平和ボケしていてはいけません。社内ニートはもはやパワハラに近いものがあります。社会人として研鑽する機会を強奪されています。会社じたいが終わっている場合、または職場が終わっている場合、または自分への対応が酷く、改善を求めても何もレスポンスが無い場合、社内ニートの出来上がりです。早急に対応したほうがいいと思います。転職を実行しないとしても、準備くらいはしておいた方がいいと思います。今の時代、第二新卒の転職に有利な時代です。数年前は不利と言われていましたが…いまどき、半年以内に転職する話もよく聴きます。まして、職場の悪口で時間をつぶすなんて…おつぼねさんとかと集まってクチャクチャ与太話で定時までの時間をやり過ごす毎日なんて…控えめに言って最悪です。そんなの楽しいですか?それで自分、働いているって思えますか?悪口や愚痴、意味のない批判、外見などの中傷、そんなことで昼休みまで、あるいは定時までを切り抜けるなんて…そんなの、「かっこいい」と思いますか?コロナでテレワークや在宅勤務が推進される時代、のんべんだらりと生きている社内ニートはどんどん排除されていきます。いろいろ考えられますが…ひとつ言えることは、社内ニートが続いていると、やばいということです。社会人としてさっぱり成長できません。給料泥棒もいいところです。ただ、その「仕事が暇すぎる」環境でこのままずっと過ごしてていいのかってことです。脳は間違いなく老化しますし、心も荒みます。何も覚えませんし、学びません。何もしていないのに謎の疲労感だけ蓄積していきます。お金はもらえますが、それに値する労働を自分はしたのか?と思うと罪悪感に襲われます。お茶を飲んだりネットサーフィンをしたり、掃除をしたり勉強したり…歳を取ってからの社内ニートならともかく、新人の社内ニートは恐ろしいです。社畜もしんどいですけど、社内ニートの疎外感も異常です。「私は何のために生きているのだろうか…」と自問したくなってしまいます。これもかなりきついのです。社内ニートに人権なんてありません。なぜなら存在が無いんだから。認知されていない者に権利なんて与えられるわけありません。もちろん給料は発生します。社員ですから。そのかわり何もありません。特に新入社員で色々覚えなければいけないタイミングで、放置されて仕事が暇すぎて苦しんでいるのであれば、結構危ない状況でしょう。同僚がどんどん仕事を覚えて成長していく中で…自分だけ白目を向いてデスクの前で固まっている状況では…まずいでしょう…周辺の人には「あの人はやる気があるのかしら」とささやかれています。自分だけやることがない職場…つらいですよね…周りは忙しそうに何やらやっていて、出張行ったり会議に行ったり電話してたりパソコンに向かってカタカタ資料作りしてたり…教育係に「何かやることありませんか」と言いたくても、その教育係が出張とかでほとんどいなかったり…わたしも新人時代社内ニートだったので、ひたすら社内資料を読んだり議事録を読んだりしていました。それがいつかは役に立つと信じていたのですね…まだ、職場全体が暇なら罪悪感も薄れます。この会社自体がもう斜陽なんだな、みんなやることないんだな、上司も気絶しかけてるし先輩も平気で雑誌読んでるし、なら自分もさぼっていいんだな、と少しは安心します。実際は全く安心できない環境なのですが、とりあえず「やることがない」ことに対する後ろめたさは軽減されます。そういう場所ではありません。基本的には仕事をして、その会社の利益追求に努めるために存在するものです。社員というものは。社畜になれとは言いませんが、ある程度の「やりがい」がある仕事をしていくのは、長い社会人生活で大切なことだと思います。そうしないと毎日続いていきませんから。やりがいだけでは食べていけませんが、やりがいがゼロの生活も、心が干からびていくような悲しさがあります。想像とのギャップは必ずあります。「本当はこうじゃなかった」「もっとやりたいことがあった」「できることがあるはずだったのに」という思いは日ごとに大きくなり、あなたの心を挫いていきます。そしてそれは、簡単に改善されるものではありません。あなたに近日中に大きな仕事が任されるのであればそれは別ですが…雑用でも積極的にやりましょう。問題なのは「雑用さえ来ない」「社内幽霊化している」場合です。人生100年時代、働くことからは逃げられない。ならば、過労はしなくてもいいから、せめて社内ニートを脱出して、経験やスキルを積み上げることは重要です。職場の人は同僚や先輩であって、友達ではありません。そんな人と毎日食卓を囲んで、周りの悪口とかで時間をつぶすなんて、本当に意味が無いことですし、食事がおいしくないですし、自律神経おかしくなります。空気を読んでへらへら笑って愚痴会に付き合うのであれば、さっさとぼっちを選びます。そんな程度の悪い人間とは付き合ってられません。無能だから社内ニートになるんじゃありません。社内ニートになると無能化するんです。昔はそれでも窓際族なんて笑われながらも定年までのんびりやっていけたものですが、今の時代そんなのありえません。というか定年なんて概念も消えそうです。そうなってくると会社に依存して社内ニートでぼんやり、なんてありえない生存戦略なんです。激務すぎてつらいのはもちろんのことですが、暇すぎてつらいことも実際にあるんだと理解したうえで「暇すぎてどうしようもないから転職する」という選択肢もあると思います。むしろ積極的に選んだ方がいい。逃げ道は確保したほうがいい。今ある場所だけが絶対と思わないほうがいい。あなたの若さと能力を活かす場所は確実にあります。仕事が暇すぎる人って多いんですよ、意外と。みんな言わないけど、実は暇な人って多いんですよ。忙しそうなふりをしているだけで、実は大して仕事をしていない人って、大勢いる。だから、仕事が暇すぎることを責めなくてもいいと思います。自分が悪いと考えないでいいです。実際、問題になっていないだけで、社内ニートって大勢います。社内ニートの何が怖いって、まじで存在が無なんですよね。朝のおはようございますも、夜のお先に失礼します、もむなしくなってくるんですよね。「誰に対して言ってるんだ?」って。だってそうじゃないですか、誰とも会話しないのに誰に向かってあいさつしてるんですか?空気ですか?人間出勤したなら、やっぱりそれなりの意味を発揮したいと思うものです。席に座っただけで一日が終わる、そんなのやばすぎです。もう端的に言って恥ずかしいです。いい大人なのに仕事のひとつももらえずに座り込んでるだけ。給料あればそれだけでいい、と猛々しいこともいつまで言ってられるでしょうか?人間楽をしたい生き物で、一度ぬるま湯に浸かってしまうと、なかなか抜け出したいと思わなくなってしまうんですよね。楽な環境を当たり前と思って過ごしてしまう。それはよくないことです。人間ひどいもので、楽な方へ楽な方へと流れてしまいますし、人間性も腐ってしまうんですよね…最初はやる気に満ち溢れていても、環境が最悪だと、性根が変わってしまうんですよね…私は基本的に「置かれた場所で咲きなさい」的発想は好きじゃありません。置かれた場所しだいで、咲くこともできるし、腐ってしまう場合もあります。花だって、コンクリで咲ける花もいれば、水を与えてもダメな花もいるでしょう。誰だって適材適所です。しかし、現実問題、「暇すぎてやることがない」「仕事が無い」状態に苦しんでいる人は意外に多いんじゃないかと思います。そんな日々が何年も続くなんて…みじめったらありません。どうにかしないといけません。恥ずかしいしカッコ悪いし、何より将来につながりません。そんなことを続けていて、この先の社会人人生、どうしていくつもりなのでしょう?若いうちからそれって…赤信号ですよ。この先の未来、使い物になる人材になれるか、はなはだ怪しいです。ただ毎日をやり過ごしていくだけ、呼吸をするだけ、職場の二酸化炭素を増やすことだけ、それだけが存在意義の日々が続くのは、非常に苦痛です。仕事もないこともパワーハラスメントになりますからね。ちなみに社内ニートになると一緒に食事に行ってくれる人さえいなくなります。職場での存在感が果てしなくゼロに近くなるので、そういう人たちはスルーされて行きます。生きているのに幽霊のような扱いを受けるはめになります。何がつらいって、暇すぎると時間が経つのが異様に遅いんですよね。仕事があると午前も午後もあっという間につぶれていくのに、何もやることがないと…白目でネットサーフィンして一日が消えていきます。そんな生活、楽しいですか?いや、それでいいのなら別にいいんですけど、心を病まないのか不思議です。暇すぎて、頭おかしくなりますよ。問題は、職場が忙しいのに「自分だけ仕事を与えられていない」場合です。これは何が考えられるでしょう…上司が放置している?教育係が指導放棄している?追い出しを期待している?サイレント退職勧奨?忙しすぎてあなたの存在を認識していない?「いいから早く『やることありませんか』って言って来いよ」待ち?存在を無視される、これはかなり応えます。朝の挨拶と夕方のあいさつ以外口を開かないなんて状態になったら、かなり重症です。これは完全な社内ニートの出来上がりです。重症化する前に手を打つべきです。教育係に言うか、上司に言うか、こっそり転職サイトに登録しましょう。「いつかは改善される」その「いつか」がわかっているのなら別ですが、それがいつになっても決まらず、ひたすら放置プレイが続いているのだったら、こっそり手段を練りましょう。年金制度も崩壊確実で、もう戦後景気のような明るい時代など到底やってこないことは確定的である今の日本で、果たして楽観的に生きていられるでしょうか。ぼんやり社内で惰眠をむさぼるそんな生活が続けられると思うでしょうか。人間って欲張りな生き物ですよね。でもどっちも確かなことなんです。仕事に追われて毎日へとへとの人からしたら、暇がつらいとか意味がわからないでしょう。仕事をせずに給料がもらえるなんて最高じゃないかと思うかもしれません。しかし、そういう問題でもない…人生は一度きりです。後悔のない日々を送れるよう、転職という手段を考えてみるのも重要だと思います。↓社内ニートで干からびていく前に、自分の未来を考え直してみませんか?余談ですが「ランチメイト症候群」というものもありますね。端的に言えばぼっちになりたくないがために、付き合いたくもない人たちと毎日ランチを囲むのが嫌になって、気分が落ち込んでしまうあれです。私もこれが嫌なので、ランチはいつもぼっちです。一人が楽です。何が悲しくて、昼食まで、職場の人と一緒にしなくてはいけないのか。絶対いやです。人生百年時代ともいわれています。人間、生きているということは必ず死ぬということでもありますが、大切なのはいつまで生きたかと言うよりもどう生きたかでしょう。ぼけっと社内ニートしながら年数だけ積み重ねる人生、それもまたあなたがいいと思うのなら、いいのでしょう。ただ、そのままで本当にこの不安定な将来を乗り越えていけるのかは大きな疑問です。いくらかの給料をもらえるかもしれませんが、その代わり、社屋の中で自分を腐らせていく日々が、何か月も、何年も、何十年も続いていくのです。そんなのOUTだと思いませんか?社畜になれとは言いませんが、新人の頭の柔らかいうちはさまざまなことを吸収し「社会とは」を覚えていく貴重な時期です。そんな大切な時間を、毎日の時間つぶしのネタばかり考えて消していくのは非常にもったいないことです。そんな職場は、人材を無駄にしているとしか思えません。