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『news zero』(ニュース ゼロ)は、日本テレビをはじめとしたNNN系列で2006年(平成18年)10月2日から毎週月曜日から金曜日の深夜に生放送されている平日最終版の報道番組である。ステレオ放送(2011年 10月3日から)。 略称および番組タイトルコールは「zero」。 10 月4日(木)の「news zero」を冒頭部分を見ていて仰天した。有働由美子キャスターがゲストを紹介した時、横に座っていたのは筆者のかつての記者仲間の”谷生くん”だった。筆者の知る”谷生くん”は行動力あふれるハンサムな”男性記者”だ。この日、スタジオで有働さんの隣りにいたのは、亜麻色の長い髪を束ね、化粧をしてイヤリングをつけてワンピース姿の”女性”だった。かつてを知る者としては、そのギャップはいささか … テレビ朝日のニュース番組「報道ステーション」の水・木曜日のコメンテーターとして、ジャーナリストの後藤謙次氏にかわり4月1日から梶原みずほ記者が出演することになりました。コメンテーターとして選ばれた梶原みずほさんはどのような人なのでしょうか 有働由美子キャスターが1日の終わりに伝えるニュース番組。目指すのは…ニュースを「じぶんごと」に。みなさんと一緒に「じぶんごと」として考えて、よりよい明日をつくるきっかけにしていきます。 そうした環境な中、自分のことや気持ちを見つめ直す時間がたくさんあったそうです。その中で、谷生俊美さんは、一番自分の中で大きかった、自身のジェンダーの問題についても深く考え、向き合ったそう。谷生俊美さん(たにおとしみ)さんがニュースzeroのコメンテーターとして彗星のごとく現れました。それでも現地では日常がある。普通に生活していても、人って死ぬ。普通に現地で日常を暮らしていた女性が紛争、戦争で家族を全て失う。そんな女性への取材も経験し、日常に、生きることに永遠はない、そう思ったそう。ネットではzeroに登場した谷生俊美さんがタカミー(高見沢さん)に似ているなどと言われていましたが、確かに昔の男性の時の画像をみると、とてもイケメンですね。カイロでは、時間の余裕もあり考える中で、谷生俊美さんは自分らしく、少しずつ髪を伸ばしてみたり、持ち物をレディースデザインのものを持ってみたり、ネイルサロンに行ってみたりするようになったそう。そして谷生俊美さんがはカイロ支局長として活動するなか、第二次レバノン戦争、ガザ戦争、リビア革命40 周年など、中東の激動の様子を目の当たりにしてきました。テロが起こった後の犠牲者、血の海、人の生死を目の当たりにしました。外報部というのは、海外の支局や海外の通信社などから入ってくる国際ニュースを担当する部署であり、海外に派遣される場合もあります。このテレビ出演で谷生俊美さんに一気に注目が集まることになりました。筆者も谷生俊美さんのことが気になってしかたないので、色々と調べてみました。実は谷生俊美さんが支局長を務めたエジプトのカイロ支局にいた日本人は谷生俊美さんのみ、一人きりだったんです。でもその時の谷生俊美さんは、本来の自分へと少しずつ心と見た目が近づいていったのでしょうね。とても自然なことだったのでしょう。そして谷生俊美さん2010年に日本に帰国し、2011年3月11日には多くの人命をうばった、思いもしなかった大災害、東日本大震災が起こりました。谷生俊美さんはもともと谷生俊治さん。LGBT、トランスジェンダーなのです。谷生俊美さんのように、LGBTの方がLGBTとしてだけでなく、普通にテレビに出たり、社会で活躍する世の中になるといいですよね!谷生俊美さんの名前の読み方は「たにおとしみ」です。現在44歳。ニックネームは「ターニャ」。とても似合ったニックネームがかわいいと評判です。カイロに行く前は忙しすぎて、あまり自身のジェンダー問題に目を向けることもなく行きてきた谷生俊美さんでした。周囲の人間は、そんな谷生俊美さんをみて、大丈夫か!?などと心配をしたそうです。ニュースzeroに登場し、コメンテーターとして発信する谷生俊美さんの評判は、とてもわかり易く、話し方もクレバーという意見が多く、とても好意的に受け止めている方が多いようです。https://moebranche.com/kasaihoka_fugyua/https://moebranche.com/itikirena_kirai/谷生俊美さんの出身大学は東京外語大学で言語文化学部でドイツ語を専攻していました。谷生俊美さんの昔のイケメン画像やwiki風プロフィール、経歴や女性になったきっかけについてもまとめました。谷生俊美さんは2000年に日本テレビに入社し、4ヶ国語も話せるという語学を活かして、外報部に配属されました。実は谷生俊美さんは日本テレビ社員で金曜ロードショーのプロデューサー。そして10月からはニュースzeroのコメンテーターとして、テレビ出演までされていますね。news zeroにご出演されてる谷生俊美さんがとても素敵です。 やっとLGBTQが「普通」になりつつあるけどまだまだ世の中が変わりきれていない中で、こうやって当事者として自分の意見を伝えておられる姿を尊敬します。時代の時計の針を進めていると思います。新装されてからニュースZEROをまだ1、2回くらいしか見てなかったんだけどコメンテーター?金ロープロデューサーの谷生俊美さんが凄く私好みの話し方をされていて聞きやすい。話したいことがきちっと頭の中で整理されてるなーって感じる。自分もこんな感じで話したいな。その後社会部警視庁担当を経験し、再び外報部へ配属、特派員としてインドネシアやイランの現場を経験し、2005年31歳のときにはエジプトのカイロ支局長に就任。日本テレビに入社したのは、映画製作に携わりたいという思いからだったので、今の金曜ロードショウ担当プロデューサーという立ち位置はまさにやりたいことを着々と実現されているということになりますね。このことで、後悔しない人生を生きよう、とLGBTの当事者としてカミングアウトし、女性として生きていくことを決意したそうです。この画像は2006年に、イスラム原理主義組織・統一政権で首相も勤ていた、パレスチナのイスマイル・ハニヤ氏を谷生俊美さんが訪問したときのもの。谷生俊美さんのこのカイロ支局長への就任が、女性になること、LGBTであることのカミングアウトの運命への転換期となっていったのです。当時のパレスチナでは2つの組織「ファタハ」と「ハマス」が対立しており、同じパレスチナ人同士が争うという悲しい状態でした。東京外国語大学の言語文化学部は現在偏差値70程度です。谷生俊美さんは、とても頭がいいのですね。更に大学院まで進まれています。 ニュースzeroのコメンテーター就任・ネットの反応は. ニュースzeroのコメンテーターとして登場していたのは “金曜ロードshow!”のプロデューサー を務める谷生俊美さん。 2018年10月4日がニュースゼロ初登場だったようです。 10/4 #ウドウ反省会 4 「今日初めてこういう状態でニュースに出たんです。 大阪・富田林警察書から逃走して「日本一周中」と掲げて自転車で逃げていて逮捕された樋田淳也容疑者のニュースについてはー(谷生)「谷生俊美です。日本テレビでは男性として入社しました。現在はトランスジェンダー女性として、映画と向き合って7年になります」そうした「当事者」だけが語ることができる言葉を持ったジャーナリストたちが活躍しているのは実に頼もしいことだと思う。「狡猾」という表現の的確さ。他局のニュース番組でほとんど強調されていない点だ。あの容疑者がいろいろな人たちにスマホなどで写真を撮らせながら自転車旅行をしていたということを各局が放送しているが、ともすればそのコミカルさばかりが伝えられている。実は性犯罪の容疑者で、逃走が続けばさらなる性犯罪の犠牲者を生む可能生があったことはニュース番組で強調すべきポイントだろう。(谷生)「たとえば私も経験がありますけど、繁華街を歩いていて酔っ払いの男性グループからすごく暴力的な言葉を投げかけられるということはあると思うんですよ。こういったもの(条例)があると少しは抑止力になるかなという気がします。学校のいじめと似ていて、完全になくすことは難しい。それでも学校でいじめはやめましょうと宣言されているのと、ないのとでは対応が違ってくる。こういう条例がきっかけでみんなの意識が広がって、みんなが物事を考えて、この問題を考えていけば・・・」その中でも筆者がいちばん期待しているのは、やはり「news zero」ならではの「LGBTの社員コメンテーター」である。まだこれから毎週登場します、などというアナウンスはなかったけれども、谷生さんに対する他の出演者からの親しげな言葉を聞いている限りは、この夜だけの一回きりの出演とは考えにくい。これからたぶんレギュラーのコメンテーターとして頻繁に登場するだろう。10月4日の「news zero」では、番組のラストに視聴者から寄せられた声に対して、谷生さんが答える場面があった。LGBTへの反感を匂わせるこの質問に対して、谷生さんの回答が当事者でなければできない秀逸なものだった。(有働)「これ、当事者としては谷生さん、どのようにこのニュースを見ますか?」繰り返すが、谷生さんと鈴木さんに共通するのは「当事者」であるということだ。※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対してヤフー株式会社は一切の責任を負いません。テレビのニュース番組で初めてのこの試みと有働さんの等身大のトークがうまく組み合わされてくると、深夜のニュース番組の視聴者を「考えさせる」ような放送が増えていくはずだ。「(LGBTは)優遇を求めている、というより、普通の扱いを求めているということだと思う。ひとつの個性として受けとめていただければ、と思う」「こわいですね。警察の捜査をかいくぐるような形で非常に狡猾だという気がします」そうだったのか・・・。筆者が日本テレビに在職中、仕事を共にした「谷生くん」はとても優秀な記者だった。カイロ支局長としても活躍していた。その後にトランスジェンダーとしてカミングアウトしていたことをこの夜の放送まで知らなかった、名字は同じでも下の名前は前は男の名前だったが変えたようだ。(有働)「逃亡劇の方に、ともするとどういう経路で(逃げたのか)という興味本位になっちゃうんですけど、いちばんは、性犯罪の容疑者である、ということですね」(谷生)「一気に広がるには時間がかかるかもしれないですけれど、何かきっかけになるかなという気はします」だからこそ、筆者の知る「谷生くん」が、テレビのニュース番組でカミングアウトしたことは、メディアの歴史においても画期的な出来事だったといっていい。自民党の杉田水脈議員による「LGBTは生産性がない」「LGBTへの支援が度が過ぎる」などの”LGBT批判”の論文を掲載した新潮45の例をみても、その後にその杉田論文を擁護するために「痴漢の権利」を認めろというような暴論を掲載して休刊に追い込まれたが、LGBTに対してどんなスタンスを取るのかは、そのメディアの存続に直結するほど、真価を問われる問題にもなっている。新聞もテレビも雑誌も、既存メディアが次第にネットメディアに押し出されていくなかで、報道機関の生き残りのカギの一つが「当事者性」にあるように筆者は考えている。1957年生まれ。東大卒。札幌テレビで生活保護の矛盾を突くドキュメンタリー『母さんが死んだ』や准看護婦制度の問題点を問う『天使の矛盾』を制作。ロンドン、ベルリン特派員を歴任。日本テレビで「NNNドキュメント」ディレクターと「ズームイン!」解説キャスターを兼務。『ネットカフェ難民』の名づけ親として貧困問題や環境・原子力のドキュメンタリーを制作。芸術選奨・文部科学大臣賞受賞。2012年から法政大学社会学部教授。2016年から上智大学文学部新聞学科教授(報道論)。放送批評誌「GALAC」編集長。近著に「内側から見たテレビーやらせ・捏造・情報操作の構造ー」(朝日新書)、「想像力欠如社会」(弘文堂)(有働)「谷生さんは警視庁担当の記者をやってらしゃいましたが、この事件をどう見ていますか」ひとごとだからこそ、「マツコはいいよね」という評価ができるし、多様な社会になってほしいという話ができるんでしょうけれど、実際に自分の子どもがそうだとなったときに、泰然と構えられるかというと、そういう人はまだ少ないでしょう。田原牧さんはトランスジェンダーという、LGBTの当事者であることをカミングアウトした希有な存在だが、マスコミ業界を全体的に眺めてみても、他にそうした人はほとんど見当たらない。田原さんは新聞記者だが、テレビの世界でそうした人がいるかというと、これまでほとんどいない。職員の数が多くて、障害や病気を持った職員など、いろいろな多様性をもったスタッフを抱えているNHKでさえ、中にはいるのかもしれないが、カミングアウトして社会的に公表している人はいない。上述したように東京新聞にはそうした記者はいるが、全国紙ではいない。また、NHKにもいない。他の民放にもいない。新潮45でメディア全体がLGBTをめぐって大きく揺れているときに、果敢な「攻め」の姿勢を示したといえるだろう。有働さんの「news zero」は当事者だからこそ話せる言葉を集めながら、これまでのニュース番組のあり方を根本的に変えていくのかもしれない。10 月4日(木)の「news zero」を冒頭部分を見ていて仰天した。有働由美子キャスターがゲストを紹介した時、横に座っていたのは筆者のかつての記者仲間の”谷生くん”だった。筆者の知る”谷生くん”は行動力あふれるハンサムな”男性記者”だ。この日、スタジオで有働さんの隣りにいたのは、亜麻色の長い髪を束ね、化粧をしてイヤリングをつけてワンピース姿の”女性”だった。かつてを知る者としては、そのギャップはいささか衝撃だった。東京都のLGBT への差別禁止の条例案を都議会の委員回で可決されたというニュースが続いた。都道府県で初めての条例が明日にも成立する見通しだという。その後で谷生さんがLGBT当事者らしい実感をこめて解説した。テレビ局を退職後、筆者は大学に拠点を移し、主にテレビの報道などについて評論したり、研究したりするなど、距離を置いて各社の番組を眺めるようになったが、日本では現場のジャーナリストで、性的マイノリティーであることを公表した人はほとんどいなかった。この夜、「news zero」では、ノーベル生理学・医学賞に決まった京都大学の本庶 佑特別教授の研究が、がんの免疫療法の治療薬の開発につながったものの、他方で免疫療法の治療薬がすべてがんに効くわけではなく、注意していないとトラブルになるケースもあるというニュースも放送していた。このニュースで女性のがん患者のインタビューを担当していたのが、鈴木美穂記者だった。鈴木さんは入社後に乳がんを発症した元患者だ。鈴木記者は自分が乳がん患者だったという当事者としての経験を生かして、他の記者にはできないような乳がん患者の取材をいくつもこなして、これまでにドキュメンタリーも何本か制作している。乳がんになると乳房を切除する手術をするケースもあるため、女性患者にとっては他人の目が気になって温泉などに入れないという悩みを抱えるケースも少なくない。鈴木さんは当事者として、乳がんの患者たちと一緒に入浴するなど、彼女にしかできない取材をしてニュースや番組にしたり、さらには会社の仕事とは別にがん患者のためのNPOを立ち上げたりと幅広く活躍している。(有働)「谷生さんは日本テレビの一社員でいらっしゃるんですけど、きょうは我々がお願いして来ていただいているんですけど、よろしくお願いします」(谷生)「まるで悪い映画を見ているような事件ですよね。でもそれは起こってしまった。恐怖ですね。特に女性の立場からすると(自分の胸を押さえて)、ますます恐ろしいなと思います。(有働)「今夜のゲストを紹介します。日本テレビ「金曜ロードSHOW!」プロデューサーの谷生さんです」報道では、東京新聞・中日新聞の特別報道部デスクの田原牧(たはら・まき)さんがそうした数少ない一人だ。卑近な例で言うと、マツコ・デラックスさんがたくさんテレビに出ることによって、言い換えればLGBTの人たちがメディアを通じて可視化されることで、多様性が促進される面はあると思います。それは基本的にいいことだと思うんです。ただ、マツコさんがテレビで活躍しているのを見て「多様性っていいよね」と思っている人が、はたして自分の身内にああいう人がいるとなったときに同じ反応をするのかというと、やはり懐疑的になってしまいます。鈴木さんはこれまでもこの「news zero」で特集を放送するなど活躍してきたが、谷生さんも加わって「news zero」は他局にはない「当事者だからこそ伝えられる報道」へとますます傾斜しているように感じる。そうした報道に傾いていくことは、少なくとも新潮45のように偏見や暴論などで間違えないようにするためにも大事な要素だと思う。有働由美子キャスターが中心になった「news zero」は今までなかった新しい形の番組をつくっていこうという「攻め」の姿勢がいろいろなところから見える。昨年、筆者が放送批評誌「GALAC」の取材でインタビューした時には、田原さんは日本社会でLGBTなどの多様な個性に対する理解がまだまだ「他人事」のレベルにとどまっているとし、もし「自分の身内がそうなったら・・・」という本音のレベルでは進んでいないとして、以下のように語っている。お天気キャスターから「お肌のケアは?」と尋ねられてた際、谷生さんは「ストレスためない!」「洗顔しっかり!」「保湿たっぷり!」と女性らしい(?)回答をしていた。10月4日「news zero」での有働由美子アナと日テレ社員の谷生俊美さんそうしたデリケートなテーマについて、日本テレビの「news zero」は「カミングアウトした社員をコメンテーターに使う」という、テレビのニュース番組でかつてどの局もやっていない挑戦に取り組んだのだ。このことは高く評価してもいいと思う。いろいろな種類のマイノリティーがいるなかで、なぜLGBTだけ優遇するのか(谷生)「私は(LGBT)当事者の代表ではないんですけど、こうした条例が可決されると安心感はあると思う」こうした視聴者との双方向のやりとりは有働さんがNHK時代にやっていた「あさイチ」でも、お約束のようにやっていた視聴者ファックスの読み上げに通じるものだ。「子どもの貧困」や「沖縄の基地問題」「震災からの復興」など、ともすれば意見が分かれがちなテーマについて、番組側の姿勢とは違う意見のファックスを読み上げて、有働さんとイノッチこと井ノ原快彦さんが伝わりにくいニュアンスを理解してもらおうと番組の最後に毎回のように説明していたこととタブる新しいやり方だ。有働さんは自分の脇汗についてのクレームめいた声もよく読みあげては謝っていたが、スタッフにとっては面倒ではあっても視聴者からすればより丁寧な報道になってくる。(谷生)「出演することに、視聴者の方からどういう反応があるのかといった正直、不安もあるんですが、たとえば自分にしかない物事の見方があると信じて、会話のきっかけを作っていければと考えています」LGBTの人の割合は12人に1人といわれ、NHKの職員数約1万人だから800人以上のLGBTの当事者がいてもおかしくないのに、この現状なのだ。ゲストの人選も「魔法使い」と呼ばれて研究者や実業家など様々な顔を持つ落合陽一さんや北海道地震から1ヶ月で道産子の人気タレント大泉洋さんを招くなど、工夫しているのが感じられる。
『news zero』(ニュース ゼロ)は、日本テレビをはじめとしたNNN系列で2006年(平成18年)10月2日から毎週月曜日から金曜日の深夜に生放送されている平日最終版の報道番組である。ステレオ放送(2011年 10月3日から)。 略称および番組タイトルコールは「zero」。 10 月4日(木)の「news zero」を冒頭部分を見ていて仰天した。有働由美子キャスターがゲストを紹介した時、横に座っていたのは筆者のかつての記者仲間の”谷生くん”だった。筆者の知る”谷生くん”は行動力あふれるハンサムな”男性記者”だ。この日、スタジオで有働さんの隣りにいたのは、亜麻色の長い髪を束ね、化粧をしてイヤリングをつけてワンピース姿の”女性”だった。かつてを知る者としては、そのギャップはいささか … テレビ朝日のニュース番組「報道ステーション」の水・木曜日のコメンテーターとして、ジャーナリストの後藤謙次氏にかわり4月1日から梶原みずほ記者が出演することになりました。コメンテーターとして選ばれた梶原みずほさんはどのような人なのでしょうか 有働由美子キャスターが1日の終わりに伝えるニュース番組。目指すのは…ニュースを「じぶんごと」に。みなさんと一緒に「じぶんごと」として考えて、よりよい明日をつくるきっかけにしていきます。 そうした環境な中、自分のことや気持ちを見つめ直す時間がたくさんあったそうです。その中で、谷生俊美さんは、一番自分の中で大きかった、自身のジェンダーの問題についても深く考え、向き合ったそう。谷生俊美さん(たにおとしみ)さんがニュースzeroのコメンテーターとして彗星のごとく現れました。それでも現地では日常がある。普通に生活していても、人って死ぬ。普通に現地で日常を暮らしていた女性が紛争、戦争で家族を全て失う。そんな女性への取材も経験し、日常に、生きることに永遠はない、そう思ったそう。ネットではzeroに登場した谷生俊美さんがタカミー(高見沢さん)に似ているなどと言われていましたが、確かに昔の男性の時の画像をみると、とてもイケメンですね。カイロでは、時間の余裕もあり考える中で、谷生俊美さんは自分らしく、少しずつ髪を伸ばしてみたり、持ち物をレディースデザインのものを持ってみたり、ネイルサロンに行ってみたりするようになったそう。そして谷生俊美さんがはカイロ支局長として活動するなか、第二次レバノン戦争、ガザ戦争、リビア革命40 周年など、中東の激動の様子を目の当たりにしてきました。テロが起こった後の犠牲者、血の海、人の生死を目の当たりにしました。外報部というのは、海外の支局や海外の通信社などから入ってくる国際ニュースを担当する部署であり、海外に派遣される場合もあります。このテレビ出演で谷生俊美さんに一気に注目が集まることになりました。筆者も谷生俊美さんのことが気になってしかたないので、色々と調べてみました。実は谷生俊美さんが支局長を務めたエジプトのカイロ支局にいた日本人は谷生俊美さんのみ、一人きりだったんです。でもその時の谷生俊美さんは、本来の自分へと少しずつ心と見た目が近づいていったのでしょうね。とても自然なことだったのでしょう。そして谷生俊美さん2010年に日本に帰国し、2011年3月11日には多くの人命をうばった、思いもしなかった大災害、東日本大震災が起こりました。谷生俊美さんはもともと谷生俊治さん。LGBT、トランスジェンダーなのです。谷生俊美さんのように、LGBTの方がLGBTとしてだけでなく、普通にテレビに出たり、社会で活躍する世の中になるといいですよね!谷生俊美さんの名前の読み方は「たにおとしみ」です。現在44歳。ニックネームは「ターニャ」。とても似合ったニックネームがかわいいと評判です。カイロに行く前は忙しすぎて、あまり自身のジェンダー問題に目を向けることもなく行きてきた谷生俊美さんでした。周囲の人間は、そんな谷生俊美さんをみて、大丈夫か!?などと心配をしたそうです。ニュースzeroに登場し、コメンテーターとして発信する谷生俊美さんの評判は、とてもわかり易く、話し方もクレバーという意見が多く、とても好意的に受け止めている方が多いようです。https://moebranche.com/kasaihoka_fugyua/https://moebranche.com/itikirena_kirai/谷生俊美さんの出身大学は東京外語大学で言語文化学部でドイツ語を専攻していました。谷生俊美さんの昔のイケメン画像やwiki風プロフィール、経歴や女性になったきっかけについてもまとめました。谷生俊美さんは2000年に日本テレビに入社し、4ヶ国語も話せるという語学を活かして、外報部に配属されました。実は谷生俊美さんは日本テレビ社員で金曜ロードショーのプロデューサー。そして10月からはニュースzeroのコメンテーターとして、テレビ出演までされていますね。news 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大阪・富田林警察書から逃走して「日本一周中」と掲げて自転車で逃げていて逮捕された樋田淳也容疑者のニュースについてはー(谷生)「谷生俊美です。日本テレビでは男性として入社しました。現在はトランスジェンダー女性として、映画と向き合って7年になります」そうした「当事者」だけが語ることができる言葉を持ったジャーナリストたちが活躍しているのは実に頼もしいことだと思う。「狡猾」という表現の的確さ。他局のニュース番組でほとんど強調されていない点だ。あの容疑者がいろいろな人たちにスマホなどで写真を撮らせながら自転車旅行をしていたということを各局が放送しているが、ともすればそのコミカルさばかりが伝えられている。実は性犯罪の容疑者で、逃走が続けばさらなる性犯罪の犠牲者を生む可能生があったことはニュース番組で強調すべきポイントだろう。(谷生)「たとえば私も経験がありますけど、繁華街を歩いていて酔っ払いの男性グループからすごく暴力的な言葉を投げかけられるということはあると思うんですよ。こういったもの(条例)があると少しは抑止力になるかなという気がします。学校のいじめと似ていて、完全になくすことは難しい。それでも学校でいじめはやめましょうと宣言されているのと、ないのとでは対応が違ってくる。こういう条例がきっかけでみんなの意識が広がって、みんなが物事を考えて、この問題を考えていけば・・・」その中でも筆者がいちばん期待しているのは、やはり「news zero」ならではの「LGBTの社員コメンテーター」である。まだこれから毎週登場します、などというアナウンスはなかったけれども、谷生さんに対する他の出演者からの親しげな言葉を聞いている限りは、この夜だけの一回きりの出演とは考えにくい。これからたぶんレギュラーのコメンテーターとして頻繁に登場するだろう。10月4日の「news zero」では、番組のラストに視聴者から寄せられた声に対して、谷生さんが答える場面があった。LGBTへの反感を匂わせるこの質問に対して、谷生さんの回答が当事者でなければできない秀逸なものだった。(有働)「これ、当事者としては谷生さん、どのようにこのニュースを見ますか?」繰り返すが、谷生さんと鈴木さんに共通するのは「当事者」であるということだ。※本コメント機能はFacebook Ireland Limitedによって提供されており、この機能によって生じた損害に対してヤフー株式会社は一切の責任を負いません。テレビのニュース番組で初めてのこの試みと有働さんの等身大のトークがうまく組み合わされてくると、深夜のニュース番組の視聴者を「考えさせる」ような放送が増えていくはずだ。「(LGBTは)優遇を求めている、というより、普通の扱いを求めているということだと思う。ひとつの個性として受けとめていただければ、と思う」「こわいですね。警察の捜査をかいくぐるような形で非常に狡猾だという気がします」そうだったのか・・・。筆者が日本テレビに在職中、仕事を共にした「谷生くん」はとても優秀な記者だった。カイロ支局長としても活躍していた。その後にトランスジェンダーとしてカミングアウトしていたことをこの夜の放送まで知らなかった、名字は同じでも下の名前は前は男の名前だったが変えたようだ。(有働)「逃亡劇の方に、ともするとどういう経路で(逃げたのか)という興味本位になっちゃうんですけど、いちばんは、性犯罪の容疑者である、ということですね」(谷生)「一気に広がるには時間がかかるかもしれないですけれど、何かきっかけになるかなという気はします」だからこそ、筆者の知る「谷生くん」が、テレビのニュース番組でカミングアウトしたことは、メディアの歴史においても画期的な出来事だったといっていい。自民党の杉田水脈議員による「LGBTは生産性がない」「LGBTへの支援が度が過ぎる」などの”LGBT批判”の論文を掲載した新潮45の例をみても、その後にその杉田論文を擁護するために「痴漢の権利」を認めろというような暴論を掲載して休刊に追い込まれたが、LGBTに対してどんなスタンスを取るのかは、そのメディアの存続に直結するほど、真価を問われる問題にもなっている。新聞もテレビも雑誌も、既存メディアが次第にネットメディアに押し出されていくなかで、報道機関の生き残りのカギの一つが「当事者性」にあるように筆者は考えている。1957年生まれ。東大卒。札幌テレビで生活保護の矛盾を突くドキュメンタリー『母さんが死んだ』や准看護婦制度の問題点を問う『天使の矛盾』を制作。ロンドン、ベルリン特派員を歴任。日本テレビで「NNNドキュメント」ディレクターと「ズームイン!」解説キャスターを兼務。『ネットカフェ難民』の名づけ親として貧困問題や環境・原子力のドキュメンタリーを制作。芸術選奨・文部科学大臣賞受賞。2012年から法政大学社会学部教授。2016年から上智大学文学部新聞学科教授(報道論)。放送批評誌「GALAC」編集長。近著に「内側から見たテレビーやらせ・捏造・情報操作の構造ー」(朝日新書)、「想像力欠如社会」(弘文堂)(有働)「谷生さんは警視庁担当の記者をやってらしゃいましたが、この事件をどう見ていますか」ひとごとだからこそ、「マツコはいいよね」という評価ができるし、多様な社会になってほしいという話ができるんでしょうけれど、実際に自分の子どもがそうだとなったときに、泰然と構えられるかというと、そういう人はまだ少ないでしょう。田原牧さんはトランスジェンダーという、LGBTの当事者であることをカミングアウトした希有な存在だが、マスコミ業界を全体的に眺めてみても、他にそうした人はほとんど見当たらない。田原さんは新聞記者だが、テレビの世界でそうした人がいるかというと、これまでほとんどいない。職員の数が多くて、障害や病気を持った職員など、いろいろな多様性をもったスタッフを抱えているNHKでさえ、中にはいるのかもしれないが、カミングアウトして社会的に公表している人はいない。上述したように東京新聞にはそうした記者はいるが、全国紙ではいない。また、NHKにもいない。他の民放にもいない。新潮45でメディア全体がLGBTをめぐって大きく揺れているときに、果敢な「攻め」の姿勢を示したといえるだろう。有働さんの「news zero」は当事者だからこそ話せる言葉を集めながら、これまでのニュース番組のあり方を根本的に変えていくのかもしれない。10 月4日(木)の「news zero」を冒頭部分を見ていて仰天した。有働由美子キャスターがゲストを紹介した時、横に座っていたのは筆者のかつての記者仲間の”谷生くん”だった。筆者の知る”谷生くん”は行動力あふれるハンサムな”男性記者”だ。この日、スタジオで有働さんの隣りにいたのは、亜麻色の長い髪を束ね、化粧をしてイヤリングをつけてワンピース姿の”女性”だった。かつてを知る者としては、そのギャップはいささか衝撃だった。東京都のLGBT への差別禁止の条例案を都議会の委員回で可決されたというニュースが続いた。都道府県で初めての条例が明日にも成立する見通しだという。その後で谷生さんがLGBT当事者らしい実感をこめて解説した。テレビ局を退職後、筆者は大学に拠点を移し、主にテレビの報道などについて評論したり、研究したりするなど、距離を置いて各社の番組を眺めるようになったが、日本では現場のジャーナリストで、性的マイノリティーであることを公表した人はほとんどいなかった。この夜、「news zero」では、ノーベル生理学・医学賞に決まった京都大学の本庶 佑特別教授の研究が、がんの免疫療法の治療薬の開発につながったものの、他方で免疫療法の治療薬がすべてがんに効くわけではなく、注意していないとトラブルになるケースもあるというニュースも放送していた。このニュースで女性のがん患者のインタビューを担当していたのが、鈴木美穂記者だった。鈴木さんは入社後に乳がんを発症した元患者だ。鈴木記者は自分が乳がん患者だったという当事者としての経験を生かして、他の記者にはできないような乳がん患者の取材をいくつもこなして、これまでにドキュメンタリーも何本か制作している。乳がんになると乳房を切除する手術をするケースもあるため、女性患者にとっては他人の目が気になって温泉などに入れないという悩みを抱えるケースも少なくない。鈴木さんは当事者として、乳がんの患者たちと一緒に入浴するなど、彼女にしかできない取材をしてニュースや番組にしたり、さらには会社の仕事とは別にがん患者のためのNPOを立ち上げたりと幅広く活躍している。(有働)「谷生さんは日本テレビの一社員でいらっしゃるんですけど、きょうは我々がお願いして来ていただいているんですけど、よろしくお願いします」(谷生)「まるで悪い映画を見ているような事件ですよね。でもそれは起こってしまった。恐怖ですね。特に女性の立場からすると(自分の胸を押さえて)、ますます恐ろしいなと思います。(有働)「今夜のゲストを紹介します。日本テレビ「金曜ロードSHOW!」プロデューサーの谷生さんです」報道では、東京新聞・中日新聞の特別報道部デスクの田原牧(たはら・まき)さんがそうした数少ない一人だ。卑近な例で言うと、マツコ・デラックスさんがたくさんテレビに出ることによって、言い換えればLGBTの人たちがメディアを通じて可視化されることで、多様性が促進される面はあると思います。それは基本的にいいことだと思うんです。ただ、マツコさんがテレビで活躍しているのを見て「多様性っていいよね」と思っている人が、はたして自分の身内にああいう人がいるとなったときに同じ反応をするのかというと、やはり懐疑的になってしまいます。鈴木さんはこれまでもこの「news zero」で特集を放送するなど活躍してきたが、谷生さんも加わって「news zero」は他局にはない「当事者だからこそ伝えられる報道」へとますます傾斜しているように感じる。そうした報道に傾いていくことは、少なくとも新潮45のように偏見や暴論などで間違えないようにするためにも大事な要素だと思う。有働由美子キャスターが中心になった「news zero」は今までなかった新しい形の番組をつくっていこうという「攻め」の姿勢がいろいろなところから見える。昨年、筆者が放送批評誌「GALAC」の取材でインタビューした時には、田原さんは日本社会でLGBTなどの多様な個性に対する理解がまだまだ「他人事」のレベルにとどまっているとし、もし「自分の身内がそうなったら・・・」という本音のレベルでは進んでいないとして、以下のように語っている。お天気キャスターから「お肌のケアは?」と尋ねられてた際、谷生さんは「ストレスためない!」「洗顔しっかり!」「保湿たっぷり!」と女性らしい(?)回答をしていた。10月4日「news zero」での有働由美子アナと日テレ社員の谷生俊美さんそうしたデリケートなテーマについて、日本テレビの「news zero」は「カミングアウトした社員をコメンテーターに使う」という、テレビのニュース番組でかつてどの局もやっていない挑戦に取り組んだのだ。このことは高く評価してもいいと思う。いろいろな種類のマイノリティーがいるなかで、なぜLGBTだけ優遇するのか(谷生)「私は(LGBT)当事者の代表ではないんですけど、こうした条例が可決されると安心感はあると思う」こうした視聴者との双方向のやりとりは有働さんがNHK時代にやっていた「あさイチ」でも、お約束のようにやっていた視聴者ファックスの読み上げに通じるものだ。「子どもの貧困」や「沖縄の基地問題」「震災からの復興」など、ともすれば意見が分かれがちなテーマについて、番組側の姿勢とは違う意見のファックスを読み上げて、有働さんとイノッチこと井ノ原快彦さんが伝わりにくいニュアンスを理解してもらおうと番組の最後に毎回のように説明していたこととタブる新しいやり方だ。有働さんは自分の脇汗についてのクレームめいた声もよく読みあげては謝っていたが、スタッフにとっては面倒ではあっても視聴者からすればより丁寧な報道になってくる。(谷生)「出演することに、視聴者の方からどういう反応があるのかといった正直、不安もあるんですが、たとえば自分にしかない物事の見方があると信じて、会話のきっかけを作っていければと考えています」LGBTの人の割合は12人に1人といわれ、NHKの職員数約1万人だから800人以上のLGBTの当事者がいてもおかしくないのに、この現状なのだ。ゲストの人選も「魔法使い」と呼ばれて研究者や実業家など様々な顔を持つ落合陽一さんや北海道地震から1ヶ月で道産子の人気タレント大泉洋さんを招くなど、工夫しているのが感じられる。