かまってちゃんな女性は意外と多く存在します。今回はかまってちゃんの女性心理や共通する特徴だけでなく、メンヘラとの違いもご紹介。さらに、かまってちゃんと上手に付き合っていく対処方法を職場や彼女、友達など関係別にお教えします。 「いいねがつかなくてつらい」という人の中には、「あ、私もこれだ……」と感じた人がいるんじゃないだろうか。自分を褒めてもらう理由を探すときに、幼稚園のとき「◯◯ちゃんはかわいいね」と無条件で肯定された記憶が蘇るのだと思う。そうなるともう、とてもじゃないけど「私のデザインを見て、そして褒めて……(モジモジ)」なんて場合じゃない。「誰かに褒めてもらうため」ではなく、描いていて自分が本当に楽しいものを見つけるとかまってちゃんを抜け出せるんじゃないだろうか。そして巧拙関係なく、大人たちから「よく描けましたね」と褒められる。「絵が上手いですねと褒めたら『素人に褒められても嬉しくない』とエアリプされた、絵師ってめんどくさい!」とか「あの人いつも『私の絵が好きな人RT』みたいなタグつけてる。絵師ってなんでかまってちゃんばっかりなの?なんて声をたまに目にする。※ちなみに、幼稚園のときにお絵描きに親しんでこなかった人の場合は自撮りをして「ブスでつらい……」をやるパターンが多い。でもそういう絵師って、まわりにたくさんいるんじゃないだろうか。ラフを描いて、見せて、言われたように直して、見せて、また直して、見せて……。お金という有無を言わさぬ対価は、上手いだの下手だのといったうすぼんやりした概念なんかより、よっぽど確かなものだ。もちろん、「最初は他人の注目を集めたくて描き始めたけど、どんどん絵の面白さにのめり込んで上手くなった、プロになった、今は自信を持って描いてるよ!」という人だってたくさんいる。でも、「自分もそういうとこあるかも……」と気づけたら、もう大丈夫。だから「自分は絶対絵の仕事なんて一生できないんだ……」と思っていたんだけど、ひょんなことからデザイン系の会社に拾われ、仕事をした。上に述べてきたようなことを試すことで、サラッと軌道修正できると思う。しかし「すごい! 好き!」と言ってもらうには、やっぱり何かそれっぽい理由がなければならない。そこで脳が「それはヤバい。自分が生きていてもいい理由を見つけなければ!」と考えて、他人に「あなたはすごい、あなたのことが好きです」と言わせようとする。かまってちゃん絵師に関わってしまったときの対処法についてはこちらの記事に書いた。そうすればいいねをもらうために躍起になって絵を描く必要もないし、誰かの評価や反応を窺う必要もなくなる。ミュージシャンとか芸人だって、「最初はモテるために始めたけど、今はプロでがんばってます」なんてケースも多い。自分は"美大を受験したけどやっぱり怖くなって普通の大学に行った"という筋金入りの美大コンプレックス持ちだった。つまり「自分の絵って下手ですよね……でも見てほしい、上手いって言ってほしい」という人のこと。こうして書くと、矛盾しているというか、「むちゃくちゃ言うなあ……」という気がすると思う。絵師と言ってもピンキリなので一概には言えないけど、たしかに「私の絵を見て、そして褒めて」という圧を放っている人って多い。そこから抜け出した理由はなんだったんだろうと考えてみたら、きっかけと理由はいくつかある。これ以上にリアルに自分の存在意義を感じられる対価って、他にはない。実際に取引が発生しなくても、登録して出品してみるだけでも「依頼が来たらお金をもらって絵を描くんだ!」という責任感を感じ、ガラリと意識が変わると思う。「絵師ってかまってちゃんばっかでウザい」と思っている人だって、何か別の方法でかまってちゃんしちゃっているかもしれない。自分がデザインの仕事を急にやることになったとき助かったのが、Adobe IllustratorやPhotoshopを一通り使えるようになっていたこと。(同人活動で使っていたので。)絵が上手いとか下手とか、不確かであやふやな基準に寄りかかるよりも「自分はAdobe製品を一通り使えるぜ!」とか「CLIP STUDIOの機能はほぼ分かっていて使いこなせる」という方が自信になるし、仕事にもそのまま全部生かせる。逆に、「自分もかまってちゃんの要素があるかも……」と感じている人もいるかもしれない。かまってちゃんをやめると、それはもう、信じられないほど生きやすくなる。お絵描きって、どこの幼稚園でもクレヨンなりクーピーペンシルなりを買わされて、必ずやらされる。「そんなこと言っても、自分のことを好きになれたら苦労しないよ」と思うだろう。でもそれだと自分は生存意義を失ってしまい、生命の危機におちいる。自分の場合は似顔絵を描くのが楽しくて、たとえ誰かに褒められなくても、お金をとって描かなくても、一生ものの趣味だなあと思っている。「そうだ、絵を描こう! そうすれば誰かが褒めてくれて、私のかわりに私を肯定してくれるはず! 私に存在意義を与えてくれるはず! これだ!」 All Rights Reserved.【参考記事】意外と当てはまるかも?隠れメンヘラの特徴と紹介します!▽そのため、かまってちゃんは自分の話をするのが好きです。内容は自慢などが多く、褒めてもらいたいがためのアピールをよくします。他人の話を聞いていても、いつの間にか自分の話にすり替えていた…なんてこともよくありますよ。友達や顔見知り程度のかまってちゃんなら、めんどくさいと思えば距離を置けば良いのですが、職場の関係となるとそう簡単にはいかないですよね。「かまってちゃんが常にそばに居るのがしんどい」という人は、認識を変えてみましょう。自分のことを好きなペットだと思えば、気持ちが楽になります。リプに返信が来たら、それに対してまた返信をして…とやりとりが延々に続くのもかまってちゃんの特徴です。【参考記事】男性が「彼女でいてほしい」と思うような女性になりましょう▽続いては彼女がかまってちゃんの場合。彼女がかまってちゃんだからこそ言いにくいこともあると思うので、ぜひ対処法を知って上手に付き合っていってくださいね。女友達の場合は遠慮なく相手にかまってアピールをしてくる場合があります。そんな行き過ぎたかまってちゃんをうまくかわす対処方法をご紹介します。SNS上なら、嘘をついていたとしてもバレにくいですよね。「39度の熱があってしんどい…」「今日芸能人と遭遇した!」など、周りの気を引きたいがためにさまざまな嘘をつきます。もし気づいたとしても、深く突っ込まず「すごいね」と適当に流しておけば良いでしょう。かまってちゃんは流行りものが大好きです。流行に敏感で、流行りものを身に着けていることをよく自慢します。かまってちゃんは目立ちたがりなので、流行りものを身につけることで、周囲の注目を集めたいと考えているんです。前述した「褒めてほしい」という心理にも繋がりますね。最近は、女子の間でもカフェやショッピング、旅行などで一人の時間を楽しむ文化ができて、ずっと人と一緒に居るのは疲れる人も多いでしょう。しかし、それもかまってちゃんには無縁の世界です。「一人の時間なんて要らない!」というくらい、常に誰かと一緒に行動することを好みます。かまってちゃんの心理がわかってところで、かまってちゃんがよくする行動の特徴を見ていきましょう。周りで以下に紹介する行動をしている女性がいたらかまってちゃんの可能性が高いですよ。かまってちゃんは、派手なものが好きで、自分を着飾っている特徴があります。自分の外見に自信がないため、「地味なものを身に着けていたり、着飾っていなかったりすると周囲から馬鹿にされるのではないか」という不安を抱いているためです。かまってちゃんは、誰もが知っているような小さなことでも、やたらと豆知識を披露したがります。周囲の気を引いたり自分がすごいことを認めてもらいたかったりするために、新しく知ったことはつい誰かに話したくなってしまうのです。まずは職場から。職場にいるかまってちゃんにはどのような対処方法があるのでしょうか。関係性によっては会社単位のトラブルになりかねないので、しっかり把握しておきましょう。「少しうざいな…」と感じても、どんな簡単な褒め言葉でも素直に受け取って喜んでくれるので、大人になって対応するのが良いでしょう。かまってちゃんは話を盛りがちなので、あることないことを自分の都合の良いように周囲に言いふらされるのも厄介ですよね。対応に疲れたときは、無理のない程度に適当に相槌を打っておきましょう。かまってちゃんは、感情を隠すことなくすべて表します。嬉しいときや楽しいときはもちろんのこと、不満なときも表情や態度にすぐ出るので、とても分かりやすいんです。また、寂しがりな女性もかまってちゃんになりやすい傾向があります。かまってちゃんの具体的な特徴や行動については、後ほどご紹介していきますね。かまってちゃんは、依存できる相手を常に探しています。優しさからついかまってしまうと、その後ずっと相手をしなければいけなくなってしまうことも。深夜に電話をしてきたり、重い相談を延々としてきたり、かまってちゃんのアピールに全てかまっていると大きな負担になってしまいます。そもそも「かまってちゃん」とはどういう女性のことを指すのでしょうか?とにかくあらゆることにおいて人に依存するので、一人だと何もできません。誰にも依存できないと精神的に不安定になりがちなので、自立とは程遠いタイプです。ひんぱんに友人や彼氏、家族など周囲の人にメールや電話をするなど、常に依存できる人を探していますよ。不快に思うことは、その都度指摘しましょう。かまってちゃんは場の空気を読んだり相手の気持ちを察したりするのが苦手なので、不快に思っていることは言わなければ気づきません。かまってちゃんの特徴がわかりました。軽度のかまってちゃんなら可愛いと思えるかも知れませんが、行き過ぎるた行動はただの迷惑に感じることも。そこで、かまってちゃんと出会ったときにどんな対処方法をすればいいのかお教えします。あなたの身の回りに「かまってちゃん」な女性はいませんか?周囲の気を引いて自分に注目を集めるため、不思議な言動をするかまってちゃん。彼氏や周囲の人から「かまってちゃんだよね」と言われたことがある人も多いのではないでしょうか。今回は、かまってちゃんの特徴と対処法についてご紹介しました。身の回りに案外多いかまってちゃん。精神的に不安定で、不思議な行動が多いので、振り回されていると疲れてしまいます。疲れたときは距離を置くか、距離が置けないときは無理のない程度に上手く対処しましょう。プライドが高いがゆえに、自分が褒めてほしいと思っていることを悟られたくないんですね。ちらちら見たり、遠回しにそこに目が行くような話をしたり、相手に気づいてもらえるように必死でアピールします。あまりにアピールが激しく自己中心的な行動が目立つと、ついかまってちゃんの悪口を言いたくなりますよね。女性がかまってちゃんになる時の心理について見ていきましょう。かまってちゃんがどんな心理でアピールしているのかを知ることでより理解を深められますよ。例えばペットの犬は、あなたを見るとかまってほしくてしっぽを振って近づいてきますよね。それを同じようなイメージで接しましょう。ペットだと思えば、無理して感情を表す必要もないので楽に付き合えますね。かまってちゃんは、前述した通り携帯をよく見ています。そのため、SNSの投稿も多い傾向があります。多数の人に自分を見てほしいという気持ちの表れなんです。「こんなものを食べた」「友達と遊んだ」などといった日常の些細なことを呟き、充実した生活を他人にアピールします。また、「もう疲れた」「消えたい」などといったネガティブ発言を呟くことも。誰しも彼氏に対しては、「自分をもっと大切にしてほしい」「何よりも優先してほしい」と一度は考えたことがあると思いますが、かまってちゃんはそれがとくに顕著。他の予定よりも自分をいちばんに優先してもらうことで、自分は愛されていると実感しているんですよ。このタイプのかまってちゃんは、女性だけではなく男性にも多いでしょう。男性はもともと褒められるのが好きな傾向があります。かまってちゃんな男性は、特にそれが顕著で、褒めてもらいたいがために会話の節々に自慢話が入り込んだりします。かまってちゃんは、自分の優先順位を上げて欲しいと考えています。特に彼氏に対しては、「自分が一番じゃないと納得できない」というかまってちゃんの彼女が多いんです。そのため、物事が自分の思い通りに進まないと、不機嫌になりますよ。「こうじゃなきゃ嫌だ」と言葉で不満を伝えてきたり、「大きなため息をつく」「無視をする」など行動で示したりすることもあります。少しめんどくさいと感じることもあるかもしれませんが、我慢して爆発されるよりは良いかもしれませんね。かまってちゃんはプライドが高いため、自分が失敗したり間違ったりしても認めたがりません。素直に謝りたくないがために、うだうだと言い訳をしてきます。かまってちゃんとよく似た言葉で「メンヘラ」があります。これらは何が違うのでしょうか?自分がSNSに投稿するだけでは飽き足らず、他の人のSNSにリプを飛ばすこともしばしばあります。とにかく常に誰かと繋がっていたいかまってちゃん。たくさんの人の投稿にリプを飛ばすことで、誰かにかまってもらおうとしているんですよ。LINEや電話、デートの約束など、全て相手の思うままにかまっていたら自分の時間が無くなってしまいます。たまにはスルーして一人の時間を楽しむことで、かまってちゃんも次第に一人で過ごす楽しさを知っていくでしょう。あまりにかまってほしいアピールが強いと、疲れてしまうこともありますよね。そんなときは、無理に相手をする必要はありません。最後に、かまってちゃんと上手く付き合っていく上で絶対にやってはいけないことをご紹介します。以下に紹介する3つを必ず守ってかまってちゃんと良い人間関係を築いてくださいね。特に、恋愛関係においては嫉妬しやすい傾向にあります。自分の好きな人や彼氏が他の人と仲良くしている姿を見ると、些細なことでもすぐに嫉妬してイライラしてしまうんです。異性の友達と二人で食事なんてもってのほか。「自分だけを見てほしい!」という気持ちが人一倍強いんですよ。LINEでレスが無いと連投したり、電話がかかってきたりします。特に、彼氏が相手だとすぐにレスを求めてしまう人が多く、束縛されているように感じてしまいますよね。毎回律儀に対応せず、ときには軽く流して縛られないことが大切です。しかし、かまってちゃんは注目されたい欲求が人より強いので、どんな話でも必要以上に盛りがちです。「もっと自分を褒めてほしい」「もっと心配してほしい」という気持ちから、不幸話やちょっとしたトラブル、仕事できるアピールなど何でも盛って話します。
と疑問に思っている人向け、【絵師にかまってちゃんが多い、のではなくて、かまってちゃんが絵師になりたがるんじゃないか説】について。 「絵が上手いですねと褒めたら『素人に褒められても嬉しくない』とエアリプされた、絵師ってめんどくさい!