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千恵子は母親を拳銃自殺で亡くしていた。その不可解な死因から父の綿谷安二郎は警察に何度も事情を聞かれた。そんな千恵子を警視庁の刑事である真宮賢治が訪ねてきた。警察が訪ねてくるのは久しぶりだった。千恵子はまた母親の“自殺”のことで訪ねてきたのだと思ったものの自宅で賢治と“会話”をするうちにその場を離れて全裸になり、その姿のままで賢治の前に現れて驚かせた。2016/10/26千恵子の心の弱さを分かった賢治は優しく接する。そして父の安二郎を訪ねた理由は安二郎が過去に持っていたライフルをどうしたのかという事だった。そのライフルとは今現在国際問題になっているモロッコでアメリカ人女性スーザンが銃撃されたという“件”のライフルだ。上映時間は劇場、DVD、ビデオ又はテレビでtoikunが見た実時間です。DVDの場合エディションによって時間は異なります。日曜日はNHKの大河ドラマ。警官とライフルを持ったただの少年。勝敗…結果は見えていた。ユセフはライフルを捨てて投降する。父アブドラはただ起き上がらない息子アメドを抱きしめていた…。まぁ20時、21時就寝なんでトレンディードラマなんて見ていなかったtoikun。「三匹が斬る!」で役所広司は“千石”っていうあだ名の浪人を演じていて高橋英樹の“殿様”と春風亭小朝の“タコ”と面白可笑しくやってたのを良く覚えている。漢字は忘れたのでWikiPediaを見たが“矢坂平四郎、久慈慎之介、燕陣内”、忘れていません。そんな役所広司がこんなに現代劇で有名になるなんて2007年に鑑賞するまで思いもよらなかった!何か嬉しいっす☆アメリカ人夫妻のリチャードとスーザンは2人の子供マイクとデビーをメキシコ人のベビーシッターに預けてモロッコへとツアー旅行に来ていた。二人の間には溝がありリチャードはそれを埋めたいと思っていた。旅の途中のバスの中で窓際の席に座っていたスーザンが突然撃たれた。酷い出血である。リチャードは現地の観光ガイドの村へとスーザンを運ぶことにする、もちろんこの旅行客で満員のツアーバスで。他の乗客は自分も撃たれるのではないかと嫌がるがリチャードにとって妻はかけがえのない人であるために半ば強行。村へと着くとスーザンを村の医者に診せるリチャード。だがその医者もこのままでは長く持たないと言った。リチャードはアメリカ大使館に救援要請の連絡を取るものの政治的問題やテロと思われる犯罪という事も有りすぐには来られないと言われてしまう。しかし逃げているところを警察に発見されてしまうアブドラ一家。警察は逃げるアブドラ達をライフルで撃ち始める。凶弾に恐れおののいた兄アメドが逃げ出そうとするも銃弾に倒れた。父アブドラは銃弾をかいくぐって息子アメドに駆け寄った。弟ユセフは警察を許せずにライフルで応戦した。父が止めるようにと言うのを聞かずに…。そして警官一人を傷つけてしまった。・警視庁刑事を演じた二階堂智は「チーム・バチスタFINAL ケルベロスの肖像」でも見ました。・千恵子が通っている歯科医院の先生を演じた小木茂光は本当に良く日本のドラマで見ます。タイトルチョイスは彼女に任せているtoikunは促されるままに見ています。良い俳優さん!2007年の簡素な感想。さてさて、感想は以上。以下は蛇足となるので興味のある人だけドウゾ!警察で話しを聞かれるアメリアは実は不法就労だった。だが10何年もアメリカに居たアメリアの生活の基盤は此処アメリカにあるのだ。弁護士をたてて裁判で争う姿勢を見せるアメリアだったが警官は“それは時間がかかるだけ無駄。結果は同じだ。”と言うのであった。んで2016年の感想をチョットだけ。2016/07/09アメリアが待てども待てどもサンチャゴは戻って来なかった。アメリアはデビーを背負いマイクの手を取ってと共に歩き出した。このメキシコの荒野には誰もいない…。水曜日に見ていたのがフジテレビ系で中村吉右衛門主演の「鬼平犯科帳」。挑発的な日本人女子高生は聾唖者。母を自殺で亡くしていてそれが彼女の心を曇らせる。日本警察はモロッコのアメリカ人狙撃に使われたライフル銃の捜査で彼女の父に話しを聞く。さて、何時ものように挙げるべきキャストを。月曜日に見ていたのは日テレ系で里見浩太朗主演の「長七郎江戸日記」、「八百八町夢日記」。纏めます。役所広司はすごい俳優さんになって嬉しいですが、「三匹が斬る!」と交互にやっていた松方弘樹版「遠山の金さん」は今のゴールデンタイムでは考えられない銭湯での女湯シーン(!)があってそれを祖父と見ていたtoikunが居ました!(なんちゅう纏め!?)この様にして世界の人々は繋がっていた…。世界を駆け巡ったアメリカ人女性がモロッコで狙撃されたというニュース。この女性スーザンが無事に退院した事も後に世界中で報道された。賢治は千恵子の部屋から出てきてマンションのホールを通ると安二郎と会った。そして賢治は安二郎にライフルの在処を聞くが、安二郎はライフルをモロッコ人に譲ったと言うことを話した。このライフルが巡り巡ってユセフの手元に来たと言うことであった。事情を知った賢治は飲み屋で焼酎を飲みながら千恵子が渡してくれたメモを読んでいた。そして安二郎はベランダに出ると裸で外を見つめている娘千恵子を見つけて抱きしめるのであった。2007/05/092016/02/28日本の女子校生の綿谷千恵子は聾唖者である。だが耳の聞こえないという大きなハンデをものともせずにクラスメート達と人生を楽しんでいた…そのように見えた。だが、彼女は何かのせいで少し挑発的だった。パンツを脱ぎ捨てて公然で自分の下半身を見せたり、歯科医院では先生にキスをしたり手を持って自分の秘部に導いたり…。2016/07/27大河ドラマを見始めたのが「独眼竜政宗」。当時は主演が渡辺謙なんて知る由もなく見ていた。それで、地元を舞台にした「太平記」という作品も見た。真田広之が主演。「太平記」はアンマリ地元は関係ないらしかったんだけど商工会とか妙に盛り上がっていて、toikunは日曜日に商工会が何かやっていたのに行って馬に乗った。今のところ馬に乗った経験はこの時が最初で最後なんですが。怖かったのを覚えてます。監督を務めるのは「21グラム」等のアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ。イニャリトゥは後の「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」でアカデミー作品賞・監督賞・脚本賞と3部門受賞している。2015年のアカデミー賞授賞式、作品賞ではキャスト含めて皆壇上に上がりましたね!スピーチをイニャリトゥに促された同作の主演マイケル・キートンはチョット乗り気出ない感じを出していましたが。この「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」をご覧になった方、ラストでエマ・ストーンが窓の外に見たモノは何だと感じましたか?色々解釈が出来てとても夢のあるラストでしたよね!・日本でも一躍時の人となった菊地凛子が聾唖者の女性という難しい役柄を演じてアカデミー賞にノミネート。「47RONIN」など。役所広司を知ったのは「三匹が斬る!」という日本の時代劇。80年代~90年代前半はウチの家庭は20時には布団に入る家庭であった。時代劇のある時にだけ21時まで起きていて良い。この時代は20時~21時まで各局時代劇をほぼ毎日放映していた。木曜日はテレ朝系のこの「三匹が斬る!」と松方弘樹主演の「遠山の金さん」。最後に注意点。ニュースでも報じられたが、作品中に光の点滅が激しいシーンがある。菊池凛子演じるチエコがクラブに来るシーンで、上映開始後1時間20分後だ。凝視しないように気をつけて欲しい。アメリカ。リチャードとスーザンが旅をしている間に彼らの子供マイクとデビーを預かるのはいつものベビーシッター=家政婦であるメキシコ人の女性アメリアであった。ある日はアメリアの息子の結婚式だった。出席しなければならないがリチャードに電話でどうしても子供達を見てくれるように頼まれるアメリア。仕方がなくアメリアはメキシコから車でやってきた甥のサンチャゴの車にマイクとデビーを乗せて国境を渡ってメキシコへと入った。妻との溝を埋めたいアメリカ人の男は妻とモロッコツアー旅行へ出かけた。2人の子供はメキシコ人ベビーシッターに預けて。妻は現地で悪意の無い少年にライフルで撃たれてしまう。一夜を明かした。他のバスの乗客達はこの暑さに耐えられないとリチャードとスーザン、そしてツアーガイドを置いて出発してしまった。リチャードはもう一度大使館に連絡を取った。モロッコ政府はこれはテロではないがアメリカ空軍の領空進入を許して空軍のヘリコプターがやってきた。そしてそれにスーザンを乗せてリチャードも乗り込んだ。立派な病院について、スーザンは一命を取り留めるのであった。時が経ち、子供達を木陰においてアメリアは人影を探した。彼女の目の前にはパトカーが見えた。アメリアはパトカーを止めた。パトカーの国境警備隊員はアメリアを逮捕した。アメリアは木陰においた子供達のことが気がかりで仕方なかった。2人を探すようにと警備隊員に言った。そしてマイクとデビーは無事に見つかった。土曜日はテレ朝系の「暴れん坊将軍」。主演は松平健。結婚式は盛大に執り行われて出席者は皆楽しんだ。夜になりマイクとデビーをアメリカに帰さねばならなくなったアメリアはサンチャゴに運転を頼んで彼女も一緒にマイクとデビーと共に出発した。そしてメキシコとアメリカの国境に着いた4人。いつもながらに厳しい検査を受けるサンチャゴ達。サンチャゴは酒が入っている、つまり飲酒運転である。国境警備隊が彼の表情を見て飲酒運転を疑いサンチャゴを調査しようとしたとき彼はものすごい勢いで車を出発させた。警備隊もパトカーでサンチャゴの車を追う。車が止められると皆捕まってしまうと思ったサンチャゴは束の間にパトカーを巻いた時にアメリア、マイク、デビーを荒野に降ろして“完全に警備隊を巻いたら絶対に迎えに来る”と言って車を出した。・“逃走する”メキシコ人男性を演じたガエル・ガルシア・ベルナルの活躍は「ジュリエットからの手紙」や「私だけのハッピー・エンディング」をご覧下さい。「ジュリエットからの手紙」は見たのだけれどもまだレビューしておりません。すごい良作品でした!編集・演出としてこうであれば良かったなという点を一つ。モロッコとメキシコ国境でヘリが飛ぶシーンがある。これにフォーカスしているのだから、ヘリが映るシーンでモロッコ→メキシコかもしくはその逆の、シーンの展開が出来れば良かったと思った。月並みなtoikunの考えではあるが。で、この会社にいるときに“英語力が必要”と今は潰れてしまってないけれども某英会話教室に20万円以上出して入会したtoikun。結局3回くらいしか行かなかったかな?チョット経って結構返金してもらえたけれど、その後潰れてニュースになってました…ネ!モロッコでスーザンを撃ったのは現地の子供ユセフであった。父親のアブドラが売ってもらったライフルを兄アメドと一緒に試し撃ちをして遊んでいたのがツアーバスを狙って撃った弾が偶然にもスーザンに当たってしまったのだ。現地警察は犯人を挙げることに血眼になっていた。父アブドラは息子達がやったことを知らなかった。ユセフ達も当たってしまったことを知らなかったが父の話を聞いてゾッとした。そして自分たちが撃ったことを父に話すとアブドラは最初は子供達を怒るものの警察達の自分らへの追っ手を考えて息子達と砂漠の荒野を逃げるのだった。しかしまあ、こうも“折ってしまいたくなり、また見守っていたくなる人”が登場するとはね。映画とは素晴らしいよ、本当に。菊池凛子、よかった。実年齢とは違って若い女子校生、しかも聾唖者という難しい役柄は見事だった。ヌードシーンとかは“何でこういう展開なのか?”などと思ってしまったが、非のつけどころはない。加えて日本人、日本文化の描き方も好意的ととらえていいだろう。“眼鏡をかけた日本人”という凝り固まったかのような映画のシーンに比べたら、比にならない。http://blog.livedoor.jp/tomo24sawara/・物語のキーってか文字通り引き金となったライフルを所有していた日本人男性に扮するは役所広司。彼については日本の時代劇シリーズ「三匹が斬る!」などで“述べたい”ので宜しければ後をご覧下さい。メキシコ人ベビーシッターが親族の結婚式に参加するために託されている2人の子供を連れてメキシコへ。だが彼女の甥の飲酒運転と彼女の不法就労、そしてアメリカ人の国境警備隊の横暴な態度で…。時代劇繋がりでもう少しだけ…。様々に世界は繋がっていると分からせてくれる良作品。菊地凛子がアカデミー賞にノミネートされて一躍時の人となった。Copyright © 1999 - 2020 toikun All Rights Reserved.アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督の「レヴェナント:蘇えりし者」がアカデミー賞なるか!?どーかなーって想像してたら又見たくなったので再レビュー。最後。アカデミー賞授賞式は日本時間で後数時間。どうなりますでしょうか?あぁ、昼休みにネクタイを買いに行った外資系スーパーのカルフールはもう名前が変わっているみたい…。時代を感じますね。監督は後の「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」でアカデミー作品賞・監督賞・脚本賞を受賞したアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ。さて、今年の「レヴェナント:蘇えりし者」は…とイニャリトゥ監督の実力が示されました!
映画『babel』 「バベル」 <2006年:アメリカ> ATTENTION: T's Theaterでは映画作品のあらすじだけでなく ストーリーのネタバレを結末まで記載しています。 映画レビューはストーリーの下方にあるので 映画をご覧になっていない方はお気を付け下さい。 千恵子は母親を拳銃自殺で亡くしていた。その不可解な死因から父の綿谷安二郎は警察に何度も事情を聞かれた。そんな千恵子を警視庁の刑事である真宮賢治が訪ねてきた。警察が訪ねてくるのは久しぶりだった。千恵子はまた母親の“自殺”のことで訪ねてきたのだと思ったものの自宅で賢治と“会話”をするうちにその場を離れて全裸になり、その姿のままで賢治の前に現れて驚かせた。2016/10/26千恵子の心の弱さを分かった賢治は優しく接する。そして父の安二郎を訪ねた理由は安二郎が過去に持っていたライフルをどうしたのかという事だった。そのライフルとは今現在国際問題になっているモロッコでアメリカ人女性スーザンが銃撃されたという“件”のライフルだ。上映時間は劇場、DVD、ビデオ又はテレビでtoikunが見た実時間です。DVDの場合エディションによって時間は異なります。日曜日はNHKの大河ドラマ。警官とライフルを持ったただの少年。勝敗…結果は見えていた。ユセフはライフルを捨てて投降する。父アブドラはただ起き上がらない息子アメドを抱きしめていた…。まぁ20時、21時就寝なんでトレンディードラマなんて見ていなかったtoikun。「三匹が斬る!」で役所広司は“千石”っていうあだ名の浪人を演じていて高橋英樹の“殿様”と春風亭小朝の“タコ”と面白可笑しくやってたのを良く覚えている。漢字は忘れたのでWikiPediaを見たが“矢坂平四郎、久慈慎之介、燕陣内”、忘れていません。そんな役所広司がこんなに現代劇で有名になるなんて2007年に鑑賞するまで思いもよらなかった!何か嬉しいっす☆アメリカ人夫妻のリチャードとスーザンは2人の子供マイクとデビーをメキシコ人のベビーシッターに預けてモロッコへとツアー旅行に来ていた。二人の間には溝がありリチャードはそれを埋めたいと思っていた。旅の途中のバスの中で窓際の席に座っていたスーザンが突然撃たれた。酷い出血である。リチャードは現地の観光ガイドの村へとスーザンを運ぶことにする、もちろんこの旅行客で満員のツアーバスで。他の乗客は自分も撃たれるのではないかと嫌がるがリチャードにとって妻はかけがえのない人であるために半ば強行。村へと着くとスーザンを村の医者に診せるリチャード。だがその医者もこのままでは長く持たないと言った。リチャードはアメリカ大使館に救援要請の連絡を取るものの政治的問題やテロと思われる犯罪という事も有りすぐには来られないと言われてしまう。しかし逃げているところを警察に発見されてしまうアブドラ一家。警察は逃げるアブドラ達をライフルで撃ち始める。凶弾に恐れおののいた兄アメドが逃げ出そうとするも銃弾に倒れた。父アブドラは銃弾をかいくぐって息子アメドに駆け寄った。弟ユセフは警察を許せずにライフルで応戦した。父が止めるようにと言うのを聞かずに…。そして警官一人を傷つけてしまった。・警視庁刑事を演じた二階堂智は「チーム・バチスタFINAL 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© 1999 - 2020 toikun All Rights Reserved.アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督の「レヴェナント:蘇えりし者」がアカデミー賞なるか!?どーかなーって想像してたら又見たくなったので再レビュー。最後。アカデミー賞授賞式は日本時間で後数時間。どうなりますでしょうか?あぁ、昼休みにネクタイを買いに行った外資系スーパーのカルフールはもう名前が変わっているみたい…。時代を感じますね。監督は後の「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」でアカデミー作品賞・監督賞・脚本賞を受賞したアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ。さて、今年の「レヴェナント:蘇えりし者」は…とイニャリトゥ監督の実力が示されました!