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以前は米Yahoo!のCEO・マリッサ・メイヤー氏がリモートワークに否定的な見解を示し、先日はIBMが「リモートワークから原則出勤」に方針を切り替え、社員の怒りを買うというニュースが報じられました。 筆者はシリコンバレーに移住・現地で起業 編集部. 今でこ … カフェに行ったりとか、コワーキングスペースに行くとか、他に自分で作業スペースを見つけるとか、それでいいと思うんですよね。これはどういうことかって言うと「人の目があった方が集中できるよ!」って人だったらそういったところは出てくるので、リモートだろうとその人の作業量っていうのはあんまり変わらないという感じですね。これはあくまでも予想なんですけど、会社は全体の仕事あるじゃないですか。ただ、今後そういうことがわかってくると「あいつオフィスで仕事してるから、もしかしたらサボってんじゃないか」と逆に思われちゃうような世界が来るのかな、とちょっと考えたりはします。そして、寝不足になりながらも満員電車に入って、修行というかそんな感じで会社に行くわけですね。例えば、良い話っていう点で必要のない仕事があるんだったら、その分を減らして他の事に当てましょうっていうのは会社的にそういう考えは普通ですよね。って言う人であれば、そっちの方がいいんじゃないかなと思います。リモートワークだったら周りに誰もいないので、そういったことを気にせず使うことができるのでタイマーを使って仕事の切れ目っていうのを自分で決めていくことによってより効率的に作業ができる環境になってくる感じになりますね。自宅で仕事してもいいし、コワーキングスペースやカフェで作業してもいい。リモートワークは効率が上がるって話をしたんですけど、人間ってやっぱり慣れるまでに時間がかかるので最初は自己管理っていうところが結構大変だと思います。と自分で選択肢として選べるっていうところは、自分の中でストレスは減っていくんじゃないかなと思います。あと、例え通勤をしないって決めていたとしても自宅で仕事をしない、「ちょっと集中できないな」っていう時もカフェとかコワーキングスペースに行くっていうのも1つの手だと思います。例えば、手を動かすフリをしたり、頻繁な休憩を入れたり、結構周りにそういう人いるんじゃないかなと思います。当たり前のことなんですが、例えば「タイマーを使って30分やったら1回休憩しましょう」とかそんな感じのことです。あと、僕的には通勤で朝にもし雨が降ったり、もしくは前日に雨の予報が手ていたら「ちょっと明日は雨だから、電車がもし止まってしまったらまずいから早めに起きよう」と思って早めに起きるわけです。自分で天気によってとか体調によって決められるというところは、すごく自分の中にメリット、裁量があるという点で1つ大きなポイントになります。リモートワークのいいところは自分で選択肢を持っているということ。これデメリットだと考えるか、そうではないって考えるところもあると思うんですけど、これ全然デメリットではないと思うんですね。それが伴っていないような人っていうのは、結局リモートワークになった時に結構厳しいんじゃないかなと思います。そうなると、今までなんとなく作業をしてた風の人達は辛いかなと思いますし、結果的に実力主義の社会になってくると思います。例えば、会社の同僚と話すとか、ビデオ通話してみるとか、仕事と関係ない人でも全然いいです。そういった作業っていうのは今後多分なくなってくるので、それが早めに可視化されたっていうだけの話であって、自分がもし「違うことやりたい!」「こういったことやってみようかな」っていうことがあれば、それでいいのかなと思います。「新しいカフェの店がオープンしたから、ちょっと今日はそっち行こうかな」今まで会社に行ってれば何となく仕事をしている風っていうところがあったかもしれない人も、こういった実力主義になるともしかしたらちょっと「あの人やってないんだ」とか思われてしまうかもしれないのでもし今のうちに変えられるのであればちゃんと作業をするとか、ちょっと切り替えが難しい人は、自分ができそうな他の職場に移るといったことになってくると思うんです。オフィスにいる時は近くにすぐ人がいるっていうところがあるので、それは結構メリットかもしれませんね。だから、逆にサボる人・サボり癖がある人っていうのはオフィスで仕事をした方が結果的に評価は良いのかなと思います。それやるよりは、リモートワークの方が全然いいんじゃないかなって思います。これが例えば1ヶ月通勤したとしたら2.5日分の時間が戻ってくるということなので、これすごいですよね!例えば、東京都内に勤めていて千葉、埼玉、神奈川とかから来る時に通勤時間が大体片道1時間や1時間半かかってくるわけですよ。こういった自分で選択肢を選べるっていうところが、1つ重要なところになってくると思います。例えば、オフィスだとどうしてもタイマーの音とかあったりして、ちょっと使いにくかったりするじゃないですか。それの半分以上はやらなくていいとか、必要がなくなるんじゃないかなと思います。無駄の繰り返しとか、時間稼ぎとか、そういった作業や業務っていうのがなくなってくるので生産性はあがるんじゃないかな、と。周りの監視とかなくなって、どうやってその人を評価するのか?っていうと本当に作業内容ですよね。 サーバーエージェントの藤田社長が、自身のブログで「これからの働き方について」と題して、caでのリモートワーク方針について発表されました。いくつか興味深い指摘をされているので、触れてみたいと思います。リモートのメリッ もともと弊社でリモートワークを導入したのは、間借りしていたオフィスに机とイスが3席以上増やせず、社員が増えても席がなかったからです。また起業初期の段階では外注先パートナーが多く、それぞれがカフェや自宅で仕事しているような感じだったのです。copyright (c) mediagene, Inc. All Rights Reserved.固定給+成果報酬のような成果主義のもとで働く人とは極めて相性が良いです。売り上げ目標や、目標とする数字を達成するのであれば、どこで仕事をしようと構いません。達成できなければ給与を削減できるからです。逆に、時給で働く人との相性は良くないでしょう。しかし、組織の規模が大きくなると、自己管理ができる人、マイペースな人、モチベーションの高い人、自分なりの目的意識をもって働く人など、メンバーも多様化してきます。性善説に立って社員を信じるべきとは思いつつも、会社を離れ管理下を外れるリモートワークを悪用されるケースは経営者として考えておかねばなりませんでした。個人的にも、対面でのコミュニケーションはクライアントに伝えられる情報量も、その満足度も、リモートでのやりとりに比べて1.5倍くらいになるように感じていますし、採用面接などでも対面することで、その人の情報はビデオコールの2倍以上の情報を得れていると感じています。起業初期はメンバーが少ないこともあり、お互いの考えや、会社の目標などを共有できており、どこにいようが誰がどこでどの仕事をしているか把握できていました。私は自身の経験から、以下の2つの条件が満たされたとき、自由度の高いリモートワーク制度を採用できるのではないかと考えています。また、シリコンバレーのあるIT企業では、今まではフィリピンのコールセンターから全米の会社に営業電話をかけ、アポが取れたらビデオ会議などを利用してリモートで製品の紹介をする、というやり方をしていましたが、最近では実際に訪問できる範囲に絞ってアポを取り、クライアントと会う方針に切り替えたそうです。そうすることで、一緒になって製品に触れることができるようになり、今までよりも多くのフィードバックをクライアントから得られるようになったそうです。また、業績好調と仮定するなら、パフォーマンスが上がる/上がらないといった問題や社員管理の問題は表に出にくく、多少のデメリットがあっても容認されやすいでしょう。1つの転機は大手企業とデータ解析の取引を始めたことでした。データスペシャリスト・マーケティングスペシャリスト・オペレーター・営業から成る4~5名の混成チームを作り、定期的にクライアントと顔を合わせながら連携する必要がでてきたのです。人材的・事業的には伸びしろを多方面に探っていく余裕のある企業と相性がいいのではないでしょうか?リモートワーク時に仕事をしているかチェックするソフトを導入したりウェブカメラを設置するべきといった議論も世の中にはありますが、プライバシーの問題や、社員との信頼関係に関わることもあり、 当社への導入は現実的ではないと思いました。なお、社内満足度調査でも働き方に対するスコアは高く、週1回のリモートワークでも弊社の社員は満足してくれているようです。仮に、リモートワークをしている社員の中に、チャットでの連絡も、外部とのメールのやりとりも少なく、成果物もあまり上がってこない、それなのにタイムカードでは残業していることになっている、という人が出てしまうと、ほかの社員との公平性が保てなくなり、制度が運用しにくくなってしまいます。冒頭で紹介したNASDAQ上場企業の方は、リモートワークを週1回に制限した自社についてこんな見解を示しています。クライアントとのやりとりが密になると、より迅速で質の高い対応をするためには、チャットやビデオ会議などよりも、リアルでのミーティングや担当者間での直接の声がけなどが有効になっていきました。どのような会社でも、社員全員で一致団結して乗り切らねばならない逆境に置かれることもあるのではないでしょうか。そうしたときに本気で成果を出すためにはチームとしての一体感を重視し、 オフィスで顔を合わせて働いたほうが成果が出るのか? それともリモートでも危機感を共有して乗り切れるのか? という議論はあってもいいかと思います。弊社では、時給で働く人もいるとともに、経理や総務などの成果とは直接結びつかない(=完全な成果主義とは言いがたい)部門もあるため、社員全員にリモートの良さを体感してもらいつつ、より良いサービスを実現し業績をさらに伸ばすためにリモートワークは週1回を原則としているという側面もあります。そうした経緯もあり、「リモートワークで行けるところまで行こう」という意識は明確にあったのですが、本格的なオフィスができてから毎日出社を原則としました。その理由は大まかに以下の2つです。移動コストを削減できるなど、リモートで仕事をすることで得られるメリットを競争力につなげることもできますが、人間同士が会うことの価値を見極めてそれを競争力とするのも、経営者の1つの仕事になっていくのではないでしょうか?クライアントのアポなど、必要なときだけ集まればなんとかなるというのは、私自身この時代に経験しています。子どもの面倒を見る時間を作れたり、カフェなど思い思いのところで働くことで気分転換ができたり、人に話しかけられずに集中することでパフォーマンスが上がったりするのも実感しました。もし今、自由なイメージがあり、広告収益で好調なFacebookやGoogleの業績が落ちたらどうなるのでしょうか? もしかすると、米Yahoo!同様にリモートワークを禁止、もしくは制限するのかもしれません。究極的には「経営者が何を第一に考えているか?」という点に紐付く話なのではないかと思います。社員にとって働きやすい環境を作りたい、社員の環境が一番、と考えれば、業績が落ちてもリモートを継続するかもしれません。一方で、多くの経営者にとってそうであるように、企業の収益アップや立て直しがミッション、ということであればリモートは縮小・廃止の方向になるでしょう。実はシリコンバレーでも、このように「リモートワークの制限」という判断をする会社が現れています。今回は経営者としての目線から、どうしてそうした判断をする会社が出てきているのかを語りたいと思います。実は私が経営する株式会社プリンシプルでもリモートワークを導入しているのですが、回数は週に1回としています。まずは弊社を例に、どういった経緯でそういった形に落ち着いたのかをご紹介しましょう。日本企業の営業マンについては、昔から当てはまっていたのではないでしょうか? 売れている営業は直行直帰でもOKですが、数字を達成できない営業マンは上司から怒られ、監視下に置かれるものです。個人の生活や家族を大切にし、社員が働きやすければ良いと考える会社であればリモートワークを続けるでしょうし、上場していて株主からのプレッシャーが強く収益を上げなければいけないという状況で「全員で集まって売上を上げ、乗り切ろう」と考えるのであれば、リモートワークを縮小・廃止していくでしょう。シリコンバレーで毎日開催されるネットワークイベントや、全米各都市で開催される業界イベントには、それが有料であっても各地から多くの人が集います。そうしたイベントにはネット上で開催されるイベントとはちがった価値があると考える人が多いわけです。
以前は米Yahoo!のCEO・マリッサ・メイヤー氏がリモートワークに否定的な見解を示し、先日はIBMが「リモートワークから原則出勤」に方針を切り替え、社員の怒りを買うというニュースが報じられました。 筆者はシリコンバレーに移住・現地で起業 編集部. 今でこ … カフェに行ったりとか、コワーキングスペースに行くとか、他に自分で作業スペースを見つけるとか、それでいいと思うんですよね。これはどういうことかって言うと「人の目があった方が集中できるよ!」って人だったらそういったところは出てくるので、リモートだろうとその人の作業量っていうのはあんまり変わらないという感じですね。これはあくまでも予想なんですけど、会社は全体の仕事あるじゃないですか。ただ、今後そういうことがわかってくると「あいつオフィスで仕事してるから、もしかしたらサボってんじゃないか」と逆に思われちゃうような世界が来るのかな、とちょっと考えたりはします。そして、寝不足になりながらも満員電車に入って、修行というかそんな感じで会社に行くわけですね。例えば、良い話っていう点で必要のない仕事があるんだったら、その分を減らして他の事に当てましょうっていうのは会社的にそういう考えは普通ですよね。って言う人であれば、そっちの方がいいんじゃないかなと思います。リモートワークだったら周りに誰もいないので、そういったことを気にせず使うことができるのでタイマーを使って仕事の切れ目っていうのを自分で決めていくことによってより効率的に作業ができる環境になってくる感じになりますね。自宅で仕事してもいいし、コワーキングスペースやカフェで作業してもいい。リモートワークは効率が上がるって話をしたんですけど、人間ってやっぱり慣れるまでに時間がかかるので最初は自己管理っていうところが結構大変だと思います。と自分で選択肢として選べるっていうところは、自分の中でストレスは減っていくんじゃないかなと思います。あと、例え通勤をしないって決めていたとしても自宅で仕事をしない、「ちょっと集中できないな」っていう時もカフェとかコワーキングスペースに行くっていうのも1つの手だと思います。例えば、手を動かすフリをしたり、頻繁な休憩を入れたり、結構周りにそういう人いるんじゃないかなと思います。当たり前のことなんですが、例えば「タイマーを使って30分やったら1回休憩しましょう」とかそんな感じのことです。あと、僕的には通勤で朝にもし雨が降ったり、もしくは前日に雨の予報が手ていたら「ちょっと明日は雨だから、電車がもし止まってしまったらまずいから早めに起きよう」と思って早めに起きるわけです。自分で天気によってとか体調によって決められるというところは、すごく自分の中にメリット、裁量があるという点で1つ大きなポイントになります。リモートワークのいいところは自分で選択肢を持っているということ。これデメリットだと考えるか、そうではないって考えるところもあると思うんですけど、これ全然デメリットではないと思うんですね。それが伴っていないような人っていうのは、結局リモートワークになった時に結構厳しいんじゃないかなと思います。そうなると、今までなんとなく作業をしてた風の人達は辛いかなと思いますし、結果的に実力主義の社会になってくると思います。例えば、会社の同僚と話すとか、ビデオ通話してみるとか、仕事と関係ない人でも全然いいです。そういった作業っていうのは今後多分なくなってくるので、それが早めに可視化されたっていうだけの話であって、自分がもし「違うことやりたい!」「こういったことやってみようかな」っていうことがあれば、それでいいのかなと思います。「新しいカフェの店がオープンしたから、ちょっと今日はそっち行こうかな」今まで会社に行ってれば何となく仕事をしている風っていうところがあったかもしれない人も、こういった実力主義になるともしかしたらちょっと「あの人やってないんだ」とか思われてしまうかもしれないのでもし今のうちに変えられるのであればちゃんと作業をするとか、ちょっと切り替えが難しい人は、自分ができそうな他の職場に移るといったことになってくると思うんです。オフィスにいる時は近くにすぐ人がいるっていうところがあるので、それは結構メリットかもしれませんね。だから、逆にサボる人・サボり癖がある人っていうのはオフィスで仕事をした方が結果的に評価は良いのかなと思います。それやるよりは、リモートワークの方が全然いいんじゃないかなって思います。これが例えば1ヶ月通勤したとしたら2.5日分の時間が戻ってくるということなので、これすごいですよね!例えば、東京都内に勤めていて千葉、埼玉、神奈川とかから来る時に通勤時間が大体片道1時間や1時間半かかってくるわけですよ。こういった自分で選択肢を選べるっていうところが、1つ重要なところになってくると思います。例えば、オフィスだとどうしてもタイマーの音とかあったりして、ちょっと使いにくかったりするじゃないですか。それの半分以上はやらなくていいとか、必要がなくなるんじゃないかなと思います。無駄の繰り返しとか、時間稼ぎとか、そういった作業や業務っていうのがなくなってくるので生産性はあがるんじゃないかな、と。周りの監視とかなくなって、どうやってその人を評価するのか?っていうと本当に作業内容ですよね。 サーバーエージェントの藤田社長が、自身のブログで「これからの働き方について」と題して、caでのリモートワーク方針について発表されました。いくつか興味深い指摘をされているので、触れてみたいと思います。リモートのメリッ もともと弊社でリモートワークを導入したのは、間借りしていたオフィスに机とイスが3席以上増やせず、社員が増えても席がなかったからです。また起業初期の段階では外注先パートナーが多く、それぞれがカフェや自宅で仕事しているような感じだったのです。copyright (c) mediagene, Inc. All Rights Reserved.固定給+成果報酬のような成果主義のもとで働く人とは極めて相性が良いです。売り上げ目標や、目標とする数字を達成するのであれば、どこで仕事をしようと構いません。達成できなければ給与を削減できるからです。逆に、時給で働く人との相性は良くないでしょう。しかし、組織の規模が大きくなると、自己管理ができる人、マイペースな人、モチベーションの高い人、自分なりの目的意識をもって働く人など、メンバーも多様化してきます。性善説に立って社員を信じるべきとは思いつつも、会社を離れ管理下を外れるリモートワークを悪用されるケースは経営者として考えておかねばなりませんでした。個人的にも、対面でのコミュニケーションはクライアントに伝えられる情報量も、その満足度も、リモートでのやりとりに比べて1.5倍くらいになるように感じていますし、採用面接などでも対面することで、その人の情報はビデオコールの2倍以上の情報を得れていると感じています。起業初期はメンバーが少ないこともあり、お互いの考えや、会社の目標などを共有できており、どこにいようが誰がどこでどの仕事をしているか把握できていました。私は自身の経験から、以下の2つの条件が満たされたとき、自由度の高いリモートワーク制度を採用できるのではないかと考えています。また、シリコンバレーのあるIT企業では、今まではフィリピンのコールセンターから全米の会社に営業電話をかけ、アポが取れたらビデオ会議などを利用してリモートで製品の紹介をする、というやり方をしていましたが、最近では実際に訪問できる範囲に絞ってアポを取り、クライアントと会う方針に切り替えたそうです。そうすることで、一緒になって製品に触れることができるようになり、今までよりも多くのフィードバックをクライアントから得られるようになったそうです。また、業績好調と仮定するなら、パフォーマンスが上がる/上がらないといった問題や社員管理の問題は表に出にくく、多少のデメリットがあっても容認されやすいでしょう。1つの転機は大手企業とデータ解析の取引を始めたことでした。データスペシャリスト・マーケティングスペシャリスト・オペレーター・営業から成る4~5名の混成チームを作り、定期的にクライアントと顔を合わせながら連携する必要がでてきたのです。人材的・事業的には伸びしろを多方面に探っていく余裕のある企業と相性がいいのではないでしょうか?リモートワーク時に仕事をしているかチェックするソフトを導入したりウェブカメラを設置するべきといった議論も世の中にはありますが、プライバシーの問題や、社員との信頼関係に関わることもあり、 当社への導入は現実的ではないと思いました。なお、社内満足度調査でも働き方に対するスコアは高く、週1回のリモートワークでも弊社の社員は満足してくれているようです。仮に、リモートワークをしている社員の中に、チャットでの連絡も、外部とのメールのやりとりも少なく、成果物もあまり上がってこない、それなのにタイムカードでは残業していることになっている、という人が出てしまうと、ほかの社員との公平性が保てなくなり、制度が運用しにくくなってしまいます。冒頭で紹介したNASDAQ上場企業の方は、リモートワークを週1回に制限した自社についてこんな見解を示しています。クライアントとのやりとりが密になると、より迅速で質の高い対応をするためには、チャットやビデオ会議などよりも、リアルでのミーティングや担当者間での直接の声がけなどが有効になっていきました。どのような会社でも、社員全員で一致団結して乗り切らねばならない逆境に置かれることもあるのではないでしょうか。そうしたときに本気で成果を出すためにはチームとしての一体感を重視し、 オフィスで顔を合わせて働いたほうが成果が出るのか? それともリモートでも危機感を共有して乗り切れるのか? という議論はあってもいいかと思います。弊社では、時給で働く人もいるとともに、経理や総務などの成果とは直接結びつかない(=完全な成果主義とは言いがたい)部門もあるため、社員全員にリモートの良さを体感してもらいつつ、より良いサービスを実現し業績をさらに伸ばすためにリモートワークは週1回を原則としているという側面もあります。そうした経緯もあり、「リモートワークで行けるところまで行こう」という意識は明確にあったのですが、本格的なオフィスができてから毎日出社を原則としました。その理由は大まかに以下の2つです。移動コストを削減できるなど、リモートで仕事をすることで得られるメリットを競争力につなげることもできますが、人間同士が会うことの価値を見極めてそれを競争力とするのも、経営者の1つの仕事になっていくのではないでしょうか?クライアントのアポなど、必要なときだけ集まればなんとかなるというのは、私自身この時代に経験しています。子どもの面倒を見る時間を作れたり、カフェなど思い思いのところで働くことで気分転換ができたり、人に話しかけられずに集中することでパフォーマンスが上がったりするのも実感しました。もし今、自由なイメージがあり、広告収益で好調なFacebookやGoogleの業績が落ちたらどうなるのでしょうか? もしかすると、米Yahoo!同様にリモートワークを禁止、もしくは制限するのかもしれません。究極的には「経営者が何を第一に考えているか?」という点に紐付く話なのではないかと思います。社員にとって働きやすい環境を作りたい、社員の環境が一番、と考えれば、業績が落ちてもリモートを継続するかもしれません。一方で、多くの経営者にとってそうであるように、企業の収益アップや立て直しがミッション、ということであればリモートは縮小・廃止の方向になるでしょう。実はシリコンバレーでも、このように「リモートワークの制限」という判断をする会社が現れています。今回は経営者としての目線から、どうしてそうした判断をする会社が出てきているのかを語りたいと思います。実は私が経営する株式会社プリンシプルでもリモートワークを導入しているのですが、回数は週に1回としています。まずは弊社を例に、どういった経緯でそういった形に落ち着いたのかをご紹介しましょう。日本企業の営業マンについては、昔から当てはまっていたのではないでしょうか? 売れている営業は直行直帰でもOKですが、数字を達成できない営業マンは上司から怒られ、監視下に置かれるものです。個人の生活や家族を大切にし、社員が働きやすければ良いと考える会社であればリモートワークを続けるでしょうし、上場していて株主からのプレッシャーが強く収益を上げなければいけないという状況で「全員で集まって売上を上げ、乗り切ろう」と考えるのであれば、リモートワークを縮小・廃止していくでしょう。シリコンバレーで毎日開催されるネットワークイベントや、全米各都市で開催される業界イベントには、それが有料であっても各地から多くの人が集います。そうしたイベントにはネット上で開催されるイベントとはちがった価値があると考える人が多いわけです。