札幌の気候というと冬は雪が積もって寒く、夏は暑い日もあるけど本州に比べれば涼しく過ごしやすい、こんなイメージの人が多いと思います。6月の中旬から下旬くらいから、日中は汗ばむほどの暑い日になることもあり、7月8月と平均気温が20度を超え盛夏となります。4月下旬から5月にかけてが花が咲き乱れ1年のうち最も美しい季節だという人もいます。札幌の気候の特色を簡単に言うと四季のメリハリがあるということです。実際にほぼそのとおりなのですが、もう少し詳しく札幌で暮らす前に知っておいて欲しい札幌の気候・四季について説明していきます。ただ8月の下旬になると夜には半袖だと寒く感じるようになっていきます。あまり台風の被害に遭うことの無かった札幌ですが、2000年以降台風が上陸することが増えてきており、度々台風の大きな被害に見舞われるようになってきています。そして9月の下旬になると南区の山間部を中心に紅葉が始まってきます。札幌の賃貸市場はオープン市場(ほぼどこの不動産会社でも契約が可能)です。だからこそ親切で丁寧な不動産会社を選ぶのがポイントとなってきます。SUUMOで何社か問い合わせをして丁寧だと思った不動産会社に決めるのがおすすめです。関東より西だと春と言えば3月くらいからというイメージを持つ人も多いと思います。もちろん、それでも東京や関西に比べれば圧倒的に寒いのですが、積雪があるため適度な湿度があります。また降雪量にしても中央区では年間で5メートルくらいですが、南区の定山渓エリアでは7メートルにもなります。詳細ページでは札幌の不動産会社をランキング形式で紹介しています。その結果、北海道の中央部を南北に走る日高山脈や夕張山地などが防風壁の役目を果たし、札幌など日本海側には大量の雪を降らせます。札幌市は人口190万人以上の都市といっても地方都市に過ぎないから気候なんてどこも同じでしょ?と思うかもしれませんが、地域によって寒さや雪の量が異なります。植物が育成活動を開始し、終結するまでの期間を植物期間と言いますが、おおよそ日平均気温が5度以上に期間といわれ、札幌では4月10日前後が5度以上の期間になることが多くなっています。そして溶けずに残っていた市街地の雪もこの頃にはすっかりと消えています。札幌の上空には通常、大気が西から東へと流れる偏西風があり、四季を通じて移動性の高気圧、低気圧の影響を受けているため、天気は西から東へと移り変わっていきます。となっていますが、札幌での直近の夏日・真夏日・猛暑日は下記のようになっています。例えば厚別区や清田区は中央区に比べて冬は平均して1~2度気温が低くなっており中央区よりは寒くなっています。冬の特徴的な気圧配置である西高東低も3月頃には緩みはじめ日差しも強まってきて3月下旬には日平均気温が0度を越えてきます。そして4月下旬になると桜が咲き始め、5月中旬になると札幌の木であるライラックが咲き始め、初夏へと移り変わっていきます。この頃には市街地も紅葉が見られ、北海道大学の銀杏並木が人気の観光スポットとなります。今まで太平洋側で暮らしてきた人だと天気が悪い日が続く日本海側の気候に似た札幌は暗い気持ちになるかもしれません。11月にはシベリア高気圧が次第に発達し、周期的に寒波を送り込み気温低下は著しく、降雪量も多くなり12月上旬には根雪となります。札幌は元々冬になると真冬日が続くのが当たり前でしたが、環境の変化により冬日・真冬日とも減ってきており、以前よりは暖かい冬になってきています。個人的にですが、本州では5月から6月にかけて紫陽花が咲き乱れ、紫陽花の花を見に行く人も増えますが、札幌では紫陽花の代わりにライラックが似たようなイメージで親しまれているように感じます。札幌の桜の開花は例年であれば4月下旬頃で関東よりも1ヶ月から1ヶ月半ほど遅くなっています。ただせっかく札幌に来たのだから遊ぶぞ!ということであれば引っ越しシーズンの落ち着いてきた4月中旬が一番良いのかもしれません。特に12月から2月にかけては、西高東低の気圧配置となり、大陸上空の感想したシベリア寒気団が偏西風に乗って日本海上空で大量の水分を吸い込み雪雲を発生し、北海道の西海岸に達します。小中学校の始業式が始まる4月上旬はフクジュソウが咲き始めるので、札幌では入学式・始業式シーズンの花は桜ではなくフクジュソウとなっています。7月20日頃から大通公園では「さっぽろ夏まつり」が始まり大通公園はビアガーデンとなります。そして雪虫と呼ばれる雪が降る少し前になると飛び始めるという虫を見るようになり例年10月下旬には初雪となります。東京だとビールを飲んだそばから汗として吹き出していくことが多いですが、札幌の夜はそれほど暑くないため汗を吹き出すことなくジンギスカン・焼き肉を味わえるようになっており、ビールをより美味しくいただけると言われています。雪まつりが終わると大通公園のイベントはしばらくなくなり、ゴールデンウィークまでは比較的静かな時間が流れていきます。そして札幌は夜になると東京に比べ気温が下がりやすいので寝苦しい夜も少なくなっており夜でも25度以上の気温となる熱帯夜はほぼありません。そして2月になると札幌最大のイベント「さっぽろ雪まつり」が行われ日本中だけにとどまらず世界中から観光客がやってきます。ただし日中は15度から20度前後になることが多く外でも過ごしやすい日となり大通公園では「さっぽろオータムフェスト」というイベントが行われ多くの観光客が訪れます。11月に入り10日頃になると日平均気温も5度を下回るようになり、雪がチラチラと降りはじめ、札幌の冬の到来となります。人口100万人を超える大都市でこれだけ降雪地域に存在するのは世界的にも珍しいと言えます。
2011年1月21日の天気図には、大陸に勢力の強いシベリア高気圧が、カムチャツカ半島付近には発達したアリューシャン低気圧があって、北海道付近の等圧線は縦縞模様となっています。 これが冬の特徴的な天気図で『西高東低の冬型の気圧配置』と呼ぶこともあります。 せっかくの旅行なのに雨の日にあたってしまうととても残念ですよね。どこの観光スポットに行けば楽しめるのかと考えてしまう人も多いのではないでしょうか。観光スポットがたくさんある北海道には、雨の日でも天気に左右されることなく楽しめる観光スポットがたくさんあるんですよ。