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(宇多丸)またぜひね。あの時、いろいろとやろうよって言っていたことがまたペンディングになっちゃっているんで、ぜひそれも実現をさせたいんですが。THA BLUE HERBについて、私から簡単に説明をさせていただきますと……ラッパーのILL-BOSSTINO、トラックメイカーのO.N.Oちゃん、そしてDJ DYEの3人からなるヒップホップグループ。1997年に札幌で結成。そして札幌を拠点に活動して、要するにインディペンデントで地元というか地方をベースに活動して。それでも、十分作品とパフォーマンスの質があれば勝ちのこれるということを証明してきたすごいグループでして……ということでいいですか? こんな感じで。(宇多丸)ということで、ありがとうございます。いま、横で構成作家の古川耕……この番組では構成作家なんだけども。古川くんとも久しぶりに話したんでしょう?(宇多丸)ということで電話で失礼しました。ありがとうございました。(宇多丸)すごい楽しかった。RHYMESTERとTHA BLUE HERB、前後の出番で。まあ、この経緯を全部ここで説明するのは難しいけども。なかなか歴史的な邂逅を果たして。その後にレゲエクルーのマイティークラウンとTHA BLUE HERBと俺らで飲み歩いてっていう。めちゃめちゃ楽しかったね。あれね。(宇多丸)しかもさ、そのタイトルが『THA BLUE HERB』ってセルフタイトルなわけでしょう? すごよね。ここに来て。で、しかも2枚組という。(宇多丸)はい。ちょっと曲の途中ですけども。THA BLUE HERBの7年ぶり5枚目のアルバム、その名も『THA BLUE HERB』から『TRAINING DAYS』をお聞きいただいております。BOSSくん、素晴らしいです!(宇多丸)いやいや、お互いにね。お互いにそれはね。お互い、走りきらないと……っていう感じなんで。まあ負けずにがんばっていきたいと思います。(日比麻音子)それ、クラブの人たちもみんなびっくりされたんじゃないですか?(宇多丸)結構そういう元ネタとか、自分ではそういうのわかるつもりでいたんだけど、やっぱりTHA BLUE HERBのはなかなかわからなくて。(日比麻音子)流れを伺ってなおさらお二人の会話というのがズシンズシンと身にしみました。(日比麻音子)わー、そうか。久しぶりにこうやって一対一でお話をされたんですか?(BOSS)前にちょうどPUNPEE経由でね、僕らを誘ってくれて。なかなか毎回毎回……(笑)。(宇多丸)その日、だから若手とかがすごくいっぱいライブをする日で。だから客席にずっとRHYMESTERとBOSSがこうやっていて。BOSSが「いいよー!」とかって盛り上がって。そういうような夜でしたね。めちゃめちゃ面白かった。あと、10何年ぶりにBOSSくんと久しぶりに会って2人で話して飲んだっていう九州の夜の事件があって。最初はBOSSくんと奥で……店の奥をあけてくれて2人だけで話をさせてくれたんだけども。そうこうしているうちにちょっと表のやつらが「ケンカをしてるんじゃないか?」って心配しているから、「ちょっと表で飲もうぜ」ってなって。それで表に行ってそこから先は普通に飲んだり踊ったりしていたんだけど。そう。こうやってBOSSと2人で話していたら、横にいるヒップホップヘッズ、ファンが号泣していて。ずっと俺がね、BOSSが来るのを待っていて、そこで飲んでいて。そいつらとも話していたから。「お前、なんでそんな泣いてんの?」「いや、なんかちょっと俺、俺……なんかちょっと……すげえ、なんかすげえ……」って泣いていてっていうね。そんぐらい、世代によっては相当な感慨があるような流れでございました。(BOSS)アルバムの中の1曲なんですけども、いま士郎くんが言った通り、ラッパー……僕もどんどん自分の技を磨いていた時代のことを曲にして。スクラッチとして本当に「これしかないっしょ?」っていう、僕がずっと温めていたRHYMESTERの一節を使わせてもらっています。THA BLUE HERBで『TRAINING DAYS』です。聞いてください。(宇多丸)最高の歌詞だし。いつも俺さ、ロングバースをよくこれだけ緻密に組み立てるよなって思って。この構成力がすごいよな。(宇多丸)今夜は私もよく知るあるラッパーの方と電話がつながっているとのことですが、どなたでしょうか? 呼んでみましょう。もしもーし?(宇多丸)THA BLUE HERBからILL-BOSSTINOさんでした。ありがとうございました。よいしょー!(宇多丸)でもその前に俺も今回のニューアルバム、とにかくボリュームが半端ないから聞き込むのもなかなかの体力なんで。ちゃんと聞き込んで再会の時に備えたいと思います。(宇多丸)フフフ、そっちも飛び回っているからしょうがないっちゃあしょうがないんだけど。もしタイミングが合えば、そっちも。その時にもまた飲みあげなどしたいものです。(宇多丸)で、僕らとは……僕はもうここまで来ると戦友だと思っていますけども、同時にずっと長年の好敵手だと思っていますし。お互いに……要はTHA BLUE HERBに恥ずかしくないようにやろうっていうのも俺らはすごくありましたから。(宇多丸)やっぱりそれがさらけ出せるぐらいのキャリアに来たっていう感じなんですかね?(宇多丸)あとさ、前から聞こうと思っていたのは曲の前になにかからのセリフのサンプリングみたいなの、よくTHA BLUE HERBはやるじゃないですか。すげえ渋くて。あんまり、これは言えるの言えないのってあると思うけど、そういうのってどこから掘ってくるんですか?(宇多丸)その九州でRHYMESTERとTHA BLUE HERBとマイティークラウンというあの『予定は未定で。』をプロデュースしてもらったレゲエクルーで夜、みんなでメシを食って。そのまま、あまりにもみんな楽しくて盛り上がりすぎちゃって。「おい、クラブ行こうぜ!」ってなって。その三組でヒップホップのクラブに行って。(宇多丸)ということで、日比さんにどういう歴史的な流れと再会などがあったかという話をしていて。(宇多丸)あと、ねえ。俺ら10月13日(日)にRHYMESTERは札幌にライブに行くんですよ。(宇多丸)ということで、リリースツアーを……俺らRHYMESTERも全国を飛び回っているとだいたい同じ箱で「あ、THA BLUE HERBもやっているんだ」っていう足跡をよく見るんだけどさ。ツアーをやるんですよね?(宇多丸)そうか。ありがとう。というわけで、今回はニューアルバム。5枚目のアルバムがついに出たわけですね。(宇多丸)THA BLUE HERB、ちょっとね、お話をするにはこの時間じゃ短すぎたので。改めて今度、特集かスタジオライブかわからないけども。お迎えしたいと思います。(BOSS)うんうん。士郎くん、いろいろ映画とか詳しいからね。(宇多丸)で、今日はぜひ1曲、まるごとフルで聞きたいなと思って。で、先行でBOSSくんが俺にこれを聞いておいてほしいっていうことでいただいていた『TRAINING DAYS』っていう曲があって。これがな、な、なんと、RHYMESTERのとある曲をこすっていただいてとか。あと、リリックも俺、BOSSくんがここまで、なんていうか若かりし頃の自分の弱い部分っていうか、それを赤裸々に出したリリックってちょっといままでに例がなかったなと思って。(BOSS)これはドラマとかですね。マイナーなところからですけども。(BOSS)まあ僕らも20年経ったんで、またここでキャリア中盤の第一歩みたいな感じで。自分らのことをもう1回、最初に整理してみんなに知ってもらいたいっていうのがあって。それで、「僕らはこういうやつらです」っていうのを伝えられるアルバムを作りたいと思ったんで。それができたからこれにしようっていう。(宇多丸)ウィッス! ご無沙汰でございます。あれだね。BOSSくんはあれ、2年前とかでしたっけ? 福岡のSunset Liveっていうフェスで。(宇多丸)すごっ! えっ、それってこの7年間に書き溜めたものなのか、今回の製作のためにグワーッとやったものなのか?(BOSS)そうですね。一応8月に『RISING SUN ROCK FESTIVAL』っていうデカい北海道のフェスを皮切りに2ヶ月近く行くんですけども。東京はリキッドルームで9月10日にやって。もう結構売れてきているんで、もしという方はお早めにっていう。(BOSS)そうですね。この3、4年です。今回のアルバムの時間内で。(宇多丸)ああ、そう? やっぱりBOSSくんって1曲1曲、書くのが半端なく時間がかかる方ですよね?(BOSS)かもしれないですね。でもまあ、いま若い子たち、ラッパーでもたくさん人数がいて。その時の僕と同じような気持ちの人たちもきっとたくさんいるし。まあ、勝ち負けでずっと勝ち続けてきたというよりもいろんなことがやっぱりあったんで。そこはやっぱり隠せないですよね。(宇多丸)それでこのボリューム。ここに来てセルフタイトルにしたのはなぜなんですか?(宇多丸)あとずっとね、これもペンディングになっているいろんな計画も本当にね、いろいろと進めたいものですよ。(日比麻音子)今日は電話でしたけども。追い追いまたね、こちらにもね。(宇多丸)(メールを読む)「カルチャー最新レポートの宇多丸さんとBOSSさんの対談、震えて聞きました。お互いのリスペクトに鳥肌が立ち、『TRAINING DAYS』の刃物みたいなリリックに鳥肌が立ち、あの時間帯にTHA BLUE HERBが流れるアトロクに鳥肌が立ちっぱなしでした。仙台公演のチケットは取ってあります。ぜひアトロクライブ実現もキボンヌです」という感じでございます。(宇多丸)いや、俺も先行する音源を何個か拝聴して。すごいなんていうかBOSSくんがいままでになく自分の生身の……それこそ、90年代のみんなバチバチやっている時のBOSSくんが実際にどういう気持ちで戦っていたのかみたいなのがすごい赤裸々に書かれていたり。本当に原点に立ち返るっていうのがあるんだなっていうのが曲でも思ったあたりですね。(BOSS)士郎くーん、俺らTHA BLUE HERB、5枚目のアルバム『THA BLUE HERB』が出たんのに、聞きに札幌に来てないんすか! Wa-Chall - Annui (Cold Town Vitality) Tha Blue Herb Recordings - Only for the Mind Stone Long.
(宇多丸)またぜひね。あの時、いろいろとやろうよって言っていたことがまたペンディングになっちゃっているんで、ぜひそれも実現をさせたいんですが。THA BLUE HERBについて、私から簡単に説明をさせていただきますと……ラッパーのILL-BOSSTINO、トラックメイカーのO.N.Oちゃん、そしてDJ DYEの3人からなるヒップホップグループ。1997年に札幌で結成。そして札幌を拠点に活動して、要するにインディペンデントで地元というか地方をベースに活動して。それでも、十分作品とパフォーマンスの質があれば勝ちのこれるということを証明してきたすごいグループでして……ということでいいですか? こんな感じで。(宇多丸)ということで、ありがとうございます。いま、横で構成作家の古川耕……この番組では構成作家なんだけども。古川くんとも久しぶりに話したんでしょう?(宇多丸)ということで電話で失礼しました。ありがとうございました。(宇多丸)すごい楽しかった。RHYMESTERとTHA BLUE HERB、前後の出番で。まあ、この経緯を全部ここで説明するのは難しいけども。なかなか歴史的な邂逅を果たして。その後にレゲエクルーのマイティークラウンとTHA BLUE HERBと俺らで飲み歩いてっていう。めちゃめちゃ楽しかったね。あれね。(宇多丸)しかもさ、そのタイトルが『THA BLUE HERB』ってセルフタイトルなわけでしょう? すごよね。ここに来て。で、しかも2枚組という。(宇多丸)はい。ちょっと曲の途中ですけども。THA BLUE HERBの7年ぶり5枚目のアルバム、その名も『THA BLUE HERB』から『TRAINING DAYS』をお聞きいただいております。BOSSくん、素晴らしいです!(宇多丸)いやいや、お互いにね。お互いにそれはね。お互い、走りきらないと……っていう感じなんで。まあ負けずにがんばっていきたいと思います。(日比麻音子)それ、クラブの人たちもみんなびっくりされたんじゃないですか?(宇多丸)結構そういう元ネタとか、自分ではそういうのわかるつもりでいたんだけど、やっぱりTHA BLUE HERBのはなかなかわからなくて。(日比麻音子)流れを伺ってなおさらお二人の会話というのがズシンズシンと身にしみました。(日比麻音子)わー、そうか。久しぶりにこうやって一対一でお話をされたんですか?(BOSS)前にちょうどPUNPEE経由でね、僕らを誘ってくれて。なかなか毎回毎回……(笑)。(宇多丸)その日、だから若手とかがすごくいっぱいライブをする日で。だから客席にずっとRHYMESTERとBOSSがこうやっていて。BOSSが「いいよー!」とかって盛り上がって。そういうような夜でしたね。めちゃめちゃ面白かった。あと、10何年ぶりにBOSSくんと久しぶりに会って2人で話して飲んだっていう九州の夜の事件があって。最初はBOSSくんと奥で……店の奥をあけてくれて2人だけで話をさせてくれたんだけども。そうこうしているうちにちょっと表のやつらが「ケンカをしてるんじゃないか?」って心配しているから、「ちょっと表で飲もうぜ」ってなって。それで表に行ってそこから先は普通に飲んだり踊ったりしていたんだけど。そう。こうやってBOSSと2人で話していたら、横にいるヒップホップヘッズ、ファンが号泣していて。ずっと俺がね、BOSSが来るのを待っていて、そこで飲んでいて。そいつらとも話していたから。「お前、なんでそんな泣いてんの?」「いや、なんかちょっと俺、俺……なんかちょっと……すげえ、なんかすげえ……」って泣いていてっていうね。そんぐらい、世代によっては相当な感慨があるような流れでございました。(BOSS)アルバムの中の1曲なんですけども、いま士郎くんが言った通り、ラッパー……僕もどんどん自分の技を磨いていた時代のことを曲にして。スクラッチとして本当に「これしかないっしょ?」っていう、僕がずっと温めていたRHYMESTERの一節を使わせてもらっています。THA BLUE HERBで『TRAINING DAYS』です。聞いてください。(宇多丸)最高の歌詞だし。いつも俺さ、ロングバースをよくこれだけ緻密に組み立てるよなって思って。この構成力がすごいよな。(宇多丸)今夜は私もよく知るあるラッパーの方と電話がつながっているとのことですが、どなたでしょうか? 呼んでみましょう。もしもーし?(宇多丸)THA BLUE HERBからILL-BOSSTINOさんでした。ありがとうございました。よいしょー!(宇多丸)でもその前に俺も今回のニューアルバム、とにかくボリュームが半端ないから聞き込むのもなかなかの体力なんで。ちゃんと聞き込んで再会の時に備えたいと思います。(宇多丸)フフフ、そっちも飛び回っているからしょうがないっちゃあしょうがないんだけど。もしタイミングが合えば、そっちも。その時にもまた飲みあげなどしたいものです。(宇多丸)で、僕らとは……僕はもうここまで来ると戦友だと思っていますけども、同時にずっと長年の好敵手だと思っていますし。お互いに……要はTHA BLUE HERBに恥ずかしくないようにやろうっていうのも俺らはすごくありましたから。(宇多丸)やっぱりそれがさらけ出せるぐらいのキャリアに来たっていう感じなんですかね?(宇多丸)あとさ、前から聞こうと思っていたのは曲の前になにかからのセリフのサンプリングみたいなの、よくTHA BLUE HERBはやるじゃないですか。すげえ渋くて。あんまり、これは言えるの言えないのってあると思うけど、そういうのってどこから掘ってくるんですか?(宇多丸)その九州でRHYMESTERとTHA BLUE HERBとマイティークラウンというあの『予定は未定で。』をプロデュースしてもらったレゲエクルーで夜、みんなでメシを食って。そのまま、あまりにもみんな楽しくて盛り上がりすぎちゃって。「おい、クラブ行こうぜ!」ってなって。その三組でヒップホップのクラブに行って。(宇多丸)ということで、日比さんにどういう歴史的な流れと再会などがあったかという話をしていて。(宇多丸)あと、ねえ。俺ら10月13日(日)にRHYMESTERは札幌にライブに行くんですよ。(宇多丸)ということで、リリースツアーを……俺らRHYMESTERも全国を飛び回っているとだいたい同じ箱で「あ、THA BLUE HERBもやっているんだ」っていう足跡をよく見るんだけどさ。ツアーをやるんですよね?(宇多丸)そうか。ありがとう。というわけで、今回はニューアルバム。5枚目のアルバムがついに出たわけですね。(宇多丸)THA BLUE HERB、ちょっとね、お話をするにはこの時間じゃ短すぎたので。改めて今度、特集かスタジオライブかわからないけども。お迎えしたいと思います。(BOSS)うんうん。士郎くん、いろいろ映画とか詳しいからね。(宇多丸)で、今日はぜひ1曲、まるごとフルで聞きたいなと思って。で、先行でBOSSくんが俺にこれを聞いておいてほしいっていうことでいただいていた『TRAINING DAYS』っていう曲があって。これがな、な、なんと、RHYMESTERのとある曲をこすっていただいてとか。あと、リリックも俺、BOSSくんがここまで、なんていうか若かりし頃の自分の弱い部分っていうか、それを赤裸々に出したリリックってちょっといままでに例がなかったなと思って。(BOSS)これはドラマとかですね。マイナーなところからですけども。(BOSS)まあ僕らも20年経ったんで、またここでキャリア中盤の第一歩みたいな感じで。自分らのことをもう1回、最初に整理してみんなに知ってもらいたいっていうのがあって。それで、「僕らはこういうやつらです」っていうのを伝えられるアルバムを作りたいと思ったんで。それができたからこれにしようっていう。(宇多丸)ウィッス! ご無沙汰でございます。あれだね。BOSSくんはあれ、2年前とかでしたっけ? 福岡のSunset Liveっていうフェスで。(宇多丸)すごっ! えっ、それってこの7年間に書き溜めたものなのか、今回の製作のためにグワーッとやったものなのか?(BOSS)そうですね。一応8月に『RISING SUN ROCK FESTIVAL』っていうデカい北海道のフェスを皮切りに2ヶ月近く行くんですけども。東京はリキッドルームで9月10日にやって。もう結構売れてきているんで、もしという方はお早めにっていう。(BOSS)そうですね。この3、4年です。今回のアルバムの時間内で。(宇多丸)ああ、そう? やっぱりBOSSくんって1曲1曲、書くのが半端なく時間がかかる方ですよね?(BOSS)かもしれないですね。でもまあ、いま若い子たち、ラッパーでもたくさん人数がいて。その時の僕と同じような気持ちの人たちもきっとたくさんいるし。まあ、勝ち負けでずっと勝ち続けてきたというよりもいろんなことがやっぱりあったんで。そこはやっぱり隠せないですよね。(宇多丸)それでこのボリューム。ここに来てセルフタイトルにしたのはなぜなんですか?(宇多丸)あとずっとね、これもペンディングになっているいろんな計画も本当にね、いろいろと進めたいものですよ。(日比麻音子)今日は電話でしたけども。追い追いまたね、こちらにもね。(宇多丸)(メールを読む)「カルチャー最新レポートの宇多丸さんとBOSSさんの対談、震えて聞きました。お互いのリスペクトに鳥肌が立ち、『TRAINING DAYS』の刃物みたいなリリックに鳥肌が立ち、あの時間帯にTHA BLUE HERBが流れるアトロクに鳥肌が立ちっぱなしでした。仙台公演のチケットは取ってあります。ぜひアトロクライブ実現もキボンヌです」という感じでございます。(宇多丸)いや、俺も先行する音源を何個か拝聴して。すごいなんていうかBOSSくんがいままでになく自分の生身の……それこそ、90年代のみんなバチバチやっている時のBOSSくんが実際にどういう気持ちで戦っていたのかみたいなのがすごい赤裸々に書かれていたり。本当に原点に立ち返るっていうのがあるんだなっていうのが曲でも思ったあたりですね。(BOSS)士郎くーん、俺らTHA BLUE HERB、5枚目のアルバム『THA BLUE HERB』が出たんのに、聞きに札幌に来てないんすか! Wa-Chall - Annui (Cold Town Vitality) Tha Blue Herb Recordings - Only for the Mind Stone Long.