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マーク17よりマーク18は1mmサイズダウンしましたが . マーク18：40mm . IWC Pilot Mark XVIII Ref. 今回は、このマーク18に対する私の評価を紹介します。 しかし、このモデルに対する評価は、私にとって簡単ではありません。なぜなら、現時点で、私はこのマーク18をどう評価すべきか迷っているからです。 実は、私が迷っている理由は、私の中で以下の2つの評価が混在しているからです。 中古品の通販なら日本最大級リユースデパート株式会社コメ兵が運営するKOMEHYOオンラインストアをご利用ください。具体的に言うと、“マーク16/マーク17”の印象としては、サイズを拡大し、カジュアルでスポーティなデザインに寄せたと感じます。特に2000年代以降、時計業界では「大ぶりなモデル」と「スポーティなモデル」が人気を集めましたので、マークシリーズもこのトレンドに影響を受けたのでしょう。このように、マーク18のディテールを見ると、「最新のデザイン・最新のスペック」であることがわかります。これが、マーク18の“最大の良さ”です。最も今を反映したモデルをお探しの方は、マーク18がうってつけです。また、最新モデルですので、マーク17から採用されたブレスレット長さの微調整機能も継続して採用されています。トケイ通信とは、買取担当者が綴るブランド時計マニアのブログマガジンです。ただし、「歴史的なつながりが切れた」という残念さはあっても、「デザインが悪い」という意味での残念さは全くありません。むしろ、この初期のビッグパイロットウォッチデザインが好みの方であれば、「こちらの方が好き」という評価になるでしょう。ここまで紹介したように、私はマーク18の評価を迷っています。それは、以下の２つの要素が混在しているからでした。「マーク11から引き継がれた“伝統デザイン”を守ることが重要」であれば、マイナス面が大きく感じます。しかし、「伝統デザインよりも、“現代の時計”として作ることが重要」ということであれば、マーク18はプラス面の多い優秀な時計です。この点は、以降で詳しく説明します。是非、最後までご覧ください。百聞は一見にしかず。下に、ビッグパイロットウォッチ（IW500912）の画像を用意しました。このモデルは、いくつかあるビッグパイロットウォッチの中でも、1940年の初期デザインに近いデザインをもつモデルです。比較できるように、隣にマーク18の画像も並べておきます。実は、私が迷っている理由は、私の中で以下の２つの評価が混在しているからです。きっと、新しいものをクリエイトするときには、賛否両論あるものだと思います。IWCは、マーク18のデザインをマークシリーズの初期や中期のデザインから大きく変える際に、それも覚悟した上なのだと思います。私の意見は参考までに、最終的には、皆さんそれぞれの考えを大事にしてください！ そして、着けごこちの良いブレスレットがしっかりと、そして少ししっとりと手首をガードする・・・今だからこの時計について書きたかった！！ そんな時計です、マーク１８は。そんな中でIWCはいち早くセリタを新たなムーブメント供給源として確保。ただ、IWCにしてみれば「え？！ なんで？！ うまくまとめて存在感も出したのに・・・」って感じだったのでしょうか？この割り切り！！ まさにIWC。 「いい時計さえ作ればいいんでしょ？」という彼らの冷徹なまでも、物作りに対する誠実さが感じられるのです。でも、腕に載せてみるとマーク１８よりも「盛り上がっている」感が半端ない（笑）まあ、ロレックスの場合は防水性も考えたオイスター・ケースの構造もあるので仕方がないのかもしれませんが・・・そのETA2892-A2のジェネリックで、登場当時は品質がもう一つだとか言われてきたセリタにしろ、元はといえば知り尽くしているETA2892-A2だし、そんなもん自分たちでなんとかしまっさ！！という感じなのでしょう（笑）その少しだけ重たくて、水平方向に広がる形状で重みを分散させた落ち着きの良いケースが腕の上にどっしりと腰を下ろす・・・マーク１５から４世代に渡って搭載されているCal.30110の血統はまだ続いているのです。中途半端なメーカーがセリタを採用するのであれば、品質面で少し不安がぬぐえませんが、そこは技術屋集団のIWC。 自分たちの腕に自信を持っており、「土台さえあればなんとかするぜ」という気合いも感じられます。「え？ いい時計作ればいいんでしょ？ だからさっさと安定した供給源を見つけたんだけど・・・・それが何か？」ってなもんで（笑）案外冷静に対処したのかもしれませんね。が、端から見ている限りでは、自社ムーブメント開発に（中には開発と言えないものもありますが）膨大なお金を注ぎ込んだ一方で、景気の後退と重なってしまい、息切れ模様であるメーカーが多いように思えます。仕様：ステンレススチールケース＆ブレスレット、自動巻きムーブメントCal.30110（ベースムーブメント：ETA2892-A2）、パワーリザーブ４２時間）、サファイアクリスタル風防、防水性：６０m防水、ブルー文字盤（夜光塗料インデックス＆針、軟鉄製耐磁文字盤）実はブレスレットも、マーク１７のさらに前の世代であるマーク１６の頃と比べると変わっています。一箇所に重みが集中したりしないため、ケースの重心のバランスがしっかりと取られている印象です。着け心地はいいんだけど、なんか盛り上がっている感がすごく伝わってくるわけです。実は・・・冒頭でETAムーブメントのジェネリックである「セリタ」が出てきましたが、このマーク１８が搭載しているのはCal.30110、ETA2892-A2を改良したものです。高級ラインには自社ムーブメント、そしてスタンダードラインにはETAかセリタのチューニングムーブメントという２層展開にさっさと切り替えました。マーク１８の１世代前のモデル、マーク１７もしっかりと重量バランスに配慮されていたのか、ケース幅４１mmとまあまあ大きいサイズなのにもかかわらず、着けごこちはそれほど悪くないモデルです。強烈に薄いとまた不安があるんだけど、まあ１０〜１１mmくらいまでならそれほど不安はないですよね。使われている金属の質も、かなり質の良いステンレスを仕入れていると言われており、そこから切削製法で切り出しています。絶対に伸びない、緩まないと評判だったマーク１６の頃のブレスレット・・・自社ムーブメントにこだわるよりもパッケージングを優先したIWCの勝利です。文字盤のデイト表示のデザインについては確かに好みが別れる可能性がありますが、これが好きな人もいるかも・・・と思います。IWCの中では、セリタに改良を加えたムーブメントにはCal.35111という名前が付けられており、ポートフィノに搭載されています。IWCがETAに注文を付けてガンガン改良させた、半ば「半自社ムーブメント」と呼んでもいいようなパワーソースの流れが・・・。その流れを続けることにIWCはなんらかの意義を感じているのかもしれません・・・。２００６年にETAムーブメントの供給が停止されると発表されて以来、各社続々と自社ムーブメントを用意してきました。確かにコマとコマの間の連結部がクネクネと動くわりには横方向の剛性の強さが半端ではなく、「絶対に緩まない」と言われても納得できるほどの心強さを感じました。本当によくできた時計であり、それは使っていると肌で感じることができる・・・本当に実感できるものなんですね。でも、それが逆に鉄板を腕に巻きつけているかのような、動きが少ない暑苦しさとなって伝わってきていたのも事実で、あまりに剛性が強すぎるとそれまた問題だなと思ったものです。腕を時計にくぐらせると、わずかに時計ケース本体の方が重たいかな・・・ブレスレットの裏側もコマの一つ一つがわずかに湾曲した形状になっており、着け心地のよさに貢献しています。１００本以上の時計を経験してきて、改めてIWCに触れるとき・・・IWCのケース設計の巧みさ・・・全体的なコーディネートのうまさに感心せざるを得ないのです。「いい時計」というのは自社ムーブメントであろうが、市販ムーブメントであろうが、最終的には時計全体をパッケージングするメーカーの手に委ねられるのです。ところが業界から猛烈な反発に遭ってしまい、２０２０年まで供給するわとか言い出す始末・・・IWCは自分たちが技術屋だって絶対的な自信を持っているし、ETAポンだと揶揄されているマークシリーズに搭載されているCal.30110だって、元はETA2892-A2・・・IWCがETAに散々ギャンギャン注文つけて改良させた隅々までよく知っているムーブメントです。有力な対抗馬であるロレックスのエクスプローラー１（２１４２７０）は分厚い「コロンコロン」感が半端ない感じがしますが、実は厚みは11.5mmとこのマーク１８よりも0.5mm分厚いだけです。ところが、マーク１７の頃から若干緩さを感じる様になってきました。マーク１７になってケース幅が一気に拡がった時は、僕も含め「なんでパイロットウォッチをあんなに肥大させるんだ！！」と非難轟々でした。その中でもIWCは、当時はまだ信頼性が今ひとつだと言われてきたETAムーブメントのジェネリック「セリタ」へといち早く切り替えました。セリタでもIWCの手にかかればただのセリタではなくなってしまう。IWCの場合はさっさと割り切って完成された薄型ムーブメントであるETA2892-A2を採用し、結果として時計ケース本体の厚みを絞り込み、さらに磁気をブロックする軟鉄ケースまで中に押し込んだ・・・。緩まないブレスレットを求めてかなり念入りな作りのブレスレットを生み出した後で、着け心地に影響する「緩さ」を考えた方向転換・・・。考えてみれば人間の体って柔らかいわけで、そこにガチガチに硬いものを持ってきたら違和感を感じるのは当然で（笑）ブレスレットにある程度緩さがあったほうが心地よいのも納得です。当時は周囲からやれ「IWCもとうとうETAポンで荒稼ぎを始めた」だとか「IWCは普通の時計ブランドに成り下がった」だとか散々言われていましたが、当のIWCは実際そんなこと夢にも考えてなかったのかもしれません（笑）「いい金属を使ってるな！！」と肌で実感できるブレスレットなのです。今からもう１０年以上前に本来ならばETAムーブメントの供給は止まっているはずでした。むしろマーク１８とそれほど変わらないのでは・・・と感じさせるくらいです。いずれにせよ、自社ムーブメントを搭載したモデルが珍しくもなんともなくなった今、さっさと市販ムーブメントを自分たちでチューニングしてまとめ上げ、素晴らしい時計を作り上げてきたIWCには敬服する以外にありません。この重心バランスの巧みさはマーク１６でも感じましたが、実際に触ってみると改めて実感します。ブレスレット作りのより深い領域に入ろうとしているような気がします。むちゃくちゃ薄いということはそれだけ中の機械の設計に無理をしているということです。とか言っている僕も、最初はマーク１８を見た時、「あ〜顔をマーク１６に戻して、マーク１７では不評だった大きくなりすぎたボディーをちょっと絞り込んだだけじゃんか〜」とか思ってましたwww厚みはまあまああっても、その厚みをうまく縦、そして横に水平方向に伸ばしている・・・。有名ブランドの機械式腕時計を口コミインプレッション形式でお伝えします。 40mmあれば十分です。 以上の点を踏まえて、時計を バッ！ と一瞬で見た時に .
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