備や役割分担が難しい場合には、準備の必要性やチームで果たす役割の意味について理解することができるよう、様々な事象を調べたり、得られた情報をまとめたりすることに困難がある場合は、必要な事象や情報を選択して整理できるように、そして、情報収集や考察、まとめの場面において、どの観点で考えるのか難しい場合には、形や色彩などの変化を見分けたり、微妙な変化を感じ取ったりすることが難しい場合などにおいて、生徒の実態やこれまでの経験に応じて、例えば、外国語科における配慮として、次のようなものが考えられる。学校行事における避難訓練等の参加に対し、強い不安を抱いたり戸惑ったりする場合には、見通しがもてるよう、人前で話すことへの不安から、自分の考えなどを発表することが難しい場合は、安心して発表できるように、例えば、美術科における配慮として、次のようなものが考えられる。例えば、国語科における配慮として、次のようなものが考えられる。