“when you get a chance=機会があれば”は次に機会があることがある程度わかっているときに使います。2、3年に1回くらい会う友人に下の2つの言葉をかける場合、どういう違いがあるでしょか?たとえば、日本に訪問された方に対して、お別れのときに、“また機会があれば”と言いたいとき。①は、“また来ることがわかっている場合”で、②は、“来るかどうかわからない”場合です。Whenの条件節は①、ifの条件節は②になります。ニュアンスに合わせてchanceとopportunityを使い分けるとよいと思います。Chanceは“機会”という意味です。偶然得る機会・チャンスという意味合いが強く、“opportunity”も同じく“機会”を表しますが、こちらは自分から(努力して)作る“機会”という意味合いが強くなります。“If you get a chance”は、次に機会があるかどうかわかないけど、あれば”というシーンで使います。“機会があれば”は、冒頭の会話文にもあったように“when you get a chance”と言います。少し注意をしておきたいのが、“もう一度、同じ機会を持つ場合”です。日本語で言うと、“こっちに来るとき、連絡して!”“こっちに来るなら、連絡して!”の違いのようなものなのですが、意外に“条件を表すifとwhen”の違いがわからないと生徒さんから質問を受けます。この場合は、もう一度日本にくる(今の状況と同じ機会をもつ)ということなので、【機会があれば】はビジネスシーンなどでもよく使うフレーズなので、覚えておくととても便利だと思います。ニュアンスの違いを使い分けるのはやや難しいので、それほど意識せずに使いやすいほうをどんどん使っていくのがよいと思います。 今日のネイティブフレーズ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄【フレーズ】 When you get a chance 《ウェンユウゲラチャンス》【意味】手があいたら【ニュアンス解説】昨日ご紹介し … ローマ法王の日本でのミサの抽選に当たったことをSNSにのせると友人から"You are so lucky to get a chance to meet the pope!
そうなんです。”take a chance” は「リスクや危険を承知の上で(何かを)する」という意味になるんです。いきなりやって来たチャンスを “grab = ひっつかむ” というイメージですね。“opportunity” を使って「機会を掴んで利用する」という意味では “take advantage of the opportunity” や “seize the opportunity” などがよく使われます。それ対して “chance” は「偶然や予期せず手に入れた機会」を表すことも多いです。”by chance” は「偶然に」という意味でしたよね。それは「冒険・危険・賭け」です。オックスフォード現代英英辞典には、例えば、”There’s a chance of rain”「雨が降る可能性がある」で「可能性」を表したり、”I had a chance to visit Osaka” は「大阪を訪れる機会(チャンス)があった」なんていう言い方もします。「チャンス」には「機会」という意味があるので、「チャンス(機会)を掴む」という意味で “take a chance” と言ってしまいそうになりませんか?“chance” 以外にも「機会」を表す英単語に “opportunity” がありました。“opportunity” の方がフォーマルですが、実は “chance” も “opportunity” も「〜する機会」という意味では同じです。ただ、”opportunity” は「何かを可能にしたり、実現・成し遂げるための機会」というような良い意味で使われることが多いです。“chance” を英和辞書でひいてみると、いろんな意味が出てきます。「(やって来た)チャンスを掴む」を英語にすると “grab a chance” がしっくりくるかと思いますが、これは「予期せずやって来た」というニュアンスが強くなります。他にもありますが「〜する機会・可能性」という意味でよく使われますよね。この “opportunity” はよく使われる単語なので、耳にする度にどんな意味で使われているのかをじっくり吟味してみると “chance” との違いがだんだん見えてくると思います。実は、辞書にはもう一つ “chance” の意味が書いてあるんです。“chance” は “opportunity” の意味に加えて、ただ「何かをする機会」とポジティブでもネガティブでもないニュートラルな「機会」、運で手に入れた「機会」も表すことがあります。でも実は “take a chance” は「チャンスを掴む」という意味ではないんです。また、オックスフォード類語辞典には “chance” の類語(synonym)として、「就職・昇進の機会」という意味もあるように、”opportunity” のイメージは「ポジティブ」を生み出す「機会」です。「取る = take、機会(チャンス)= chance」なのに、”take a chance” はなぜ「チャンスを掴む」ではないんでしょうか?an unpleasant or dangerous possibilityと出ています。日本語で何気なく使っている「チャンス」の英語 “chance” には、実はこんな意味もあったんですね。 "とコメントをもらいました。 しかし、すべてが前向きでポジティブになるかといえば違い、以下の例文だと本当に「can」の意味ぐらいしかありません。get toは英語のネイティブスピーカーがよく使う表現ですが、いくつかの意味に分類することが可能かもしれません。このページで4つぐらいの意味にわけてみました。I have a lot of money but all I get to spend is 1,000 yen a day.上段は「会わなかった」と事実を報告しているだけですが、get toを使うと「会う機会がなかった」「会えなかった」と少し残念に思う、会いたかったニュアンスが少し出ています。I got to know him during high school.Don’t let him get to you.何かをする「opportunity(機会)」があることであり「(機会があって)~できる」「~する機会がある」「(許されて)~できる」のようなニュアンスをともないます。特に理解しにくいのが「(機会があって)~できる(can)」の意味と、「人をいらつかせる(annoy)」の意味です。ほかには「はじめる」や「到着する」の意味もあります。無理やり直訳で理屈を考えるなら「暑さをお前の中にたどり着かせるな」「彼の存在をお前の中にとどめておいてはダメだ」みたいな感じで、心の中に入ってこさせるな、つまり気にしたらダメだ、忘れろよといったニュアンスになります。When I got to work, I was hungry.convert(コンバート)はchange(変わる、変える)と同じよう…しかし辞書には「begin」としか書いていないので、それがカナダ人のスティーブが感じる特有のものなのかは不明です。調査しておきます。begin(ビギン)とstart(スタート)はどちらも中学校で習う基本…最後の例文はworkを職場と考えるか、作業と考えるか微妙なところですが、そこにたどり着くといった意味です。いくつかある「get to」の使い方の中で、なかなか理解しづらいけれども、ネイティブがよく使うのが「can」に近い意味です。I didn’t see Jayne last week.ここでは4つの使い方をそれぞれネイティブスピーカーに作ってもらった例文にまとめてご紹介しています。SFコミックの「X-Men」などに代表されるようにアルファベットの「X…「get to know」は知り合いになるという意味です。「機会を与えられて~できるんだ」「~する機会がある」という感じが出る言葉です。特に口語、カジュアル、スラングといったわけでもありませんが、かといってフォーマルでもない、普通の日常的な表現です。I (will) get to go to France this year.You get to come with me to Las Vegas!I didn’t get to see Jayne last week.以下の例文も参考にしてください。「できない」「機会がない」の意味です。I couldn’t get to my housework until 5:00.けっこう理解しにくいのが「get to 人」でannoy(いらつかせる)の意味になることです。sort(ソート)は名詞で使った場合には「種類、性質」といった意味があ…My mom said I get to use her car tonight.これはおそらく自分の中に入ってくる、心や頭に侵入してくるイメージから「いらつかせる」になっているのだと予想されます。Don’t let the heat get to you.get toを使って表現することで、上の例文ならば「フランスに行く機会があるんだ」のような前向きな表現になって、フランスに行くことを喜んでいるようなニュアンスが出ます。日本語での「~する機会があったんだ」といわれたときの感覚に近い部分もあります。I didn’t get to see my favorite band when they came to Osaka.I get to go to the concert tonight.perform(動詞)とperformance(名詞)に共通していえる…closureは「閉鎖」などお店や学校などを閉めることを表す名詞です。…この意味は否定文でよく見かけ「Don’t let 〇〇 get to you」の形になります。意味は「〇〇なんて気にするな」です。イライラしている友人などにかける言葉です。When we got to school it started to rain.I didn’t get to working until 11:00.否定文でも使えます。日本語で考えるなら「機会がなかった」「できなかった」ぐらいの意味です。I can’t get to the end of the book tonight.Enough waiting. “when you get a chance=機会があれば”は次に機会があることがある程度わかっているときに使います。2、3年に1回くらい会う友人に下の2つの言葉をかける場合、どういう違いがあるでしょか?たとえば、日本に訪問された方に対して、お別れのときに、“また機会があれば”と言いたいとき。①は、“また来ることがわかっている場合”で、②は、“来るかどうかわからない”場合です。Whenの条件節は①、ifの条件節は②になります。ニュアンスに合わせてchanceとopportunityを使い分けるとよいと思います。Chanceは“機会”という意味です。偶然得る機会・チャンスという意味合いが強く、“opportunity”も同じく“機会”を表しますが、こちらは自分から(努力して)作る“機会”という意味合いが強くなります。“If you get a chance”は、次に機会があるかどうかわかないけど、あれば”というシーンで使います。“機会があれば”は、冒頭の会話文にもあったように“when you get a chance”と言います。少し注意をしておきたいのが、“もう一度、同じ機会を持つ場合”です。日本語で言うと、“こっちに来るとき、連絡して!”“こっちに来るなら、連絡して!”の違いのようなものなのですが、意外に“条件を表すifとwhen”の違いがわからないと生徒さんから質問を受けます。この場合は、もう一度日本にくる(今の状況と同じ機会をもつ)ということなので、【機会があれば】はビジネスシーンなどでもよく使うフレーズなので、覚えておくととても便利だと思います。ニュアンスの違いを使い分けるのはやや難しいので、それほど意識せずに使いやすいほうをどんどん使っていくのがよいと思います。