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元々はイエスマンではなかった人でも、あまりにも社長が独裁的なことを続けていると、“何を言っても無駄”となり、イエスマンの振りをしないと社内に居づらくなり、やがて転職を考えるようになります。そこでどうこう言ってもはじまらないのに、やれ「（先方に）裏切られた」だの、やれ「（大手の）やり方が汚い」だの言って社内でわめき散らす社長がいます。その社長にとってみたら“面倒くさい”のかもしれませんが、「それもあなたの大切な仕事のうちの一つなんだから余計なことは言わずに事務的なことなんだからサッサとやってくれればいいのに」と思いました。元国鉄総裁の残した有名な言葉ですが、なぜ後世に語り継がれるほどの名言になったか私なりに分析すると、この言葉からは内面に潜むとんでもない上品さと、とんでもない知性、とんでもない覚悟が感じられ、洗練された人という印象を受けるところにあると思います。これにはいろいろなシチュエーションがあり、いろいろなご意見があるとは思いますが、あくまで私が目の当たりにしてきた一例をもとに書いてますので、すべてのシチュエーションに当てはまるというわけではありません。社長が(明示的か暗示的かに関わらず)企画して社員に強要するなんてもってのほかだし、悲し過ぎますね。反対意見、耳の痛い提言などを言ってくる人は宝だということを忘れてはいけません。こういう社長に限って自社の社員のせいにしたり、自社の商品のせいにしたりして、決して自分に問題があるとは考えません。先程の“高圧的な態度”ともちょっと似てますが、ここでは感情的になって“怒る”ということについて書きたいと思います。本当に偉い人は偉そうな態度は取らないと思います。周りがいろいろ気を使った結果自然とそうなるものだと思います。 ベクトルが逆だということに気が付かないといけません。ですが、これもよく考えてみたらまったく合理的ではない、むしろ絶対にやってはいけないことだとわかってきました。これもわざわざ書くまでもないことですが(この記事全部そうなってしまいますが)、下品な人に惹かれる人はまずいないと思います。誰からも反対意見や耳の痛い提言などが無いなんてことの方がおかしいので、そういうことがもしなかったとしたら、それはもはや黄色信号か赤信号かもしれません。社員からしてみらた自分たちの社長にはちゃんとしておいてもらいたいものです。あくまで私の体験をベースにしていますので全ての人に当てはまるわけではないと思いますが、こんな社長もいるんだぁ、くらいの感覚でお読みいただければと思います。その技術が素晴らしいから手を組む、そのサービスが素晴らしいから手を組む、その製品が素晴らしいから手を組むのであって、決していいお店に連れていってもらったから、高いお酒を飲ませてもらったから手を組むわけではありません。そういうこともあるかもしれませんが、そうじゃないと思いたいです。こんな社長はなかなかいないと思いますが、毎年誕生日会をやる社長を私は二人知ってます。自然発生的に社員が企画立案して、会費も出し合って、『どうしても社長の誕生日をお祝いしたい！』というならなにも言うことはありません。それだって社員全員がそう思っているならいいですが、そう思っていない社員だっているはずです。よくよく考えたら「面倒くさい」はこの社長の口ぐせのようなものなので、本人はたいして意識せずに言ったのかもしれませんが、言われた側は一生忘れないほどの衝撃を受けた出来事でした。社員からしてみたら、「あなたは全部把握してるからわかるだろうけど、少ない情報しかないこっちはそれだけいわれてもわからないんだよ！」ということになります。行き当たりばったりの気分の経営と社員から思われないよう、しっかりとした仕組みづくりが大事だと思います。調べたわけではありませんが、自身の経験からも中小企業では依然多いのではないでしょうか。1回くらいはあるかも知れませんが、毎年っていうのは何らかの忖度があると思われます。全社員が、毎年、どうしても社長のお誕生日をお祝いしたくて仕方がない、というなら、どうぞやってくださいという感じですが、そんな会社あるのでしょうか？なんせ、飲み会がすべて！お酒がすべてを解決する！と信じている社長は迷惑千万です。大事なお客様の前であろうと、自分の会社の部下の前であろうと、家族の前であろうと、品良くありたいものです。なにか問題が起きた時、その原因を突き詰めて考えていくと最後には自分の問題だということに行きつきます。中でも個人的に絶対NGだと思うネガティブな言葉があります。それは、これでほろんだトップがどれだけいるかは歴史をちょっと調べればいくらでもでてくるでしょう。先方も新入社員もバカではありません。社長の人間性くらいはわかるものです。だからこそ、人事や給料の決め方はオープンにして社長の気分ではどうにもならない仕組みづくりが必要と考えます。幸い(？)にも私にはたくさんの“反面教師”がいましたので、気を付けるべきポイントをたくさん教えていただきました。その中でも今回は厳選した12の【社長がやってはいけないこと】について書いていきたいと思います。もし自分が社長をやることになった時に、できれば社員から嫌われたくはありませんので、未来の自分へ向けてまとめておきたいと思います。そして本当に社長になったあかつきにはシッカリ読み返したいと思います。ここにも“傲慢さ”が見え隠れするのですが、相手がちゃんと理解できるように話すのも社長のスキルだと思います。冷静に考えてまっとうな会社なら、どんな相手に対しても失礼な態度は取らないと思います。昔、会社のみんなで豚骨ラーメンを食べに行った時、社長も一緒だったのですが、その時の社長の衝撃的な発言が今でも忘れられません。なんと言ったかというと、、、そして、そうそう失礼だったり非常識な会社などなく、でも失礼だったり非常識なことをされた場合は、その裏にある相手側のメッセージを読み取らないといけないということです。もし社長や上司から怒られた場合、怒られた社員は次からどういう行動をとるでしょうか？こんなひどい人はなかなかいないと思いますが、実際目の当たりにするとかなり衝撃を受けます。飲みニュケーションは意味がないとどれだけ周囲が言っても、本人は考えを改めようとはしない。せっかちなだけならまだ害はないのですが、部下に指示を出すときにせっかちだからなのか、アレコレ思いついた順に言ってきたりして、指示を出された側は何を言っているのかさっぱりわからないという場面があります。
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