しかし、程度の差はあれど普段メインで使う靴は数足に絞られるはず。もちろん予備やデザイン違いなど揃えていくならばもっと必要になるだろう。トップス、パンツ、靴、全てダークトーンでデニムのロールアップ部をアクセントとして構成している。自分の場合色のトーンから5つのパターンに分類し、靴を選びコーディネートしている。しかし、着まわしを考え効果的に使用していくのであればこれでしっかりローテーションできる。そう、このコーディネートはダークトーン(単色)の靴しか持っていない場合はする事ができない。人によって革靴やブーツも想定したり同じトーンでデザイン違いの靴を数種類使用する事もあるだろう。なかでも、パックTシリーズはヘインズにおける代表作で評価も高く…ネイビーのデニムジャケット、ネイビーのスラックス、ミディアムグレーのスニーカー。全身暗めのダークトーンもつくれれば、明るい上半身と暗い下半身のコーディネートも組む事ができる。黒のフードブルゾン、ネイビーのデニム、オールブラックのスニーカー。トップスもパンツもダークトーンで合わせスニーカーをミディアムトーンで少し抜けをつくっている。以上のように、靴のトーン別にコーディネートを組む事によって着まわし幅を広げる。個人的には好みもありスニーカーばかりのセレクトになってしまった。黒のフードブルゾン、ベージュのチノ、オールホワイトのスニーカー。【ロングスリーブTシャツの着こなし】ロンTとは?使い方とメリットの考察使うだけでなく収集することが好きで100足以上お持ちのコレクターもいるだろう。このよう5つのローテーションをつくる事で幅広くコーディネートを組む事が可能となる。今回はメインで履いている靴の必要数とローテーションについて考察していこう。このように靴からローテーションと着こなしを組んでいくことでコーディネートはグッと簡単になる。色数はおさえてシルエットと部分的なアクセントを使った着こなし。
数あるつま先デザインのなかで、もっとも華やかでゴージャスな雰囲気があります。ただ、特徴的なデザインのためどちらかというと上級者向けなイメージです。黒やダークブラウンよりも経年変化がでやすい色なので、経年変化を楽しみたい方にぴったりです。上で紹介した色以外に、パープルやグリーンといった派手な色の靴もあります。1950 年頃にストラップの部分にお守りとして硬貨を挟み込むのが流行り、コインローファーという名前になったそうです。マウンテンブーツは、山登りやアウトドア用に開発されたブーツで、レースアップと同じく紐で締めるタイプです。上で紹介したオックスフォードと合わせて、数あるシューズの種類のなかでも代表的な存在です。ヴァンプローファーは、甲の部分にストラップやタッセルがついていないデザインのローファーです。ちょっと暑苦しく見えるかもしれませんが、夏場に履くのもアリです。U チップや V チップは、文字通り U の字や V の字に縫い目が入ったつま先のデザインです。表面に加工がされた「型押しレザー」も、革靴によく使用される素材です。スマートなシルエットなのでスーツにも合いやすく、ビジネスシーンなどのかしこまった場面にも難なく履くことができます。ストレートチップの誠実な雰囲気とスエードレザーの温かみのある雰囲気のバランスも、ちょうどいい具合です。飾りが無いぶん靴のシルエットが際立ち、スーツなどのカチッとした装いに合わせると自然に馴染んでくれます。「ザ・革靴」とも呼べる普遍的で使いやすいデザインだと思います。飾りの縫い目や革の彫刻があしらわれた派手めなデザインが採用されることが多く、カジュアルユース向けです。最初の 3 足は紐靴なので、4 足目で紐靴でないモンクストラップにも挑戦してみてはいかがでしょうか。シンプルな革靴が揃ったら、ウィングチップのような華やかなデザインも取り入れてみると新しいコーディネートが生まれるはずです。カテゴリは、革靴のデザインや種類を語るうえで一番の基礎となる分類です。エンジニアブーツは、甲の部分をベルトで止めるタイプのブーツです。プレーントゥのつま先デザインの靴は、「靴のタイプ」や「色や素材」によってフォーマル感やカジュアル感が決まる感じがします。ただ一方で「『黒の内羽根ストレートチップ』一択ではなく、もっと自由に靴選びできればいいな」とも思います。どんな素材がいいか分からないときは、スムースレザーを選んでおけば間違いありません。ダークブラウンを選んでおけば主張をしすぎないので、服装にも自然と馴染んでくれます。種類によって靴の雰囲気は 180°違い、フォーマルな雰囲気のものもあれば、カジュアルな雰囲気のものもあります。見る人にフォーマルで堅実な印象を与えるほか、大人っぽい印象もあります。しかし、シューズやブーツにはないリラックス感があり、ラフな服装に合わせて軽いノリで履くことができます。オックスフォードは、靴紐を通す穴があいた「羽根」というパーツが甲に潜り込んだようなタイプの靴です。「内羽根」と呼ばれることもあります。フォーマルな雰囲気はないのでビジネスシーンやかしこまった場面には不向きですが、紐靴やモンクストラップとは一味違った着こなしができます。ウエスタンブーツ(別名カウボーイブーツ)は、アメリカのカウボーイが着用していた乗馬ブーツが起源のブーツです。ベルトとバックルがインパクトのある見た目ですが、スーツなどのかしこまった装いにも合わせることができます。靴紐を通す穴が金具になっているのが特徴で、耐水性・耐久性がある作りになっていることがほとんどです。羽根をしっかりと広げて足入れができるほか、紐で締める強さを調整できるので屋外での活動に向いています。気軽に履ける反面、紐靴のように甲の締め付けが調整できないのでサイズ選びが難しい面もあります。カジュアルでラフな服装に合わせれば、足元に存在感がでてコーディネートを引き立ててくれます。サイドエラスティックは、紐やバックルでなく、ゴムで甲をおさえるデザインの靴です。一方で、カジュアルな服装に黒い革靴を合わせると足元だけ重苦しく見えることもあります。U チップのダービーは、実はもともと屋外での活動やスポーツをするためにできた靴なんだそうです。型押しレザーは上の写真の靴のように、革の表面に型押し加工がされています。レースアップブーツと同じく紐で締めるタイプのブーツですが、ソール周りが頑丈でより重厚感があります。ストレートチップは、直線の革の切り返しがついたつま先のデザインです。「キャップトゥ」や「一文字」と呼ばれることもあります。重厚感があるためフォーマルな場面には向かず、休日のリラックスした雰囲気の服装に合わせやすいブーツです。黒のストレートチップオックスフォードは、かしこまった場面に履くのに定番デザインの革靴です。つま先に入った縫い目により、カジュアルな雰囲気が色濃くでるのが U チップと V チップの特徴です。比較的マイナーにはなりますが、他にもいくつかブーツの種類を紹介します。ライトブラウンは、ブラウンのなかでもっともカジュアルな雰囲気が出る色味です。オックスフォードは、その上品な佇まいから品冠婚葬祭や式典といったかしこまった場面で履かれることが多いです。黒やブラウンといった定番の色の革靴を購入し、次は別の色の革靴を試してみたい、というときにオススメの色です。ベネチアンとも呼ばれ、コインローファーよりもよりリラックスしたカジュアルな雰囲気になります。ダービータイプのブーツの起源は、シューズの種類で紹介したダービーと同じく陸軍用のブーツとされています。前章では、いろんなシーンに履きやすく、また服装にも合わせやすい「ド定番」デザインの革靴を紹介しました。革靴には珍しい金属がついたデザインで、エレガンスな印象を与えます。ただ、フォーマルな雰囲気が強いためカジュアルな服装には合いにくいです。3 足目は、バーガンディー型押しレザーを使ったプレーントゥチャッカブーツを選びました。作業のときに足先が動かしやすいように、つま先がぽってりとしているのが特徴です。ウィングチップのような派手さはなく、シンプルでリラックスした服装にスッと馴染んでくれます。個人的に 1 足目に推したいのは「ダークブラウンのプレーントゥダービー」です。ローファー(Loafer)は「怠け者」という意味があり、名前から想像がつくようにカジュアルでリラックスした印象になる特徴があります。ストレートチップはフォーマルな雰囲気のあるオックスフォード(内羽根)ととても相性が良く、冒頭でも触れたとおり人気の組み合わせです。華やかさがあるため、かしこまった場面に履いていくのに抵抗を感じる方が多いようです。派手な色の靴はビジネスシーンやかしこまった場面には不向きで、休日のカジュアルな場面に向いています。休日のリラックスした場面で履けるのはもちろん、ビジネスシーンでも難なく履くことができます。ジョッパーブーツは、もともと乗馬ブーツとして開発されたブーツで、砂利や小石が中に入ってこないように履き口が狭く作られています。2 足目は、仕事用などにフォーマル目な靴が欲しい人には「黒のストレートチップオックスフォード」、カジュアルな服装にラフにあわせたい人は「ミディアムブラウンの U チップダービー」を選んでみました。ストレートチップでもパンチドキャップトゥでも、ビジネスシーンに合わせやすいデザインです。代表的なのは、つるっとした表面に仕上げられた「スムースレザー」です。個人的には、ダービー(外羽根)とプレーントゥの相性がよく合うと思っています。シューズはもっとも一般的なカテゴリで、「革靴」と聞くとほとんどの人がこのシューズを思い浮かべるのではないでしょうか。サイドゴアブーツはシルエットがスマートで上品さが感じられるため、ビジネスシーンに使用できます。チャッカーブーツはほかのブーツと比べ履き口が低くく、どちらかというとドレスシューズのように気軽に履くことができます。つま先に U 字に入ったステッチがあり、カジュアルな印象が強いのが特徴です。シンプルでクセのないデザインなので、はじめてローファーを買うときは、まずコインローファーから購入してみるのがおすすめです。もともとは屋外で活動するために作られた靴というのもあり、冠婚葬祭などの厳格な雰囲気が求められるシーンには不向きです。ちなみに、スエードは通気性が良く、砂漠などの熱い地域でも履かれているそうです。タッセルローファーは、甲の部分に房飾りがついたデザインのローファーです。ただ、なかにはカチッとした装いに合わせやすい種類もあるので、ブーツは購入する前に履くシーンを想定しておくことが大切です。ビジネスシーンよりも、休日のリラックスした場面によく合います。カジュアルな革靴の定番デザイン、ミディアムブラウンの U チップダービーです。このデザインは、今までで紹介してきた定番デザインの革靴のなかで、もっともカジュアルな雰囲気があります。ローファー(Loafer)は「怠け者」という意味があり、ピシッとしたフォーマルな場面には不向きです。シルエットが綺麗で上品に見えるオックスフォードに、誠実な雰囲気が漂うストレートチップを組み合わせています。また、型押しレザーにすることで、汚れやシミが目立ちにくいので、雨の日でもガンガン履けます。安全性とゆとりのある作りから、オートバイの運転時に履かれることが多いブーツです。ちなみに、オックスフォードとダービーのブーツを一括りにして「レースアップブーツ」と呼ばれることもあります。ローファーは、シューズやブーツと違って紐やバックルで甲をおさえないため、スポッと気軽に履くことができます。癖がないデザインなので、よほどかしこまった場面でない限り、ビシネスシーンにもカジュアルシーンにも合わせることができます。ビジネスでもカジュアルでも履けるデザインで、汎用性が高いのもポイントです。選ぶのが難しく感じるかもしれませんが、たくさんあるなかから自分好みの一足を見つけるのも、革靴の醍醐味のひとつです。羽根が甲の下に潜り込んでいることで、シルエットの美しさが際立ち上品な雰囲気が生まれます。革靴は、すこしデザインや色が違うだけで雰囲気がガラッと変わり、フォーマルにもカジュアルにもなります。サイドゴアブーツは、19 世紀にイギリスのヴィクトリア女王のために開発されたブーツが始まりとされています。革靴のなかでは遊び心のある色で、履きこなせばおしゃれな印象もあります。甲についたバックルとストラップがおしゃれでスマートな印象があり、どちらかというとフォーマルな雰囲気があります。履くシーンで自分をどう見せたいかで、革靴の色を選んでみるといいと思います。ちなみに、バックルが一対になっているデザインを「シングルモンクストラップ」、二対になっているものを「ダブルモンクストラップ」と呼びます。ピカピカの光沢がゴージャスな雰囲気で、パテントレザーを使った靴はフォーマルな場面に履かれることが多いです。この靴の起源は、19 世紀のはじめ頃にヨーロッパで起きた「ワールテローの戦い」で使用された陸軍用ブーツとされています。以上の 4 つ「オックスフォード(内羽根)」「ダービー(外羽根)」「モンクストラップ」「ホールカット」が代表的なシューズの種類で、なかでも「オックスフォード」と「ダービー」は定番です。その後 1960 年頃、イギリスのチェルシー地区でビートルズやローリングストーンズなどのアーティストが履き始め、ファッションアイテムとして注目されるようになったそうです。上で紹介したウィングチップとメダリオンは、セットでついていることが多いですが、なかにはメダリオンだけついたデザインの靴もあります。靴の主張が強くコーディネートに合わせるのが難しいほか、メンテナンスの仕方も特殊なので、エキゾチックレザーの靴はかなり上級者向けです。スムースレザーにはないような、温かみのある表情があるのが特徴です。汚れや傷がついても気にならない特徴を生かして、雨用の一足に購入するなら型押しレザーの靴がオススメです。ギリーシューズは、チューブ状に巻いた紐穴を付け、そこに紐を通すデザインの靴です。ダービータイプのブーツは、カジュアルな雰囲気が強く出るのが特徴です。ビジネスシーンよりも休日のカジュアルな場面で履きたいなら、4 足目はミディアムブラウンのウィングチップオックスフォードがオススメです。冠婚葬祭や式典などのかしこまった場面には不向きですが、ブーツ特有の重厚感があまりなく、また合わせる服を選ばない特徴があります。ブーツを普段履かない方でも履きやすい、ブーツ入門のようなデザインです。同じシューズでも、紐で締めたりバックルとベルトで固定したりと、甲周りのデザインにさまざまな種類があります。先日、とある靴ブランドの方とお話しさせていただいたとき「やっぱり『黒の内羽根ストレートチップ』が一番人気ですね」ということを伺いました。4 足目以降は、自分が履きたいシーンに合わせて選ぶと、コーディネートの幅がぐっと広がります。型押しがされているため、スムースレザーやスエードレザーに比べて汚れや傷、シミが目立ちにくい特徴があります。余計な装飾を取り払うことで、見る人に無駄のない洗練された印象を与えることができます。装飾がなくシンプルな見た目なので、フォーマルな場面にもカジュアルな場面にも合わせられます。ただし、黒やブラウン、バーガンディーに比べると服装と合わせるのが難しいです。ただし、ドレッシーな印象があるので服装に厳しくない職場であればビシネスシーンにも履くことができます。一方で、カジュアルな服装に合わせると、足元だけ「洗練され過ぎ」な感じがしてアンバランスに見えることもあります。この靴は、19 世紀の中頃にイギリスのヴィクトリア女王の夫・アルバート公が考案したブーツが起源のようです。ジョッパーブーツは、足首をベルトとバックルで固定するデザインのブーツです。履き口がふくらはぎ辺りまであるのが特徴で、ジップアップで締めるデザインをしています。動物や植物などをモチーフにした穴飾りがつま先にあいていて、ほどよいおしゃれ感があります。モンク(Monk)は「修道士」を意味する言葉で、修道士が履いていた靴がモンクストラップの起源になっているそうです。丈夫で経年変化を楽しみやすく、もっとも一般的で定番の素材です。色が明るいと服装と合わせるのが難しいので、まずは暗めのパープルやグリーンの靴にしてみて、慣れてきたらもっと明るい色を選ぶのがいいと思います。軽やかに履きこなす、色鮮やかなパティーヌ仕上げのローファー特集紐穴が独特な形状をしているため見た目にインパクトがあり合わせ方が難しいことから、上級者向けの種類だといえます。というわけでここからは冒頭で登場した「黒のストレートチップオックスフォード」も含め、定番のデザインの革靴をご紹介していきたいと思います。コインローファーは、ローファーの種類のなかでもっともよく見る種類です。1950 年頃にビジネスマンや弁護士に好んで履かれたそうで、房飾りによってドレッシーな雰囲気があります。まずは、履き口がくるぶしの下辺りにある「シューズ」。短靴と呼ばれることもあります。ウィングチップは、つま先に W 字型の切り返しがついたつま先のデザインです。この温かみのある表情が、秋や冬の服装にぴったりと合うので、スエードレザーの靴は寒い時期に履かれることが多いです。ブーツを履くと足元に重厚感が出て、すこしカジュアルな雰囲気が出ます。履き口の高さが違うことで靴の形状が変わるので、当然ながら靴全体の印象も異なります。また、より革の質感やシワの変化といった表情を楽しめるのが特徴です。ビットローファーは、甲の飾りに「ホースビット」と呼ばれる馬具を模した金属飾りがデザインされたローファーです。ここからは、ド定番とまではいかないものの、人気のある定番デザインの革靴を 3 つご紹介します。まず、革靴は履き口の丈でざっくり 3 つのカテゴリに分けることができます。チャッカブーツは、履き口がくるぶしの少し上あたりまであるブーツです。休日のリラックスした格好に合わせることができますが、ビジネスシーンには不向きです。一方で、このデザインがスポーツから生まれたという経緯もあり、かしこまった場面には不向きです。というわけで今回は、世にある革靴の種類やデザインを網羅的にまとめてみました。ペコスブーツは、アメリカの農作業で使われていた靴が起源になったブーツです。またシンプルなデザインでカジュアルな服装にも合わせやすいため、シーンを選ばない万能なブーツだと言えます。モンクストラップは、紐靴にはないようなスマートでお洒落な印象があり、ビジネスシーンにぴったりと合います。ブーツにも、シューズと同様にオックスフォードとダービーがあります。こちらは羽根が甲の下に潜るようについているオックスフォードのブーツです。カジュアルな印象が強いため、かしこまった場面には不向きなデザインです。つま先はシンプルなプレーントゥでクセがなく、バーガンディーの色味もおしゃれな感じがあります。ダークブラウンにすることで、大人っぽい落ち着いた印象もあります。ただし、デザインによってはフォーマルな雰囲気のブーツもあります。ダービーは、羽根が甲を覆うようについたデザインの靴です。「外羽根」と呼ばれることもあります。スコットランドの伝統的な靴で、もともと民族舞踊や競技用に履かれていたそうです。サイドゴアブーツは、履き口の側面がゴム素材でできたブーツです。イギリスではチェルシーブーツと呼ばれています。過酷な作業でも着用できるように頑丈な作りをしていることが多く、見た目にはかなりの重厚感があります。プレーントゥだとシンプル過ぎだし、ウィングチップは派手過ぎる、というときには、メダリオンだけついた靴がぴったりだと思います。こんにちは、靴職人店長のカタオカケンです。靴職人の営む革靴店はドレスシューズ、ローファー、ブーツなどを中心に、国内外のブランドの靴を取扱う革靴専門の通販サイトです。良い靴をたくさん揃えておりますので、どうぞごゆっくり御覧ください。チャッカブーツの起源は、「ポロ」という馬に乗って行う競技に使用されていたブーツだとされています。すこし特徴のあるデザインなので、コインローファーよりも上級者向けのローファーだと言えるでしょう。その一方で、カジュアルな服装に合わせると足元に存在感が出てコーディネートを引き立ててくれます。コインローファーは、甲についたストラップ部分に切り込みが入ったデザインのローファーです。色によって相手に誠実な印象を与えたり、物腰柔らかい印象を与えたりすることができます。ダービーのブーツは、シューズと同様に羽根が甲を覆うようについているタイプのものです。工場での作業時に着用されていた安全靴が起源のブーツで、頑丈な作りをしています。カントリーブーツは、狩りなどのアウトドアで着用するためにイギリスで開発されたブーツです。ここまでで、革靴のカテゴリ、つま先のデザインや色・素材などの種類を紹介してきました。モンクストラップは、靴紐ではなくバックルとストラップで留めるデザインの靴です。ちなみに、英国ではサイドエラスティックのことを「Lazy Man(怠けた男)」と呼ぶそうです。ダークブラウンは色が濃く、誠実な印象ながら落ち着いた雰囲気もあります。オックスフォードはフォーマルな雰囲気が出るシューズの種類ですが、ウィングチップの華やかさによって靴全体がカジュアルで華やかな印象になります。革靴は、種類によって雰囲気が変わります。しかし、細かい部分のデザインによっても、全体の印象は変わってきます。ただし、汚れが目立ちやすく手入れも難しいので、上級者向けな印象です。パテントレザーは、上の写真の靴のように表面にピカピカと光沢があるのが特徴です。かしこまった場面は誰しもが一度は経験する場面なので、一足持っておくと重宝します。服装に馴染みやすい色なので、はじめて革靴を買う方にオススメしたい色です。ダークブラウンよりも色が明るくややカジュアルな印象になりますが、よほどかしこまった場面でない限りビジネスシーンにも使用できる色です。ただし、構造上羽根をしっかり広げることができないので、足入れがしにくいのが難点です。ミディアムブラウンくらいの明るい茶色を選んでおけば、休日のリラックスした服装に合わせやすい感じがします。オックスフォードのようにフォーマルな場面に履くことができますが、ゴム素材がついているためややカジュアルな雰囲気があります。スムースレザーは上の写真の靴のように表面がすべすべしています。つま先は、見る人の目線が最初に留まる、靴の顔とも呼べる部分です。また、エキゾチックレザーは輸入が規制されていることが多く、軒並み値段が高いです。1 足目から買うとしたらこんな順序がいいかなぁというのをなんとなくイメージしてみました。記事の後半には、「黒の内羽根ストレートチップ」の他にも定番デザインの靴をピックアップしてみましたので、よければ靴選びの参考にしてみてください。ダービーは羽根が甲を覆うような形でついており、ややカジュアルな雰囲気があります。また、湿度の高い日本ではコーティングの樹脂が酸化して溶けてしまうこともあるので、あまりオススメしない素材です。牛革と違い、革の表面に鱗の模様がついており、インパクトのある特徴的な見た目をしています。靴のタイプはダービー(外羽根)で、つま先はシンプルなプレーントゥです。パテントレザーは、表面に特殊な樹脂のコーティングをした革です。エナメルレザーと呼ばれることもあります。ブーツを履くと、基本的には足元に重厚感がでてカジュアルな雰囲気になります。カジュアルでリラックスした服装に合わせて履くと、足元に華やかさが出てうまく服装に馴染んでくれます。お洒落なビジネスマンにおすすめしたいのは、ダークブラウン(スエードレザー)のストレートチップモンクストラップです。軽やかで涼しげな雰囲気がある、暖かい春や夏などにラフな服装に合わせて履きたくなる定番デザインです。履き口がくるぶし下くらいにある「シューズ」、履き口が足首あたりまである「ブーツ」、そして履き口が甲あたりにある「ローファー」です。ぽってりとした見た目をしているため、カジュアルなシーンに向いています。革靴の定番の色で、冠婚葬祭や式典やビシネスシーンなどのかしこまった場面で履くのにもっとも適した色です。この 3 つのカテゴリには、デザインによってさらに細かく種類分けすることができます。服装にも合わせやすく、また人と被りにくい色なので、個人的にイチオシの色です!最後に紹介するのは、ネイビーの U チップコインローファーです。フランスの伝統色「アントラシート」。深みのある洗練された色が魅力です。ピシッと結ばれた線により、靴全体に誠実で凛とした雰囲気が生まれます。革の表情を模した型押しや、なかにはクロコダイル柄を模した型押しの革もあります。切り返しの部分に穴飾りがついたデザインのものもあり、これはパンチドキャップトゥと呼ばれます。ジップアップで締めるタイプのブーツで、ボリュームが感じられるゆとりのある作りが特徴です。ホールカットは、革を縫い合わせた部分がかかとにしかないデザインの靴です。他にもクロコダイルやリザードといった「エキゾチックレザー」と呼ばれる革でできた靴もあります。靴のタイプは、履き口がくるぶしの辺りまであるチャッカブーツで、履き口が低い靴に比べて水が入ってきにくい特徴があります。気軽に履いて出かけたい。元建築家が作るハンドメイドのレザーローファー革靴の種類を徹底解説。シーンに合わせて選びたい 7 つの定番デザインつま先にはいろいろなデザインの種類があり、これによって靴の表情が誠実にも華やかにもなります。もともとは軍用に開発されたという背景もあり、ビジネスシーンなどのかしこまった場面には不向きです。ただし、樹脂でコーティングがされているので革の経年変化を楽しみづらく、また長年履き続けるとコーティングが割れて見た目が悪くなるのが難点です。オックスフォードやダービーと比べるとデザインにクセがあるので、やや上級者向けの種類です。ブーツはシューズと違って足首辺りをしっかりと固定することができるため、歩いたときに安定感があります。黒にすることで厳格な雰囲気が漂い、冠婚葬祭や式典などのイベントごとや、ビジネスシーンで活躍します。素材の種類と言っても、基本的に革靴には牛革が使用されていますので、どちらかというと表面の仕上げの違いといったほうが近いかもしれません。