高機能で、プロ向けの様々な機能がありますが、家庭用としてはまず必要ないでしょう。またマニュアルなどの情報も非常に少なく、用語を知らない方はかなり苦労すると思います。あえて、このソフトを選ぶ理由はありません。EDIUS Pro 9はプロ向けの1種類しかありません。以前は家庭用の廉価バージョンがあったのですが、9から廃止されたようです。ただし、アップグレード版、アカデミック版、ジャンプアップグレード版はあります。国内最大級の動画の作り方入門サイト『カンタン動画入門』を2012年から運営。毎月35万人以上が訪問するまでに成長。今回はGrassValley(グラスバレー)のハイエンド動画編集ソフトEDIUS Pro 9の機能など紹介をします。株式会社ドウガテック代表取締役。動画の作り方ティーチングスペシャリスト。映像制作会社や医療系ウェブメディアでの動画担当、東証一部上場企業でウェブマーケティング、ディレクターを担当。国内最大級の動画の作り方入門サイト『カンタン動画入門』を2012年から運営。毎月25万人以上が訪問するまでに成長。動画の制作や教育だけでなく、ウェブを使ったプロモーションにおいてもプロフェッショナル。2016年に東京から九州に移住し、『カンタン動画入門教室』を主催。地方自治体や企業、大学、高校、一般向けに動画の作り方教室を行い、生徒数は100名以上。大学非常勤講師など。EDIUS Pro 9はアメリカの放送映像機器メーカーグラスバレー社が開発したプロ向け動画編集ソフトです。仕事やこれからプロを目指す、家庭用動画編集ソフトからステップアップしたい方などには検討の余地ありです。動画用の自作パソコン作り20年、使った動画編集ソフトは35本、保有しているビデオカメラ5台、アクションカメラ23台、一眼レフカメラにミラーレスカメラ1台ずつ、動画編集用パソコンWindows4台、Mac2台、クロームブック1台、スマホ&タブレット7台、ドローン4台、ジンバル2台、三脚一脚30本以上、マイク17本、動画編集ソフトの解説書『逆引きiMovie動画編集』を出版しています。4Kや、HDR編集などが売りで、スピーディーな編集環境が特徴です。こんにちは! 動画の作り方講師のウチムラワタル(hamochiku旧姓フクモト)です。■管理人:内村航・ウチムラワタル(hamochiku)旧姓フクモト ediusの実践的な使い方を学ぶならこの教本がオススメ! edius pro 9 実践講座 (速読・速解シリーズ) おすすめ記事. ediusで編集した動画をディスクに書き出す時に絶対必要な3ステップ+α. 2014.10.06. edius音声編集講座「動画にアフレコを入れる」 2014.10.06. ediusでタイトル(テロップ)を入れる時に …
ビデオエディターの使い方. 「ドロップシャドウを有効にする」をチェックすると、素材にドロップシャドウが適用されます。シャドウの色(初期値は黒色)、不透明度、柔らかさ(ソフト)、及び方向(ドロップシャドウの角度)を設定できます。作例では「クイックタイトラー」で作成したタイトルクリップにレイアウターを適用しました。最初に、タイムラインのVトラック(又はVAトラック)を2つ以上に設定し、1Vトラックにビデオクリップを配置します。次にビンウィンドウで右クリックし、「クリップの新規作成」「クイックタイトラー」(1)を選択して、適当な文字を入力したタイトルクリップを作成します(2)。作成したタイトルクリップをタイムラインの2Vトラックに配置し、1Vトラックのビデオクリップと同じ長さになるよう調整します。倍率設定の左側には、素材の大きさをマウスで操作できるズームツールや、イメージエリアの位置を調整できるパンツール、設定を1つ前の状態に戻すことができる元に戻すボタンなど、レイアウターを操作するボタンが揃っています。ダイアログの表示域が狭い場合は、[≫]をクリックすると、画面各種ボタンが現れます。プロジェクト設定(例えば1920×1080ドット)よりも大きな素材を、レイアウターで拡大縮小を行うことで、素材をできるだけ綺麗に拡大縮小することが可能です。レイアウターは元の素材のピクセル数を保持したまま処理を行いますので、画素の荒れが目立ちにくい拡大処理が可能です。それ以外の部分にマウスを移動して素材をクリック&ドラッグすることで、素材の位置を移動することが可能です。ストレッチでは素材の拡大縮小を設定できます。マウスを使用して拡大縮小している場合は、それに合わせて数値も変化しますが、X(横)、Y(縦)に数値を入力することで、細かく、正確に拡大縮小させることも可能です。「フレームアスペクトを保持する」にチェックが入っていると、X(横)、Y(縦)の割合を保ちながら拡大縮小することができます。拡大縮小をおこなう過程での設定ミス回避に役立ちます。逆にX(横)又はY(縦)のみに対して拡大縮小を行う場合は、チェックを外したままにしておきます。2Dモードは、タイムラインに配置した素材を、二次元的に「上下」「左右」「回転」「拡大縮小」させることができます。2Dモードのボタンを選択していることを確認し、イメージエリア四隅のハンドルをマウスで操作しましょう。素材を拡大縮小することができます。位置では素材の移動を設定できます。マウスで素材を動かした場合は、それに合わせて位置の数値も変化します。3Dモードにすると、Z(奥行き)のパラメーターが追加されます。位置の横にある三角のボタンをクリックすると、さらに細かな設定が可能になります。「アンダースキャン」(及びオーバースキャン、タイトルセーフ)と9つのボタンは、アンカーを素早く特定の位置に移動するために使用します。9つのボタンはそれぞれ「左上」~「中央」~「右下」までを表しており、ボタンを押すとアンカーと素材を素早くフィットさせることができます。ドロップダウンリストは、9つのフィット位置の基準となる場所を「アンダースキャン」「オーバースキャン」「タイトルセーフ」で指定することができます。例えば、オーバースキャンを選択して位置フィットボタンの「下向き」を押すと、下図のように移動します。イメージエリアの横に設置された「パラメーター」タブでは、数値での移動や回転の設定、エッジやシャドウの設定を行うことができます。なお、3Dモードで設定したZ軸の回転や奥行きは、2Dモードに切り替えると無効となりますのでご注意ください。アンカーとは、素材の回転や移動、クロップなどを行うための中心点のことで、通常は素材中央に配置されています。アンカーの移動はパラメーターを直接操作するほかに、画面上のアンカー中央をCtrl キー+マウス左クリックでも移動できます。また、3Dモードにすると、Z(奥行き)のパラメーターが追加されます。アンカーが素材中央にある場合は、下図のような回転になります。同様に、中央の円の右側に描かれたハンドルを操作することで、平面的に素材を回転させることができます。次に、3Dモードを確認しましょう。3Dのボタンをクリックし、3Dモードに切り替えます。「回転」パラメーターは、回転用操作ハンドルを使って回転させた値を保持しており、回転パラメーターを操作して素材を回転させることもできます。設定単位は「度」です。「不透明度/カラー」パラメーターは、アルファチャンネルを操作します。アルファチャンネルが操作されると、素材には「不透明度」という概念が与えられます。「素材の不透明度」を0%に近づけていくと素材が透明になっていきます。「背景の不透明度」は背景色に対しての不透明度で、初期値では透明な状態(0%)に設定されています。背景色は、「背景の塗り潰しカラー」で設定でき、初期値は黒色になっています。レイアウターは、映像を画面に配置するための最も基本的なエフェクトです。EDIUSでは、原則として、タイムライン上の映像トラック(Vトラック及びVAトラック)に並べられた、すべての映像クリップに「レイアウター」フィルターが自動的に配置されます。そのため、特にユーザーが意識してフィルターを適用する必要はありません。3Dモードは、X、Y、Z軸の移動や回転を行うことができ、素材を3D空間の中で配置することができます。ハンドルの表示も少し変更され、赤色のハンドルはX軸(横方向)、緑色のハンドルはY軸(縦方向)、青色のハンドルはZ軸(奥行き)の移動と回転を表します。 Z軸の遠近を使用して奥行きを出すことも可能で、2Dの拡大縮小や回転とはまた違った形で効果を出すことができます。それ以外の機能については2Dモードと同様です。色々とテストし、3Dモードの動きを試してみてください。設定を戻したい場合は、ダイアログ下部にある「初期化」をクリックすると、最初の状態に戻ることができます。これに対して、アンカー位置を画面最上部に移動してから回転させると、下図のようになります。素材の大きさを変更したい場合は、右上にある倍率で素材の大きさを調整することができます(6)。ドロップダウンリストにある既定の倍率の他に、直接数値で指定することも可能です。「エッジ」パラメーターは、素材のエッジ(端)に効果を設定します。拡大縮小やクロップした素材にも適用可能です。「カラー」はエッジカラーの幅の設定、「ソフト」はエッジカラーをボカす設定、「角を丸くする」はエッジカラーの角を丸くする設定、「サイド」はエッジカラーを素材の内側・外側・両方のいずれにするかを決める設定、カラーピッカーはエッジカラーを指定する設定となっています。なお、下図はアルファチャンネルを保持したクイックタイトラー素材を使用していますが、エッジはアルファチャンネルも含めた素材の範囲に影響を及ぼします。レイアウターには、「2Dモード」と「3Dモード」の2つがあり(5)、それぞれモードを切り替えて使うことができます。まずは、2Dモードを確認してみましょう。次にタイトルクリップのレイアウターを設定します。レイアウターはタイムラインに配置されたクリップを選択した際、インフォメーションパレットに表示されています(3)。インフォメーションパレットからレイアウターをダブルクリックすると、レイアウターダイアログが表示されます(4)。「ピクセルアスペクトを無視する」にチェックが入っていると、画面を構成するピクセルの縦横比を無視して拡大縮小を行います。1920×1080ドットのHDTVプロジェクトを編集している際は、ピクセルアスペクト比は1:1を基準とするため、このチェックボックスをオン/オフしても変化はありませんが、ピクセルアスペクトが0.9:1など変則になっていると、正しいイメージに切り替えることができます。「アンカーを自動修正する」のチェックボックスは、クロップした際のアンカー(中心点)を自動的に修正する場合に、オンにします。