こちらは野田秀樹『赤鬼』や野田秀樹『農業少女』と同じくnoda・mapの番外公演として上演されたものです。少人数で行われ、比較的狭い空間を使いながらも、役者の演技やセットを活用し、場面転換が激しく行われます。 「20世紀最後の戯曲集」野田秀樹・著新潮社「Right Eye」「パンドラの瞳」「カノン」の戯曲3編が収録されています。 「Right Eye」についてコメデ… 野田秀樹作品『農業少女』の想い出今回ご案内する「九州大学演劇部」の「公演」は、野田秀樹氏の「作品」を、白居真知氏が脚色・演出する『カノン』です。ところで、すでに御承知のように、本ブログでは“公演前”に作品内容に触れることはいたしません。 一冊の本には、他のいろいろな本とつながる接点が隠れています。100年前の物語や、世界の果ての出来事と、実は意外な関係があるのかもしれません。本から本へ、思いがけない出会いの旅にでてみませんか。どのルートを選ぶかは、あなた次第です。はっきりした頭のうちに、この三つについてだけは書いておきたかった。長崎原爆投下、連合赤軍浅間山荘事件、そして「私」にふりかかった右眼失明の病。鶴屋南北戯曲賞、紀伊國屋演劇賞、芸術選奨文部大臣賞などの賞を総なめにした野田演劇の頂点がここに。「Right Eye」「パンドラの鐘」「カノン」を収録した記念碑的作品集。原爆投下、連合赤軍事件、そして私――。演劇賞を独占する野田演劇の最高傑作集!織田信長に一族を滅ぼされ、武門の再興をはかりながら、絵筆に生涯をかけた。日常的な身の回りの出来事から、世界を揺るがすニュースまで、本が扱うテーマは森羅万象。四季折々の年間イベント、仕事、暮らし、遊び、生きること、死ぬこと……。さまざまなテーマに沿う本の扉をご用意しました。扉を開くと読書の興味がどこにあるのか見えてきます。1955年長崎県生まれ。1976年に劇団夢の遊眠社を結成。1983年に「野獣降臨」で岸田戯曲賞、1986年に紀伊國屋演劇賞、1990年に文化庁芸術祭賞を受賞。1992年にロンドンへ留学。翌年帰国し、NODA・MAPを設立。1999年に鶴屋南北戯曲賞、2000年に紀伊國屋演劇賞個人賞、芸術選奨文部大臣賞受賞。〈とんぼの本〉は、1983年の創刊。 美術、工芸、建築、写真、文学、歴史、旅、暮らしをテーマにしたビジュアルブック・シリーズです。 作・演出・出演:野田秀樹。出演は、唐沢寿明、鈴木京香、串田和美、岡田義徳、須藤理彩、手塚とおる、広岡由里子、大森博、宮迫博之、蛍原徹ほか。希望が挫折に、自由の思想が暴力に変わっていく人間存在の業と悲しみを描く傑作である。野田地図(NODA・MAP)第8回公演「カノン」の公演パンフレットを紹介します。2000年4月に東京・渋谷のシアターコクーンで観劇した際に購入したもの。表紙はのちに発売される野田秀樹著『20世紀最後の戯曲集』(新潮社)と同じものが使われています。時は平安、京の都では《猫の瞳》(つまりキャッツアイ)という盗賊集団が悪事を働いている。その《猫の瞳》の女首領である沙金(しゃきん。鈴木京香)が牢に送られた。牢番の太郎(唐沢寿明)は沙金にそそのかされ、彼女の脱獄に肩を貸してしまうのだが、主である天麩羅判官(野田秀樹)に刑を免れる代わりに密偵として《猫の瞳》を監視するよう言い渡される…。大殺戮シーンのBGMとして明るく爽やかな「パッヘルベルのカノン」を用いることでより残酷さを引き立てる野田のアイデアは天才的、また《猫の瞳》の女首領・沙金の企みが明らかになるラストシーンの哀しみは圧倒的である。「カノン」の感想(変奏の行き着く先に 野田秀樹「カノン」 2003年に書いたもの) 感想・コメント. 野田地図(noda・map)第8回公演「カノン」の公演パンフレットを紹介します。2000年4月に東京・渋谷のシアターコクーンで観劇した際に購入したもの。表紙はのちに発売される野田秀樹著『20世紀最後の戯曲集』(新潮社)と同じものが使われています。
野田秀樹作「カノン」は新潮社から出版されている「20世紀最後の戯曲集」に収録されています。 ----- この戯曲への思い入れや、上演経験ある方の感想や、上演上の注意点等何でも構いませんのでコメント欄にお寄せ頂けますと大変ありがたく思います。 はっきりした頭のうちに、この三つについてだけは書いておきたかった。長崎原爆投下、連合赤軍浅間山荘事件、そして「私」にふりかかった右眼失明の病。鶴屋南北戯曲賞、紀伊國屋演劇賞、芸術選奨文部大臣賞などの賞を総なめにした野田演 野田地図「逆鱗」がいよいよ1月29日(金)から開幕する。 野田地図(noda・map)の第20回公演「逆鱗」が1月29日(金)から池袋・東京芸術劇場で開幕する。