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「1小節の中には4分音符が4つ入る」と覚えておくといいでしょう。数字の上に棒が1本だけあったら、それが4分音符です。図では、1小節目はすべて4分音符、2小節目はすべて8分音符、3小節目はすべて2分音符です。図のように、それぞれの音をカタカナにして覚えるとリズムを理解しやすいです。しっかり覚えましょう。ひとつの小節には、メトロノームが4回「カチ・カチ・カチ・カチ」と鳴る長さだけ、音が入ります。4回手拍子をして「タン・タン・タン・タン」という長さだけ音が入ります。この「カチ」や「タン」の1回分の長さが、下の図でいうところの、4分音符です。もし五線譜が分からなくても全く問題ありません。上の棒が「音の長さ」を表していることだけを知っておいてもらえれば十分です。曲を聞きながら、TAB譜の数字だけたどって行けば、演奏に大きな支障はないはずです。「P」の記号は、プリング・オフを意味しています。ハンマリングの反対です。Pでつながれた、左右両方のフレットを押さえておきます。そして弦を弾きます。その直後に、数字が大きい方のフレットの指を、弦をひっかくように離して、音を出します。落ちるような音です。コード譜にも、TAB譜にも、4分音符や8分休符などの、拍子の記号が出てきます。ストロークの記号や数字の上に付いている棒や旗が、拍子を表す記号です。また、一定の間隔で、縦の線が入っていますが、この線で区切られている区間を、小節といいます。楽譜は、左から右へ向かって読んでいきます。上のコード譜の場合、左から順に「C→Am→Em→C」の順にコードを弾くということです。コードダイアグラムを見て、それぞれのコードを押さえ、その下のリズム譜にしたがって、ストロークします。棒が1本に加えて、横向きに1本の旗が出ているのは、8分音です。4分音符の半分の長さで、1小節の中に8つ入ります。もっと詳しく楽譜を学びたい方は、ギターの楽譜ではなく、一般的な楽譜を先に学ぶことをオススメします。普通の楽譜をしっかりマスターしてから、ギターの楽譜に取りかかった方が、理解が深まり、よりスムーズに学習が進むでしょう。TAB譜には、押さえる場所やリズムの他に、テクニックについても書いてあります。テクニックの記号について説明していきましょう。「C」の記号は「チョーキング」です。チョーキングは、弦を引っ張って音を変えるテクニックです。「C」でつながれている数字のフレットを押さえて音を出し、そのままフレットに対して水平方向に、弦を引っ張りあげます。弦でフレットをこするようなイメージです。「ギューン」と高くなる音が特徴です。「~~~」という記号がついているのは、「ビブラート」です。弦を押さえて音を鳴らし、押さえている指をそのまま、弦に対して水平方向に、フレットをこするように、弦を上下に揺らします。うねうねと揺れる音色が特徴です。次に、TAB(タブ)譜の読み方を覚えましょう。以下の画像がTAB譜の例です。はじめにコード譜から説明しましょう。コード譜は、「コードダイアグラム」と「リズム譜」の2つでできています。「S」の記号は、スライドです。「S」でつながれた、左の数字を押さえて弦を弾きます。そして、その弦の振動を残したまま、押さえている指を、次の数字のフレットへスライドします。なめらかな音の変化が特徴です。TAB譜に「H」という記号があったら、それはハンマリング・オンです。Hでつながれている左側の数字でフレットを押さえ、弦を弾きます。その直後に、他の指で、右側の数字のフレットを「ハンマ―でたたくように」押さえます。すると、跳ねるような音が出ます。これがハンマリングオンです。棒が1本あり、旗がなく、棒の下が白丸になっているのは、2分音符です。4分音符の2倍の長さで、1小節に2つしか入りません。ギターの楽譜には2種類あります。「コード譜」と「TAB(タブ)譜」です。「コード譜」はギターコードが描かれた楽譜で、名前の通り、コード演奏に使います。「TAB譜」は6本線の楽譜で、ギターソロなどの単音弾きで使います。それぞれ詳しく説明していきましょう。ギターのコードや基礎練習のことでお困りではありませんか?MFCミュージックは、ギターの練習に役立つ情報を日々提供しております。次に、上のTAB譜の赤丸の中の数字は「1」だから1フレットを意味しています。この数字があるのは、6弦だから「6弦1フレット」を弾けば良いです。このとき、数字の上についている棒は、五線譜の音符についている「ハタ」と同じ意味です。たとえば、ただの1本棒なら四分音符の長さで弾くことを意味します。例えば、上のTAB譜の①では、5弦3フレットを押さえて弾きます。②では、3弦の線の上に「0」と書いてあるので、フレットを押さえないで3弦を弾きます。これだけでTAB譜は読めたも同然です。今回は、ギターの楽譜の読み方を説明しました。今回の内容は、いっぺんに覚えなくても問題ありません。弾きたい曲の楽譜を見て、分からないところがあったときに、その都度調べて覚えれば十分です。「ギターの楽譜を読むのは難しそう」と思っている方は多いでしょう。しかし、実は、ギターの楽譜は、5分で読めるようになるのです。この記事では、ギターの楽譜の読み方を分かりやすく紹介します。苦手意識がある人も、ぜひ、最後まで読んでみてください。最後には「なんだ、ギターの楽譜って簡単じゃん」と思って頂けると思います。このようなことでお悩みではありませんか?ギターを始めたばかりの頃は、押さえられるコードも少なく、好きな曲を思うように弾けないものです。コードダイアグラムとリズム譜を合体すると、コード譜になります。
ギターtab譜とピアノソロ譜が無料で楽しめるサイト(毎日更新!)。人気楽譜のランキングやレクチャー動画に加え、楽譜を見開きで表示させたり、自動的にスクロールさせる機能もあります! ギターをやっているのですが、楽譜を入力するとtab譜に変換されるようなフリーソフトはありませんか?ご存知のかたいましたら教えてください。よろしくお願いしますたとえば近所の子供にギターを教える為に、tab譜を作ろうと言うのでした Guitar Tabs Channel 51,894 views. 4:44. また、ギターには「異弦同音」というものがあり、音符で書かれると困ることがあります。いわゆる「一点ハ(ド)」はギターでは「2弦1フレット」ですが、これ以外にも「3弦5フレット」、「4弦10フレット」、「5弦15フレット」、「6弦20フレット」も同じ「一点ハ」です。「ド」と書かれても、「どこのドかわからない!」なんてことになります。TAB譜だと一発で分かりますね。音符が5線上に書かれるのに対して、TAB譜はギターの弦の本数に合わせた6本線を使います。「音が低いものは下に、音が高いものは上に書く」という楽譜のルールに従い、一番下の線が一番音の低い6弦、一番上の線が一番音の高い1弦をあらわしています。7弦ギターや8弦ギターなら7本線や8本線、ベースやウクレレなら4本線が使われます。腕前で勝負するスタジオミュージシャンやツアーミュージシャンは、譜面が読めなければ仕事ができません。またサックスやピアノなど他のパートと譜面でやり取りをするギタリストは、音符が読めて当たり前です。しかしこうした環境にいなければ、またこうした活動を目指さなければ、音符が読めたところでそのスキルを発揮する機会はありません。譜面が読めない代わりに耳と感性を鍛え上げて、問題なく活動しているアーティストも大勢います。縦の線はフレットをあらわし、一番左の太い線はナットをあらわします。ハイポジションのコードを書くときには、書かれないこともあります。弦上に記された「●」が実際に押さえる場所で、左側に記された「○」の部分は開放弦を鳴らすことを意味します。「×」の部分は指で触れて鳴らさないようにします。ギター特有のテクニックを指定するために、TAB譜にはさまざまな記号が使われます。譜面作成者や国籍によりいくつかのパターンがありますが、ここでは日本国内で一般的にみられる書き方を紹介します。「アーミング」や「ピックスクラッチ」といった記号化しにくい特殊なものについては、そのまま文字が書かれます。音符の方にのみ表記されることもありますので、注意が必要です。この記号、ホチキスの針はどう見てもダウンっぽくないし、Vの字はどう見てもアップっぽくありませんね。この記号はヴァイオリン属の楽器における弓の動かし方を指定する記号を拝借したもので、ギター用の記号ではありません。近年ではこの記号にこだわらず、「DUDUDU」などアルファベット、「↓↑↓↑↓↑↓↑」など矢印での表記が採用されることもあります。横線はギターの弦をあらわしています。一番上が一番細い1弦、一番下が一番太い6弦です。ついつい鏡と間違えて、上下を間違えてしまわないように気をつけましょう。1弦の音は高く、6弦の音は低いことに注目し、「楽譜は音が高いものは上に、音が低いものは下に書く」と心得ておきましょう。これはTAB譜と同じ考え方です。「チョーキング」では「C」や「cho」が使われます。ただ単に「チョーキング」と言った場合、音の上げ幅は「1音(2フレット分)」です。このため混同を避けるため「1音チョーキング」と言うこともあります。いよいよTAB譜を見ていきましょう。先程ダイアグラムで表記したCメジャーのコードは、TAB譜で表記すると図2,3なります。コード名と音符が併記されることも多くあります。スライドでは、スラーの上下に「S」を書きます。スライドは二つの音を滑らかにつなぐ表現なので、始まりの音と終わりの音がはっきりと書かれます。図1はCメジャーコードのポジションが記載されたダイアグラムです。実際にギターを覗き込んだたような、視覚的に見やすい絵となっているのが特徴です。自分は「TAB譜しか読めない」ということを気にしているギタリストは多いのではないでしょうか。でも、今のところ気にする必要は全くありません。TAB譜からポジションやリズムが正確に読み取れれば自分のパートはちゃんと弾けるのですから、それで大丈夫です。「エレキギター博士」はこれからエレキギターを始めるギター初心者向け入門講座から、エレキギターの種類やシールド・ピックアップ・ギターアンプ・エフェクターなどのギター周辺機器について、またギターの練習方法やコード理論など、エレキギターに関する様々なことを知ることができる総合エレキギターサイト。など、ギター向けではない譜面を見てギターを弾くことができます。またジャズのセッションでは主旋律とコードしか書いていない「リードシート(Cメロ譜)」という簡潔な譜面がメンバー全員に渡され、それを基に演奏します。こうした活動では、やはり音符が読めた方が好都合ですね。ギター用の譜面は、ギター専用のさまざまな書き方で書かれています。譜面なんかまともに読んだことがないという初心者はもちろん、他の楽器をやってきた経験から音符が読めるという人でも、ギター専用の楽譜に面食らうことが多くあるようです。そこで今回は、ギター専用の書き方の代表選手「TAB譜」と「ダイアグラム」に注目してみましょう。こういったものの読み方が分かれば、ギターの練習がよりいっそうはかどりますよ。弦上の数字は押さえるフレット数をあらわし、「0」は開放弦を意味します。ダイアグラムで「×」と表記されたミュートする弦は、TAB譜ではこのように何も書かれないことが多いです。ハンマリングでは、スラーの上下に「H」を書きます。正式名称「ハンマリング・オン」から「HO」と表記することもあります。
「1小節の中には4分音符が4つ入る」と覚えておくといいでしょう。数字の上に棒が1本だけあったら、それが4分音符です。図では、1小節目はすべて4分音符、2小節目はすべて8分音符、3小節目はすべて2分音符です。図のように、それぞれの音をカタカナにして覚えるとリズムを理解しやすいです。しっかり覚えましょう。ひとつの小節には、メトロノームが4回「カチ・カチ・カチ・カチ」と鳴る長さだけ、音が入ります。4回手拍子をして「タン・タン・タン・タン」という長さだけ音が入ります。この「カチ」や「タン」の1回分の長さが、下の図でいうところの、4分音符です。もし五線譜が分からなくても全く問題ありません。上の棒が「音の長さ」を表していることだけを知っておいてもらえれば十分です。曲を聞きながら、TAB譜の数字だけたどって行けば、演奏に大きな支障はないはずです。「P」の記号は、プリング・オフを意味しています。ハンマリングの反対です。Pでつながれた、左右両方のフレットを押さえておきます。そして弦を弾きます。その直後に、数字が大きい方のフレットの指を、弦をひっかくように離して、音を出します。落ちるような音です。コード譜にも、TAB譜にも、4分音符や8分休符などの、拍子の記号が出てきます。ストロークの記号や数字の上に付いている棒や旗が、拍子を表す記号です。また、一定の間隔で、縦の線が入っていますが、この線で区切られている区間を、小節といいます。楽譜は、左から右へ向かって読んでいきます。上のコード譜の場合、左から順に「C→Am→Em→C」の順にコードを弾くということです。コードダイアグラムを見て、それぞれのコードを押さえ、その下のリズム譜にしたがって、ストロークします。棒が1本に加えて、横向きに1本の旗が出ているのは、8分音です。4分音符の半分の長さで、1小節の中に8つ入ります。もっと詳しく楽譜を学びたい方は、ギターの楽譜ではなく、一般的な楽譜を先に学ぶことをオススメします。普通の楽譜をしっかりマスターしてから、ギターの楽譜に取りかかった方が、理解が深まり、よりスムーズに学習が進むでしょう。TAB譜には、押さえる場所やリズムの他に、テクニックについても書いてあります。テクニックの記号について説明していきましょう。「C」の記号は「チョーキング」です。チョーキングは、弦を引っ張って音を変えるテクニックです。「C」でつながれている数字のフレットを押さえて音を出し、そのままフレットに対して水平方向に、弦を引っ張りあげます。弦でフレットをこするようなイメージです。「ギューン」と高くなる音が特徴です。「~~~」という記号がついているのは、「ビブラート」です。弦を押さえて音を鳴らし、押さえている指をそのまま、弦に対して水平方向に、フレットをこするように、弦を上下に揺らします。うねうねと揺れる音色が特徴です。次に、TAB(タブ)譜の読み方を覚えましょう。以下の画像がTAB譜の例です。はじめにコード譜から説明しましょう。コード譜は、「コードダイアグラム」と「リズム譜」の2つでできています。「S」の記号は、スライドです。「S」でつながれた、左の数字を押さえて弦を弾きます。そして、その弦の振動を残したまま、押さえている指を、次の数字のフレットへスライドします。なめらかな音の変化が特徴です。TAB譜に「H」という記号があったら、それはハンマリング・オンです。Hでつながれている左側の数字でフレットを押さえ、弦を弾きます。その直後に、他の指で、右側の数字のフレットを「ハンマ―でたたくように」押さえます。すると、跳ねるような音が出ます。これがハンマリングオンです。棒が1本あり、旗がなく、棒の下が白丸になっているのは、2分音符です。4分音符の2倍の長さで、1小節に2つしか入りません。ギターの楽譜には2種類あります。「コード譜」と「TAB(タブ)譜」です。「コード譜」はギターコードが描かれた楽譜で、名前の通り、コード演奏に使います。「TAB譜」は6本線の楽譜で、ギターソロなどの単音弾きで使います。それぞれ詳しく説明していきましょう。ギターのコードや基礎練習のことでお困りではありませんか?MFCミュージックは、ギターの練習に役立つ情報を日々提供しております。次に、上のTAB譜の赤丸の中の数字は「1」だから1フレットを意味しています。この数字があるのは、6弦だから「6弦1フレット」を弾けば良いです。このとき、数字の上についている棒は、五線譜の音符についている「ハタ」と同じ意味です。たとえば、ただの1本棒なら四分音符の長さで弾くことを意味します。例えば、上のTAB譜の①では、5弦3フレットを押さえて弾きます。②では、3弦の線の上に「0」と書いてあるので、フレットを押さえないで3弦を弾きます。これだけでTAB譜は読めたも同然です。今回は、ギターの楽譜の読み方を説明しました。今回の内容は、いっぺんに覚えなくても問題ありません。弾きたい曲の楽譜を見て、分からないところがあったときに、その都度調べて覚えれば十分です。「ギターの楽譜を読むのは難しそう」と思っている方は多いでしょう。しかし、実は、ギターの楽譜は、5分で読めるようになるのです。この記事では、ギターの楽譜の読み方を分かりやすく紹介します。苦手意識がある人も、ぜひ、最後まで読んでみてください。最後には「なんだ、ギターの楽譜って簡単じゃん」と思って頂けると思います。このようなことでお悩みではありませんか?ギターを始めたばかりの頃は、押さえられるコードも少なく、好きな曲を思うように弾けないものです。コードダイアグラムとリズム譜を合体すると、コード譜になります。
ギターtab譜とピアノソロ譜が無料で楽しめるサイト(毎日更新!)。人気楽譜のランキングやレクチャー動画に加え、楽譜を見開きで表示させたり、自動的にスクロールさせる機能もあります! ギターをやっているのですが、楽譜を入力するとtab譜に変換されるようなフリーソフトはありませんか?ご存知のかたいましたら教えてください。よろしくお願いしますたとえば近所の子供にギターを教える為に、tab譜を作ろうと言うのでした Guitar Tabs Channel 51,894 views. 4:44. また、ギターには「異弦同音」というものがあり、音符で書かれると困ることがあります。いわゆる「一点ハ(ド)」はギターでは「2弦1フレット」ですが、これ以外にも「3弦5フレット」、「4弦10フレット」、「5弦15フレット」、「6弦20フレット」も同じ「一点ハ」です。「ド」と書かれても、「どこのドかわからない!」なんてことになります。TAB譜だと一発で分かりますね。音符が5線上に書かれるのに対して、TAB譜はギターの弦の本数に合わせた6本線を使います。「音が低いものは下に、音が高いものは上に書く」という楽譜のルールに従い、一番下の線が一番音の低い6弦、一番上の線が一番音の高い1弦をあらわしています。7弦ギターや8弦ギターなら7本線や8本線、ベースやウクレレなら4本線が使われます。腕前で勝負するスタジオミュージシャンやツアーミュージシャンは、譜面が読めなければ仕事ができません。またサックスやピアノなど他のパートと譜面でやり取りをするギタリストは、音符が読めて当たり前です。しかしこうした環境にいなければ、またこうした活動を目指さなければ、音符が読めたところでそのスキルを発揮する機会はありません。譜面が読めない代わりに耳と感性を鍛え上げて、問題なく活動しているアーティストも大勢います。縦の線はフレットをあらわし、一番左の太い線はナットをあらわします。ハイポジションのコードを書くときには、書かれないこともあります。弦上に記された「●」が実際に押さえる場所で、左側に記された「○」の部分は開放弦を鳴らすことを意味します。「×」の部分は指で触れて鳴らさないようにします。ギター特有のテクニックを指定するために、TAB譜にはさまざまな記号が使われます。譜面作成者や国籍によりいくつかのパターンがありますが、ここでは日本国内で一般的にみられる書き方を紹介します。「アーミング」や「ピックスクラッチ」といった記号化しにくい特殊なものについては、そのまま文字が書かれます。音符の方にのみ表記されることもありますので、注意が必要です。この記号、ホチキスの針はどう見てもダウンっぽくないし、Vの字はどう見てもアップっぽくありませんね。この記号はヴァイオリン属の楽器における弓の動かし方を指定する記号を拝借したもので、ギター用の記号ではありません。近年ではこの記号にこだわらず、「DUDUDU」などアルファベット、「↓↑↓↑↓↑↓↑」など矢印での表記が採用されることもあります。横線はギターの弦をあらわしています。一番上が一番細い1弦、一番下が一番太い6弦です。ついつい鏡と間違えて、上下を間違えてしまわないように気をつけましょう。1弦の音は高く、6弦の音は低いことに注目し、「楽譜は音が高いものは上に、音が低いものは下に書く」と心得ておきましょう。これはTAB譜と同じ考え方です。「チョーキング」では「C」や「cho」が使われます。ただ単に「チョーキング」と言った場合、音の上げ幅は「1音(2フレット分)」です。このため混同を避けるため「1音チョーキング」と言うこともあります。いよいよTAB譜を見ていきましょう。先程ダイアグラムで表記したCメジャーのコードは、TAB譜で表記すると図2,3なります。コード名と音符が併記されることも多くあります。スライドでは、スラーの上下に「S」を書きます。スライドは二つの音を滑らかにつなぐ表現なので、始まりの音と終わりの音がはっきりと書かれます。図1はCメジャーコードのポジションが記載されたダイアグラムです。実際にギターを覗き込んだたような、視覚的に見やすい絵となっているのが特徴です。自分は「TAB譜しか読めない」ということを気にしているギタリストは多いのではないでしょうか。でも、今のところ気にする必要は全くありません。TAB譜からポジションやリズムが正確に読み取れれば自分のパートはちゃんと弾けるのですから、それで大丈夫です。「エレキギター博士」はこれからエレキギターを始めるギター初心者向け入門講座から、エレキギターの種類やシールド・ピックアップ・ギターアンプ・エフェクターなどのギター周辺機器について、またギターの練習方法やコード理論など、エレキギターに関する様々なことを知ることができる総合エレキギターサイト。など、ギター向けではない譜面を見てギターを弾くことができます。またジャズのセッションでは主旋律とコードしか書いていない「リードシート(Cメロ譜)」という簡潔な譜面がメンバー全員に渡され、それを基に演奏します。こうした活動では、やはり音符が読めた方が好都合ですね。ギター用の譜面は、ギター専用のさまざまな書き方で書かれています。譜面なんかまともに読んだことがないという初心者はもちろん、他の楽器をやってきた経験から音符が読めるという人でも、ギター専用の楽譜に面食らうことが多くあるようです。そこで今回は、ギター専用の書き方の代表選手「TAB譜」と「ダイアグラム」に注目してみましょう。こういったものの読み方が分かれば、ギターの練習がよりいっそうはかどりますよ。弦上の数字は押さえるフレット数をあらわし、「0」は開放弦を意味します。ダイアグラムで「×」と表記されたミュートする弦は、TAB譜ではこのように何も書かれないことが多いです。ハンマリングでは、スラーの上下に「H」を書きます。正式名称「ハンマリング・オン」から「HO」と表記することもあります。